子ども用浴衣セット。大きめ浴衣のサイズ直しやサイズ調整、レンタルについて

子ども用浴衣セット。大きめ浴衣のサイズ直しやサイズ調整、レンタルについて

2018.06.03

子どもに浴衣を着せる際、あえて大きめを購入してサイズ直し、サイズ調整をするというママもいるようです。また浴衣セットをレンタルするという方法もあります。今回は子どもの浴衣についてまとめました。

子どもに浴衣を着せるとき

夏祭りや花火大会には、子どもに浴衣を着せて出かけるという方もいるのではないでしょうか。浴衣を着る季節は限られているので、ジャストサイズを購入すると翌年には着られなくなるかもしれません。中にはサイズアウトしてしまうことを想定して、あえて大きめサイズの浴衣を買うというママもいるようです。

その場合はサイズ直しやサイズ調整が必要になるでしょう。また購入せずに浴衣のセットをレンタルするという方法もあります。今回は子どもに浴衣を着せるならどのようなものを選べばよいのかご紹介します。

子どもの浴衣の選び方

子どもの浴衣を選ぶ基準は人によってさまざまです。まずはサイズ・デザイン・素材に分けて考えてみました。


サイズ

子どもの衣服は、子どもの成長と共に早々にサイズアウトしてしまうこともあるようです。特に季節ものの浴衣は、シーズン中に1、2度しか着用しないということもあります。そのため、あえて大きめサイズの浴衣を選び、来年も着られるようにするというママもいるようです。ただ、すそを踏んで子どもが転ぶと危ないので、ある程度のサイズ調整が必要になるでしょう。


デザイン

浴衣の女の子
iStock.com/olgaza

男の子らしい柄を選ぶなら恐竜や車、女の子らしい柄を選ぶならリボンやハートなどがあるようです。夏らしいデザインを重視するなら花火や金魚もかわいらしくてよいかもしれません。また星や花火などの性別を選ばないような柄なら、下の子にも使えるというメリットがあるのではないでしょうか。

デザインは丈の短いものやスカートになっているものなど、さまざまあるようです。最近では子ども服ブランドからも浴衣グッズが販売されているようなので、実際に足を運んで、子どもといっしょに選ぶのも楽しみのひとつなのではないでしょうか。


素材

自然由来でできたガーゼやコットンの浴衣は洗濯しやすいのではないでしょうか。速乾性や放湿性にも優れているので、汗をかきやすい夏でも比較的快適に過ごせそうです。他にも麻・ポリエステルなどがあります。

子どもの年齢別の浴衣の選び方

子どもの成長に合わせて浴衣を選ぶという方法もあります。


1歳、2歳

足元がまだおぼつかない1歳、2歳児に浴衣を着せる場合は、コンビ肌着のように左右に紐がついているタイプのトップスだと、脱ぎ着もしやすく便利なようです。着崩れても簡単に直せるのも嬉しいポイントでしょう。


3歳以上

上下が分かれていて、つなぎ目の腰部分に帯を巻くことで浴衣に見えるものも販売されています。帯は子どもの腰を締め付けにくい兵児帯にしてみてはいかがでしょうか。絞りでできているので柔らかく、着付け初心者のママでも比較的簡単に着せやすいようです。

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浴衣の着せ方のポイント

浴衣を着せるときはさまざまな工夫が必要になるようです。


直前に着せる

浴衣の着付け
Purino/Shutterstock.com

動きが活発な子どもなら、浴衣の着崩れが心配なママもいるのではないでしょうか。また、中には着慣れない浴衣を嫌がる子どももいるようです。その場合は長時間の着用を避けるために、イベント直前に着替えさせるとよいかもしれません。

また、ママが上手く着崩れを直せなかったり、どうしても子どもが浴衣を嫌がったりした場合に備えて、予備の着替えを持っていくと安心かもしれません。


子どもが飽きない工夫

なるべく手際よく着せる方が子どもにとって負担は少ないですが、普段から着せ慣れているものではないため、着付けに時間がかかってしまうこともあるでしょう。その場合はテレビやおやつのタイミングに合わせてその間に着替えさせるなど、子どもに飽きさせない工夫をしてみてはいかがでしょうか。


サイズ調整

サイズオーバーの浴衣を着せる場合は、子どもが浴衣のすそを踏んで転ばないように、あらかじめサイズを調整しておくとよいかもしれません。気をつけたいのは袖とすその長さです。生地を何回か折り返すだけで済ますのもひとつの方法ですが、よく動く子どもだと簡単に元に戻ってしまうかもしれません。針と糸を使って長い部分を縫い合わせておくと安心なのではないでしょうか。

子どもの浴衣の着付け方/KIDSNA公式チャンネル
兵児帯の結び方/KIDSNA公式チャンネル

子どもに浴衣を着せた体験談

浴衣を購入したというママもいれば、レンタルを利用したというママもいるようです。それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。


購入の場合

「気に入った浴衣のデザインがあったので、新生児の頃に購入していました。自分のものだからどれだけ子どもが浴衣を汚しても気にならないし、イベント時だけでなくお風呂上がりに着せて楽しんだりもしています。通気性もよく乾きやすいので、買ってよかったなと思っています」(1歳の男の子ママ)


レンタルの場合

「浴衣姿を記録として残したかったので、写真館を訪れて浴衣を選びました。撮影後はそのまま浴衣を着て花火大会に行けるのでありがたかったです。レンタルのいいところはハイブランドの浴衣もリーズナブルに借りられる点です。季節ものは着せる機会が少ないし、レンタルでよかったなと感じました」(3歳の女の子ママ)

子どもやママの好みに合わせて浴衣セットを選ぼう

浴衣姿の幼児
© tatsushi – Fotolia

浴衣にはさまざまなデザインやサイズがあるので、子どもやママの好みに合わせて選ぶとよさそうです。もし大きめの浴衣を選ぶなら、サイズ直しやサイズ調整をしてみてくださいね。また目的や用途に合わせてレンタルを利用するのもよいかもしれませんね。

2018.06.03

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