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幼稚園の卒園式で読む謝辞。感謝を込めた謝辞の書き方とポイント
例文や読むときに意識したこと
幼稚園の卒園式で謝辞を読むことになったとき、どのように書くと感動できる謝辞になるのかや、何分で読めばよいのかなど知りたいママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、卒園式で読む謝辞の書き方や例文、書くときのポイントや読むときに意識したことなどを体験談を交えてご紹介します。
卒園式に読む謝辞について知りたい
卒園式で読む謝辞とは、卒園児の保護者を代表して幼稚園や先生方へのお礼と、子どもたちへの激励を述べる挨拶のことをいうようです。
幼稚園の卒園式で謝辞を読むことになったとき、どのようなことを書けばよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。
卒園式で読む謝辞の書き方
卒園式で読む謝辞を用意することになったとき、書き方に悩むママもいるかもしれません。謝辞はどのように書くとよいのでしょうか。
季節の挨拶とお祝いの言葉
最初に季節にあわせた挨拶と、卒園式を執り行っていただいたことへのお礼、卒園児および保護者への卒園祝いの言葉を述べるとよいようです。季節の挨拶では、住んでいる地域にあわせた挨拶ができるとよいかもしれません。当日の天気に左右されない言葉を選ぶことも大切なようです。
挨拶とお祝いの言葉の間に、謝辞を読む自身のことについて自己紹介を入れておくこともあるようです。
園への感謝と思い出
次に、幼稚園や先生への感謝の言葉と、入園式からこれまでの幼稚園での思い出を述べるとよいようです。幼稚園の保育期間は、家庭によって3年保育の場合や2年保育の場合があるようなので、個人的な思い出よりも園全体で行われた行事などを2〜3個入れられるとよいかもしれません。
締めの言葉
締めの言葉では、あらためて幼稚園や来賓の方々、保護者の方へのお礼を述べるとよいようです。さらに、幼稚園のますますの発展を願う言葉を入れたり、卒園児へむけて激励の言葉を述べることもあるようです。
日付と保護者代表氏名
最後に卒園式当日の日付と保護者代表の氏名を書いて、謝辞を書き終わるとよいようです。
謝辞を書くときのポイント
幼稚園の謝辞を書くとき、どのようにして書くとよいのか、書き方のポイントを聞いてみました。
読む時間を意識して書く
30代ママ
読む時間を意識して謝辞を書くようにしたというママがいるようです。他にも、800字から1000字程度にまとめると時間も短くまとまりのある謝辞が書けたというママの声もありました。
共感できる思い出を書く
30代ママ
先生や保護者のみなさんが感動してくれるような謝辞にしたいと考えました。みんなが共感できるよう、子どもたちががんばった行事や成長の様子などを謝辞に入れると、感動的な謝辞になるかと思いました。
園生活での印象的な行事や取り組みなどの思い出と、子どもたちの様子を具体的に書いたというママもいました。園全体の行事などを謝辞に盛り込むと聞いている側も共感でき、感動的な謝辞が書けるかもしれません。
卒園式で読む謝辞の例文
卒園式で読む謝辞のポイントは理解しても、どのような書き方をすればよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。ここでは卒園式で読む謝辞の例文をご紹介します。
「やわらかな春の日差しを感じられる季節となりました。本日はこのような盛大な卒園式を執り行ってくださりありがとうございます。
せんえつではございますが、保護者を代表いたしまして挨拶させていただきます。
卒園児のみなさん、ご卒園おめでとうございます。保護者のみなさま、お子さまのご卒園心よりお祝い申し上げます。
そして、園長先生はじめ、先生方には大変お世話になりました。おかげさまで本日、卒園の日を迎えられました。
思い起こせば、3年前の入園式ではぶかぶかの園児服を着た我が子は、緊張してかたときも私から離れようとしませんでした。先生方はそんな我が子にやわらかい笑顔をむけ、暖かく迎え入れてくれたおかげで、楽しく通園を始めることができました。
幼稚園では春のお花見、夏のお祭りやプール、秋の焼き芋大会、冬のお餅つきなど季節を感じられる行事をたくさん体験させてくださいました。また年長では茶道を通して礼儀や作法を学ぶ機会もあり、子どもたちにとって大変貴重な体験だったと思います。
運動会では、かわいいお遊戯や力を込めた綱引き、全員が最後まで走り抜いたリレーなど、毎年子どもたちの成長を感じることができました。
この3年間で子どもたちはとても大きく、たくましくなりました。
今後とも子どもたちの成長を見守り、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
最後になりますが、幼稚園のますますのご発展と園長先生はじめ諸先生方、職員のみなさま、来賓の方々のご多幸を心からお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。
◯◯年◯月◯日 保護者代表◯◯◯◯」
季節の挨拶やお祝いの言葉、園での思い出などの内容が盛り込まれた、例文をご紹介しました。文例を踏まえつつ、それぞれの幼稚園にあうようにアレンジしながら謝辞を書いていけるとよいかもしれませんね。
謝辞を読むときに意識したこと
幼稚園の卒園式で謝辞を読むときは緊張してしまい、いつも通りに行動できないこともあるかもしれません。謝辞を読むときに意識したことについて聞いてみました。
マナーに気をつける
30代ママ
卒園式で謝辞を読む前後のマナーについて意識するようにしていました。壇上に立ったら一度正面をみて、一歩下がってからお辞儀をするようにしました。
謝辞を読むときのマナーに気をつけたママもいるようです。他にも、名前を呼ばれたらすぐに立ち上がり、来賓の方々や園の先生方に行うお辞儀を忘れないように気をつけたというママの声もありました。
ゆっくり読む
30代ママ
幼稚園の卒園式という舞台で謝辞を読むのはとても緊張しましたが、早口にならないように気をつけました。子どもたちにも聞き取れるようゆっくりと読むことを意識しました。
子どもたちにもきちんと聞き取れるよう、謝辞をゆっくり読むことも意識したいポイントのようです。事前に子どもの前で何度も練習したというママの声もありました。
幼稚園への感謝を込めた謝辞を書こう
幼稚園の卒園式で読む謝辞の書き方にはおおよその順番があり、まずは季節の挨拶やお祝いを述べ、次いで園へのお礼と思い出などを述べるようです。幼稚園での思い出は先生や保護者に共感してもらえるような内容を書くと、感動的な謝辞になることもあるかもしれません。
謝辞を読む時間は何分という決まりはないようですが、子どももしっかりと聞いていられるよう、簡潔にまとめることも大切かもしれません。謝辞を読むときのマナーなども意識しながら、幼稚園への感謝を込めた謝辞を読めるとよいですね。
卒園式は子どもたちも年少さんから出席しているので、短い時間で行うようになっています。出席している子どもたちが退屈しないよう、3分程度で読み終わる文章量にまとめました。