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こだわりを活かした家づくり。間取りや収納、家事動線の工夫
マイホームの建築を考えたとき、こだわりを活かした家づくりをしたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、実際に家づくりをした方のこだわりポイントやこだわりすぎたと感じた点、家づくりをする前に知っておきたいことなどについて、ママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。
こだわりの家づくりをしたい
家づくりを考えたとき、家族のこだわりポイントをじょうずに活かすためには、どのようなことを優先するとよいのか気になるママやパパもいるかもしれません。今回は、実際に家づくりを経験した方の体験談から、こだわりを活かしてよかったことやこだわりすぎたと感じた点、家づくりの前に意識しておきたいポイントなどについてお伝えします。
家づくりのこだわりポイント
子どもと暮らすママやパパは、家づくりにどのようなこだわりがあるのでしょうか。家づくりを経験したママやパパに、こだわりポイントを聞きました。
間取りと収納
1歳児のママ
4歳児と6歳児のママ
うちの場合クローゼットなど収納の位置にこだわりました。家族の服を収納するウォークインクローゼットを、浴室に近い位置に配置したことで、入浴や洗濯の際にとても便利だと感じています。
間取りや収納のこだわりポイントには、家事の負担を軽減する家事動線や、収納場所の配置にこだわったママがいました。他にも、吹き抜けのある開放的な間取りがこだわりポイントだと考えたパパもいるようです。
外観や内装
1歳児と5歳児のママ
我が家は内装に使用する材料にこだわり、国産の無垢材や湿度管理に適した桐などを寝室に使いました。外装や庭はローコストな材料から選ぶことで、理想の住環境ながらも予算内でマイホームを建てられてよかったです。
内装へのこだわりを優先するため、その他にかかるコストを抑えたというママもいるようです。外装のこだわりポイントとして、錆に強い金属板と木を融合した外観で、スタイリッシュでぬくもりのある家づくりをしたというパパの声もありました。
キッチンや水回り
1歳児のママ
私のこだわりポイントは、子どもの様子が見やすいアイランドキッチンにしたことです。キッチンからリビング全体が見渡せるので、歩き始めた娘の様子を見ながら料理ができ、とても気に入っています。
キッチンや水回りの仕様にこだわりを活かしたいと考えるママもいるようです。他にも、既製品を使わずに自由設計型の浴室にこだわったというパパの声もありました。
家づくりでこだわりすぎたと感じたこと
家づくりを経験したママやパパに、実際に暮らしてみて気がついたことやこだわりすぎたと感じた点について聞きました。
部屋の広さ
3歳児と6歳児のママ
リビングを大きな吹き抜け空間のある間取りにしました。実際に暮らしてみると、2階で遊ぶ子どもの様子や声がリビングにいるお客さんに伝わったり、冬の暖房費が以前より高くなってしまったりと、開放感にこだわりすぎたため気づかなかった部分が見えてきました。
3歳児と5歳児と6歳児のパパ
将来は子どもたちそれぞれの部屋が必要だと感じ、部屋数の多い設計にしました。しかし、まだ幼い子どもたちは兄弟でいっしょに遊ぶことの方が多かったので、最初から壁で仕切らずに広い部屋にしておいてもよかったなと感じました。
部屋の広さや間取りは、実際に暮らしてみると想像と違ったと感じる方もいるようです。他にも、子どもが成長して体が大きくなると、リビングの間取りをもう少し広めにしてもよかったというママの声もありました。
窓の位置や大きさ
3歳児のママ
南向きのリビングに、パパのこだわりで大きな窓ガラスを入れました。思った以上に夏場の日差しが強かったので、パパ自身も開放感にこだわりすぎたと感じているようです。
窓の大きさや位置は、日差しとのバランスを考えるとよいかもしれません。時期によって窓から差しこむ日差しの角度を考え、窓をつける位置や屋根の長さにもこだわると家の中ですごしやすそうですね。
家事動線
4歳児と6歳児のママ
キッチンの横に洗濯場などの水回りを配置して、家事がスムーズに行える間取りにこだわりました。しかし、お風呂や手を洗いに行く子どもたちとの生活動線と重なることに気づき、少し家事動線にこだわりすぎたかなと感じています。
家事動線にこだわりたいときは、家族の生活動線と重ならないように間取りを考えることで、家族みんなが生活しやすい家になるかもしれません。 電気を使う調理器具などがある場合は、コンセントの位置も意識しておくとよさそうですね。
こだわりの家づくりをする前に知っておきたいポイント
快適さとこだわりを反映させたマイホームを実現させるために、家づくりの前に知っておきたいポイントをママやパパに聞きました。
プランニング
2歳児と5歳児のパパ
こだわり条件をもとに業者に見積もりをお願いしたところ、建築費が大幅にオーバーしてしまいました。どうしてもこだわりたい部分と譲歩してもよい部分とを家族でしっかり話しあいながら、プランニングを進めることが大切だと感じました。
プランニングの際に、こだわりのポイントと予算のバランスを把握しておくことも大切なポイントのようです。家づくりのプランニングを行なうときは、優先順位をつけることで建築業者との打ちあわせもスムーズに進むかもしれません。
機能
3歳児と5歳児のママ
大きな吹き抜け空間のある家にこだわりがあったので、年間のランニングコストを考慮して気密性の高い住宅にしました。土地を探す際にも、近隣の方に気候をお聞きして家づくりの参考にしました。
光熱費や電気代など、建てた後のランニングコストなども考慮して家づくりを進めたというママがいました。他にも、調湿機能を備えた壁紙やパネルもあるそうで、インテリアとのバランスを考えて色や柄を選んだというママの声もありました。
こだわりを上手に生かした家づくりをしよう
家づくりを経験したママやパパの体験談から、こだわりポイントと実際に暮らしてみてこだわりすぎたと感じた点についてご紹介しました。こだわりをじょうずに活かすために、間取りや家事動線、機能性など優先したいポイントを家族で話しあいながらプランニングを進めた家庭もありました。
将来の生活スタイルもイメージし、家族みんなが住みやすい理想の家づくりができるとよいですね。
家事をスムーズに進めたいので、家事を行なうときの動線を意識した間取りにこだわりました。 キッチンと洗濯場を近くに配置することで、加熱中の鍋の様子を見ながら洗濯物を干すなどの往来がスムーズになり、家事にかかる時間の短縮につながりました。