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絨毯や敷き込みカーペットの掃除のコツ。重曹を使った方法やおすすめグッズ
小さな子どもがいるご家庭だと、絨毯やカーペットの汚れが気になることも多いと思います。今回は重曹やゴム手袋などを使った掃除のやり方とコツ、ママたちが実践したおすすめの掃除方法をご紹介していきます。
カーペット掃除のやり方とコツ
まずはブラッシングをする
毛足が長いカーペットなどの場合は、掃除機などをかける前にブラシで毛並みを優しい力で逆立たせておきましょう。そうすることで、毛の間に挟まった髪の毛やゴミが浮き出やすくなるようです。
掃除機のかけ方のコツ
掃除機は、カーペットに限らず毎日かけているという方も多いと思います。このとき、掃除機のかけ方にちょっとした工夫を加えるのがおすすめです。
カーペットに掃除機をかける際は、まずは毛の流れに逆らうようにあてるのがコツです。それからさまざまな方向でかけると、毛の根本のゴミが取りやすくなると言われています。
また、掃除機をゆっくりと動かしていくことも大事なポイントです。
拭き掃除のやり方
拭き掃除は、カーペットの汚れを防ぐためにも月に1~2回の頻度で行うとよいでしょう。しっかりと絞った雑巾で、絨毯をさまざまな方向から拭いていきます。
汚れた場所を掃除する際、濡れた雑巾だけでは取れない場合は、中性洗剤や重曹を使うのもよいといわれています。バケツにお湯をはり、洗剤や洗剤を入れ溶かしてから使いましょう。最後に乾いた雑巾で乾拭きして終了です。
あると便利なおすすめ掃除グッズ
カーペットや絨毯の掃除をする際、雑巾以外でもあると便利なおすすめ掃除グッズをご紹介します。
ゴム手袋
掃除機で取り除けなかったゴミを除去するために、ゴム手袋は活躍してくれます。
掃除の仕方は使い古しのゴム手袋をつけ、カーペットをなでるだけという簡単なもの。ゴムの摩擦により、ゴミが自然と集まります。自分の手を使って行うので、より細かい部分まで掃除できるでしょう。
重曹
重曹はカーペットについたシミを取り除いてくれるだけではなく、消臭効果もあると言われているようです。
重曹を混ぜたぬるま湯で絞った雑巾で拭いたり、スプレー容器に入れて直接吹きかけるなど活用方法はさまざま。
天然素材のため、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使用できそうです。カーペット自体にもやさしいので、賃貸などで備え付けのカーペットを使用されている方も安心して使用できるでしょう。
コロコロ
コロコロの正式名称は粘着カーペットクリーナーといい、ホームセンターや100均でも見かける便利な掃除道具です。
掃除の仕方は、カーペットの上をコロコロと動かしていくだけという簡単な操作。掃除機で根本のゴミを取り除いたあとにコロコロを使って表面を掃除すると、よりキレイに掃除ができるでしょう。
コンパクトな物を選んでテレビの近くなどに置いておけば、空いた時間にパパっと掃除できるのも大きなメリットの一つです。
スチームクリーナー
スチームクリーナーは蒸気の力を使うことで、カーペットについた汚れを浮かすことができます。
また、高温で掃除するため、ダニ対策として使用したというママの声もありました。
スチームクリーナーが無い場合は、スチームアイロンで代用してもよいかもしれません。
カーペットの素材が熱に弱いという可能性もありますから、使用する際には注意しましょう。
【体験談】ママたちに聞く、やってよかった掃除方法
小さなお子さんを持つママたちに、効果があったカーペットの掃除方法を聞いてみました。
ゴム手袋が救世主に!
「1歳になる娘がふと絨毯の上で寝転がっていました。私もいっしょになって隣で寝転ぶと、掃除機をかけたはずの絨毯から髪の毛や小さなゴミが見えて驚きました。
ひたすらガムテープで髪の毛を集めてみましたが、果てしない作業で心が折れそうだったのでネットで検索してみたところ、絨毯には使い古しのゴム手袋がよいとのことで、早速試してみました。
手で絨毯をこするだけで、面白いほど髪の毛や小さなゴミがとれました。小さな子どもがいるので、この方法で清潔を保っていきたいと思います」(30代・1歳女の子のママ)
こすらずトントンと叩く
「ママ友と子どもたちを招いて我が家で簡単なパーティーをしたときのことです。子どもが走り回った衝撃でジュースがこぼれてカーペットも汚れてしまいました。そのとき、ママ友のひとりが素早く対応してくれました。
彼女曰く、汚れの上にタオルやティッシュなどを当てて、こするのではなくトントンと叩くようにしたらよいのだとか。さらに、水を少量垂らしてトントンとする動作を数回繰り返すと、シミになることもなく、きれいになりました。素早く対処したのが、よかったのかもしれません」(20代・3歳男の子のママ)
敷き込みカーペットはコーティングでお手入れを楽に
「我が家のマンションは、リビングに備え付けのカーペットが敷いてありました。
2歳になる息子が、何度かカーペットの上にお菓子やジュースをこぼしたり、お絵かきで遊んでいるときにマジックがついてしまったりして困っていました。
そんなときにママ友に教えてもらったのが、業者でカーペットをコーティングしてもらう方法。油性、水性問わず汚れがつきにくくなるものです。今では、汚れたら雑巾でサッと拭くだけという簡単な手入れだけで済んでいます」(30代・2歳男の子のママ)
あらかじめ市販のスプレーで予防しておく
「たまたまホームセンターに行ったときに、絨毯の撥水スプレーを発見。
水浮きする加工のスプレーのため、飲み物などの液体をこぼしても絨毯に染み込まず、掃除がぐっと楽になりました」(20代・1歳半女の子のママ)
カーペットの掃除方法を知って快適に過ごそう
小さな子どもがいると汚す可能性も高く、カーペットを避ける人もいるかもしれません。正しい掃除方法を知り、素早く小まめに掃除をすると汚れが薄れることも多いようです。
敷き込みのカーペットの場合でも、重曹や撥水スプレーを使ったりして対策をしましょう。