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幼児の浴衣選びと着付け方や帯の結び方。簡単にできる髪型など
ママたちに聞く女の子の浴衣選びのポイント
幼児に浴衣を着付けるとき、着せ方や帯の結び方について知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、足元とのバランスを考えるなど幼児用の浴衣の選び方や、帯の結び目の作り方など着付けの仕方、簡単にできる浴衣にあわせた髪型をママたちの体験談を交えてご紹介します。
女の子に幼児用の浴衣を着せたいとき
幼稚園や保育園の行事や地域のお祭りでは、女の子に幼児用の浴衣を着せる機会もあるのではないでしょうか。幼児に浴衣を着せるとき、どのように着付けをすると着崩れしにくいのか気になるママもいるかもしれません。
ママたちは、女の子の子どもにどのような幼児用の浴衣を用意して着付けしたのでしょう。
幼児用の浴衣の選び方
幼児用の浴衣を初めて用意するときや新調するとき、どのような選び方があるのか知りたいママもいるかもしれません。実際に、ママたちに聞いた幼児用の浴衣の選び方をご紹介します。
種類
「昨年までは甚平を着ていましたが、サイズアウトしたことをきっかけに浴衣を用意したいと思いました。上下にわかれているセパレートタイプの浴衣を選ぶと、小さな子どもにも着せやすく、時間が経って着崩れたときも着付け直しやすかったです」(3歳児のママ)
「一般的なワンピースタイプの浴衣を選びました。ワンピースタイプの浴衣は、子どもの身長にあわせて裾丈を調整しやすいので、長期間着ることができました」(6歳児のママ)
幼児用の浴衣には、セパレートやワンピースタイプなどがあるようです。ママのなかには、トイレトレーニングをしていた時期には万が一浴衣が汚れてしまったときにすぐに対処できるよう、セパレートタイプを選んだという声も聞かれました。
サイズ
「洋服と同じサイズの浴衣を用意しました。来年も着られるように大きめのサイズを試着すると、袖が長すぎて子どもが動きにくいと思ったのでジャストサイズを選びました」(4歳児のママ)
子どもの動きやすさを重視し、ジャストサイズの浴衣を選んだママがいるようです。ゴムがきつく着心地が悪くなったり、ゆるくて着崩れたりしにくくなるように、セパレートタイプの浴衣はウエストのサイズも意識して選ぶとよいかもしれませんね。
デザイン
「普段の洋服選びでも本人の好みが出てきたので、浴衣のデザインは子どもと相談して決めました。うちの子は大人っぽいデザインが好きなので古風な柄の浴衣を選び、足元は歩きやすいサンダルをあわせてコーディネートしました」(5歳児のママ)
子どもの好みにあわせて浴衣のデザインを選んだママもいるようです。ママのなかには、子どもが憧れているプリンセスのようなドレス風のデザインの浴衣を用意すると、気に入ってもらえたようで大切に着てくれたというママの声も聞かれました。
幼児用の浴衣の着付けのポイント
幼児に浴衣を着付けるとき、どのような着せ方をするときれいに見えるのでしょうか。ママたちに聞いた、浴衣の着せ方や帯の結び方をご紹介します。
浴衣の着せ方のポイント
「私が考える浴衣の着せ方のポイントは、背中の中心に浴衣の縫い目がくるようにすることです。中心に縫い目がまっすぐきていると、凛とした印象になるので見栄えがすると思いました」(2歳児のママ)
「浴衣に縫いつけられたつけ紐を結ぶとき、結び目を作らないように意識しました。結び目があると、その上に帯を巻いたときに結び目が子どもの体に食い込んで痛いかもしれないと思ったので、つけ紐に巻きつけて処理しました」(5歳児のママ)
浴衣の着せ方のポイントには、背中の中心と縫い目をあわせたり、つけ紐の結び目を作らないようにしたりすることなどがあるようです。他にも、おはしょりにシワがよらないように整えるときれいに着付けができたというママの声もありました。
帯の結び方のポイント
「左右の帯を体のうしろで結ぶとき、片方の帯を使って胴体に巻いた帯を巻き込むように下から引き上げて蝶の形に結びました。胴体に巻いた帯がズレにくくなり、子どもが活発に動いてもほどけにくかったです」(3歳児のママ)
帯がほどけにくいように結び方に工夫したママがいるようです。帯の結び目の作り方には、蝶結びの他にも結び目が花に見えるようなやり方もあるようなので、子どもの好みや浴衣の柄にあわせた結び方をすると喜んでもらえるかもしれませんね。
簡単にできる浴衣にあわせた髪型
子どもが浴衣を着るとき、普段とは違った特別な髪型にアレンジしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた簡単にできる浴衣にあわせた髪型をご紹介します。
前髪アレンジ
「普段はおろしている前髪を七三にわけ、ねじった前髪をビースがついたヘアピンで留めました。スッキリとした見た目になり、浴衣とのバランスもよく見えました」(4歳児のママ)
前髪をねじって留めるだけなら、普段ヘアアレンジをしないママにも簡単にできるかもしれませんね。他にも、前髪をふくらませるようにしてピンで留めるポンパドールなどの髪型をすると、スカートにボリュームのある浴衣ドレスとの相性がよかったというママの声もありました。
ツインテールやポニーテール
「ミディアムヘアを高い位置でツインテールにしました。髪のわけ目をジグザグにすると、普段とは違う特別な雰囲気に子どもが喜んでくれました」(3歳児のママ)
「慣れない浴衣の着付けに時間がかかると思ったので、髪型は簡単にアレンジしやすいものがよいと思いました。ポニーテールの結び目に和風の柄で作られたリボンをつけるだけでも簡単に浴衣にあった髪型になりました」(6歳児のママ)
ツインテールやポニーテールをするとき、わけ目やヘアアクセサリーに工夫したママがいるようです。ちりめん細工の花や組紐などをあわせた和風のヘアアクセサリーも浴衣との相性がよいかもしれませんね。
アップスタイル
「襟足がきれいに見えると思ったので、ロングヘアの娘の髪をお団子にしました。頭の高い位置でお団子を作り、ヘアピンを留めるとうなじ部分がすっきりしてきれいに見えました」(5歳児のママ)
お団子などアップスタイルにすると、うなじ部分がきれいに見えるかもしれませんね。編み込みにした髪をねじってヘアピンで留めるなどして、ママとお揃いのアップスタイルにしたというママの声もありました。
幼児用の浴衣は子どもが着やすいものを選ぼう
幼児に浴衣を着付けるときは、さまざまな着せ方のポイントがあるようです。ほどけにくい帯の結び方にしたり結び目の作り方をアレンジしたりしたというママの声もありました。髪型のアレンジでは、ヘアアクセサリーを和風にするだけで簡単に浴衣にあった雰囲気を演出できるかもしれません。
足元には、子どもの歩きやすさを重視して履き慣れたサンダルを用意するのもよさそうです。浴衣の種類や髪型アレンジを工夫して、浴衣でのお出かけを楽しめるとよいですね。