乳児の肌着や洋服の種類。季節にあわせた素材や枚数などの選び方

乳児の肌着や洋服の種類。季節にあわせた素材や枚数などの選び方

2018.11.13

乳児の肌着や洋服を選ぶとき、さまざまな種類のなかから月齢や季節にあうものをどのように選ぼうか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、乳児の肌着や洋服の種類や、夏服や冬服など季節にあわせた選び方についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

乳児の肌着や洋服選び

新生児期から1歳頃の乳児が着る肌着や洋服にはさまざまな種類があるようです。乳児の月齢によって着替えやおむつ替えのしやすい肌着などの種類にはどのようなものがあるのか、夏服や冬服など季節にあわせて肌着と洋服をどのように組みあわせるとよいのかなどが気になるママもいるのではないでしょうか。

乳児が着る肌着と洋服の種類や、選ぶときに意識していたことについて、ママたちに聞いてみました。

乳児の肌着の種類

乳児が着る肌着の種類や特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。それぞれの肌着をどのくらいの月齢で着せていたのかを含めママたちの体験談を聞いてみました。


短肌着や長肌着 

「新生児の頃は、前を紐で結ぶ形をしている短肌着をよく着せていました。寝ている赤ちゃんにも着せやすいので便利でした」(30代ママ)

「短肌着や長肌着は新生児から生後3カ月頃まで使っていました。寒い時期には短肌着の上に長肌着を重ねて使うこともありました」(20代ママ)

乳児の月齢が低いときは、短肌着や裾が長い長肌着を着せていたというママもいるようです。乳児の肌に直接触れるものなので、縫いあわせが外側にきているものを選ぶようにしていたというママの声もありました。


コンビ肌着

「コンビ肌着は股の部分についているスタップボタンをとめると、ズボンのように裾が左右にわかれます。赤ちゃんが足を動かすようになった2カ月頃から使っていましたが、股の部分をとめておくと、はだけることが少なくて便利でした」(20代ママ)

足の動きが出てきた乳児に、コンビ肌着を選んでいたというママもいるようです。夏の冷房がかかった部屋ですごすとき、短肌着の上に夏服の代わりにコンビ肌着を着せていると、赤ちゃんが暑がったり寒がったりすることが少なかったように感じたというママの声がありました。


ボディ肌着

着替えをする赤ちゃん
Chikala/Shutterstock.com

「スナップボタンがついた股の部分をとめると、お腹やおしりをすっぽり覆うことができるボディ肌着を着せていました。赤ちゃんがおすわりできる頃、着替えるときもよく動いていたので、頭からかぶせるタイプのものが楽でした」(30代ママ)

ボディ肌着には、頭からかぶせるタイプの他に、前開きできるものや、袖の丈がタンクトップや長袖になっているものなどさまざまな種類があるようです。ママのなかには、かわいいデザインのボディ肌着を着せて下にズボンを履かせて、コーディネートを楽しんでいたという声もありました。 

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乳児の洋服の種類

乳児が着る洋服の種類や特徴にはどのようなものがあるでしょうか。月齢にあわせて、肌着などとどのように組みあわせていたのかなどをママたちに聞いてみました。


ドレスオール

「裾がスカート状になっているドレスオールを新生児のときから着せていました。短肌着の上に着せていましたが、頻繁にあるおむつ替えのときも裾をめくってすぐに交換ができたのでお世話がしやすいと感じました」(30代ママ)

「寒い季節に生まれたのでドレスオールの下には長肌着と短肌着を着せていました。赤ちゃんが寒そうなときはベストを羽織らせたり、布団をかけたりして調節していました」(20代ママ)

月齢が低い乳児に、ワンピースのように裾が広がっているドレスオールを選んでいたママもいるようです。ママのなかには、祝い着にもなりそうな白いドレスオールを用意して、赤ちゃんと退院するときに、先生や看護師さんと記念撮影をしたという声もありました。


カバーオール

カバーオール
© poplasen - Fotolia

「上下がつながっている洋服で、股下のスナップボタンをとめるとズボンの形になるカバーオールは、長袖、半袖、ノースリーブと種類もたくさんありました。赤ちゃんの成長や季節にあわせて選ぶことができたので長い期間着ていました」(30代ママ)

「股下のスナップボタンのとめ方によってドレスオールにもカバーオールにもなるツーウェイタイプを選んでいました。足の動きが活発になってきた2カ月頃から股下をとめたカバーオールにして着せていました」(20代ママ)

股下部分がズボンのようにとめられ、洋服として1枚で着られるカバーオールを選んでいたママもいるようです。上下がセパレート風になっているデザインのカバーオールを選ぶと、普通の洋服を着ているようでかわいかったというママの声もありました。


セパレートタイプ

「生後6カ月頃、体をたくさん動かすようになり、股下でボタンをとめるタイプの洋服が着せづらく感じました。上下がわかれているセパレートタイプの洋服に変えると着替えが楽になりました」(20代ママ)

「セパレートタイプの夏服を着せるときは、下にボディ肌着、上に半袖と半ズボンを着せていました。抱っこしたときに服がめくれあがってもお腹が出ないので安心でした」(30代ママ)

乳児の動きが活発になってきたことをきっかけにセパレートタイプの洋服に切り替えていたママもいるようです。赤ちゃんにセパレートの服を着せ始めた頃からママ自身も似ている柄の服を着て、お揃いのコーディネートを楽しんでいたというママの声もありました。

肌着や洋服を選ぶときに意識したこと

ママたちが乳児の肌着や洋服を選ぶとき、どのようなことを意識していたのでしょうか。


素材

「肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、着心地のよさそうな素材を選ぶことを意識していました。店頭で実際に触れる見本品がある場合は、肌触りを確認してから購入しました」(30代ママ)

「夏服の下に着る肌着は涼しくすごせるようにメッシュ素材、冬服の下は厚手の生地であたたかくすごせるスムース素材など、季節にあった素材を選ぶことを大切にしていました」(20代ママ) 

赤ちゃんの肌着や洋服を選ぶとき素材を意識していたママもいるようです。ママのなかには、乳児期のうちは洗濯する頻度が多かったので、乾きやすい素材の肌着や洋服を選んでいたという声もありました。


枚数

「ママ友に赤ちゃんの肌着はミルクや吐き戻しなどで汚れてしまうことも多いと聞いていました。洗い替えも含めて肌着は4枚から6枚程用意していました」(20代ママ)

「生後3カ月頃までは外出の機会もあまりなかったので、部屋着として3枚程用意しました。離乳食が始ったり、外遊びをする機会が増えたりと赤ちゃんの成長にあわせて、部屋着や外出着の枚数を徐々に増やしていきました」(30代ママ)

肌着や洋服の枚数を意識しながら用意していたママもいるようです。赤ちゃんはどんどん成長するため、必要に応じてあうサイズを買い足していくことも大切かもしれないと考えるママの声もありました。

乳児にあった肌着や洋服を選ぼう

赤ちゃんとママ
iStock.com/itakayuki

乳児が着る肌着や洋服にはさまざまな種類があるようです。肌着と洋服の組みあわせ方も何通りもあるようですが、セパレートタイプの夏服を着せるとき、下にボディ肌着を選んでお腹が出ないようにするなどの工夫をしているママもいました。乳児の成長にあわせて肌着や洋服を選ぶことができるとよいですね。

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