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男の子の初節句。ママたちの体験談やお祝い金額の相場など
男の子の初節句のお祝いの仕方を迷うパパやママもいるのではないでしょうか。お祝いに誰を招くか、お祝い金額の相場はいくらなのかなど、気になることもありますよね。今回の記事ではお祝いに何をもらったのかなど初節句の体験談についてママたちに聞いてみました。
男の子の初節句とは
初節句とは、赤ちゃんが誕生後に最初に迎える節句のことで、男の子の場合は5月5日の端午の節句にお祝いをするのが一般的ではないでしょうか。
初節句を迎えるのが生後間もない場合には、翌年にお祝いをする家庭もあるようです。4月生まれの男の子のママに聞くと「お宮参りもまだだったことや赤ちゃんと私の体調を考え、翌年の端午の節句にお祝いをしました」と話していました。
男の子の初節句は誰と祝う?
初節句のお祝いについてママたちの体験談をききました。それぞれのやり方でお祝いをしたようです。
祖父母といっしょに
「私の実家で、両親といっしょにお祝いをしました。夫の両親は遠方のため、事前にお祝いを贈ってくれました。お礼に当日の写真や、購入した鯉のぼりの写真を送りました」
「みんなで集まってゆっくり時間を過ごしたかったので、家族3人と両家の両親で、1泊2日の温泉旅行に行きました。なかなか会えない祖父母たちが、孫のために集まってくれてありがたかったです」
筆者の周りでは、祖父母といっしょに初節句のお祝いをしたというママが多かったです。赤ちゃんを囲んでいっしょにお祝いすることで、両家の親睦につながるのかもしれませんね。
親戚みんなで
「夫の実家で、夫の両親、夫の姉2人とその家族といっしょにお祝いをしました。楽しい時間が過ごせました」
「両家の両親、夫の親戚を含め、計12人が参加しました。夫の親戚が営む飲食店で、盛大にお祝いをしてもらいました。歓迎してくださっているのが伝わってきて、ありがたかったです」
親戚みんなでお祝いをしたというママもいました。初節句のお祝いで赤ちゃんをお披露目する場合もあるようです。
初節句の食事や飾りは
実際にママたちがどのような食事や初節句の飾りを準備したのか、体験談をききました。
食事
「自宅では、鯛の姿焼きや筑前煮、お吸い物などを作り家族4人で食べました。夫の実家では、親戚といっしょにお寿司やオードブルなどのごちそうを食べました」
「自宅で、筍と鯛の入った炊き込みご飯を作りました。息子には、炊き込みご飯を軟飯にして食べさせてあげました」
「大人用に柏餅を、息子用に赤ちゃんでも食べられるケーキを買ってきました。子どもの成長を祝い、みんなで談笑しながら食べました」
普段より豪華な食事や、端午の節句の縁起物である柏餅を用意したママが多いようでした。
柏餅は、柏の木が新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子どもが生まれれば家が途絶えないという縁起物とされているようです。子孫繁栄を象徴することから、端午の節句に食べる風習になったと言われています。筆者の場合は、自宅で、みんなで桜茶を飲みながら柏餅を食べました。
飾り物
初節句の飾り物で代表的なものは、室内に飾る「兜」と、屋外に飾る「鯉のぼり」です。兜は、体を守るものであることから、子どもを交通事故や病気から守ってくれるようにという願いが、鯉のぼりには生命力の強い鯉のように、子どもがどんな環境にも耐えられる人になるようにとの願いが込められているようです。
「兜を4月中旬頃から自宅に飾りました」
「自宅の庭に、家紋入りの鯉のぼりを飾りました」
筆者の周りでは、兜のみを飾ったママが多いようでした。鯉のぼりについては、庭やベランダの広さなど住宅事情によるようです。
祖父母から孫への初節句のお祝い
次に、祖父母から孫にどのようなお祝いが贈られたかについて、ママたちに話をきいてみました。
飾り物
「10万円相当の立派な兜を、私の両親からもらいました。男の子らしくとてもかっこいい兜で、孫のために素敵なものを選んでくれた祖父母のありがたみを感じました」
「部屋に飾りやすいコンパクトな兜を、私の両親からもらいました。兜を飾るたびに息子には『おじいちゃん、おばあちゃんからもらったものだよ』と伝えています」
「夫の両親から鯉のぼりをもらいました。大きくて立派なものだったので、孫を大切に思う祖父母の気持ちを感じました」
筆者は、自身の両親から着用できるタイプの兜をもらいました。付属の陣羽織を息子に着せて写真撮影ができ、初節句のよい思い出になりました。
お祝い金
「夫の両親からお祝い金で、鯉のぼりを購入しました。立派な鯉のぼりを飾ることができ、嬉しかったです」
「両家の両親から、それぞれお祝い金をもらいました。祖父母が孫のためにくれたお金なので、子どもの将来のために大事に使わせてもらおうと思い、貯金しました」
筆者は、夫の両親からお祝い金をもらいました。夫婦で相談し、子どものために全額貯金しました。お祝い金の使い道は、子どものお祝いに使ったり、貯金にまわしたりと、夫婦で相談してみてもよいかもしれません。
お祝い金額の相場は
周囲のママ友にきいてみたところ、親戚からのお祝い金の相場は、一人あたり10000円~30000円ほどのようです。血縁関係の近さや日頃の付き合いの頻度によって、お祝い金額の相場が変わってくるのかもしれません。
祖父母から孫への初節句のお祝い金の相場は、30000円~10万円と金額には幅があるようです。お祝い金額の相場は、地域や家庭によりさまざまなのではないでしょうか。
男の子の初節句の祝い方はそれぞれ
男の子の初節句には誰を招くか、どんなものを準備するかなど、決まったお祝いの形はないようです。お祝い金額の相場も、家庭や地域によりさまざまです。
初節句は子どもにとって大切な節目の行事のひとつとも考えられますので、祖父母を招いて孫の成長を感じてもらってもよいのかもしれません。自分たちに合ったやり方で、男の子の初節句をお祝いしてみてはいかがでしょうか。