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こどもの日に飾る鯉のぼりの由来と意味。身近なアイテムを使った作り方
鯉のぼりを用意して、こどもの日を楽しみたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。鯉のぼりはいつからいつまで飾るとよいのか気になることもあるかもしれません。鯉のぼりの由来や意味、身近なアイテムを使った鯉のぼりの手作りアイディアについてご紹介します。
こどもの日に飾る鯉のぼりの由来と意味
こどもの日は国民の祝日に関する法律により、5月5日に制定されたようです。
国民の祝日に関する法律第2条によると、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」とされています。
こどもの日といえば鯉のぼりをイメージするママやパパもいるのではないでしょうか。鯉のぼりの由来や意味についてご紹介します。
由来
こどもの日に飾る鯉のぼりは、奈良時代が始まりと考えられています。当時は鯉のぼりではなく、厄除けとして菖蒲やよもぎを飾っていたようです。
江戸時代頃になると、将軍家に男の子が生まれたときに家紋がついた旗指物(はたさしもの)と言われる軍旗などののぼり旗を飾っていたようです。
この風習が一般の人々に伝わり、紙に鯉の絵を描いて飾るようになったと言われています。
意味
中国の故事「登竜門」にある、龍門という滝を登ろうと多くの魚が挑むなかで、一部の魚だけが登ることができ、その魚が竜に化けたという内容から、鯉は立身出世の象徴だと言われるようになったそうです。
こどもの日に飾る鯉のぼりには、子どもの出世を願い、元気に成長するようにという意味があるようです。
【住居別】鯉のぼりを用意するポイント
マンション用と庭用の鯉のぼりを用意するときのポイントをご紹介します。
マンション用の鯉のぼり
マンションによっては、ベランダからはみ出さないようにするなど、飾りの大きさや飾り方のルールがあるようです。
鯉のぼりを用意するときは、マンションの規約を確認するとよいでしょう。
マンションでも楽しめるように、室内に飾る鯉のぼりを用意したというママがいました。天井に吊るすものや、壁に飾るタイプなどさまざまなデザインの鯉のぼりがあるようです。
ベランダや子ども部屋など、置き場所に合った大きさの鯉のぼりを用意するとよいでしょう。
庭用の鯉のぼり
庭用の鯉のぼりには、ポールを立てて飾るものや、2階のベランダなどの高い場所にフックを取りつけて鯉のぼりを吊り下げるものなどさまざまな種類があるようです。
庭に飾ることを考えて、丈夫な素材の鯉のぼりを用意したというママの声がありました。鯉のぼりの素材や特徴について店員さんに聞きながら選ぶのもよいかもしれません。
鯉のぼりを飾るのはいつからいつまで?
鯉のぼりを飾る日に決まりはないようですが、一般的に、3月20日もしくは21日の春分の日をすぎた3月下旬頃から飾るとよいと言われています。
こどもの日が終わったあとすぐに鯉のぼりを片づける家庭や、こどもの日がすぎた次の休日まで飾る家庭もあるようです。
子どもが何歳になるまで鯉のぼりを飾るとよいのか気になるママやパパもいるでしょう。鯉のぼりを飾る年齢に決まりはないようです。
子どもが小学校を卒業するまで、成人するまでなど、地域や家庭に合わせて鯉のぼりを飾りながらこどもの日を楽しめるとよいですね。
鯉のぼりの手作りアイディア
身近なアイテムを使って作れる鯉のぼりの手作りアイディアをご紹介します。
折り紙で作る鯉のぼり
折り紙を使って立体的な鯉のぼりを作ることができるようです。子どもの好きな色の折り紙を使ったり、和風な柄の折り紙を用意して、かわいい鯉のぼりを作ってみましょう。
紙コップで作る鯉のぼり
紙コップにマスキングテープやシールを貼って鯉のぼりを手作りしてみてはいかがでしょうか。
カラフルな色の紙コップや、水玉やチェック柄の紙コップなどもあるため、作りたい鯉のぼりをイメージしながら材料を用意しましょう。
フェルトで作る鯉のぼり
鯉のぼりの形に切ったフェルトをボンドを使って紐に取りつけて、ガーランドを作ることができるようです。
同じ形に切ったフェルトを2枚重ねて中に綿を入れ、ぬいぐるみのような鯉のぼりを作るというアイディアもあるようです。
鯉のぼりを飾ってこどもの日を楽しもう
こどもの日に飾る鯉のぼりは、江戸時代頃の風習が由来になっていると言われています。
折り紙や紙コップなど身近なアイテムを使って鯉のぼりを手作りすることもできるようです。子どもとオリジナルの鯉のぼりを工作すると楽しいでしょう。
鯉のぼりを飾って、こどもの日にすてきな思い出を作れるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年3月23日の記事作成時点のものです。