不妊治療の保険適用範囲拡大をうけて、不妊治療の変化を調査!不妊治療の保険適用開始後、実際に治療に踏み切った人は92.8%
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保険適用範囲拡大が不妊治療開始の後押しになっていることが明らかに
2022年4月から不妊治療の保険適用範囲が拡大され、経済的負担の軽減など期待の声がある一方で医療の一律化などデメリットも議論されています。そこで不妊治療専門のクリニック 医療法人浅田レディースクリニック(所在地:東京都港区他全国3院)は全国の20代~40代男女600人を対象に「不妊治療に関する実態調査」を実施いたしました。
調査結果サマリー
■保険適用範囲の拡大が不妊治療を始めるきっかけに
・現在不妊治療中の人の約8割が不妊治療を保険適用範囲内で行っていることが判明しました。
・2022年4月以降に不妊治療を始めた人は全体のおよそ3割で、そのうち、92.8%が2022年の保険適用範囲の拡大は不妊治療を始めるきっかけになったと回答し、保険適用範囲の拡大が多くの人にとって不妊治療開始の後押しとなっていることが明らかになりました。
・一方で、保険適用の条件である「回数制限」についてはおよそ3人に1人が知らなかったと回答し、保険適用の条件については、理解が進んでいない部分もあることが判明しました。
・保険適用範囲拡大を受けて、治療を開始した理由としては1位が「金銭的負担が減ると思ったから」、2位が「公的治療として認められたことで、治療を受けることへのハードルが下がったから」、3位が「ニュースになったことでパートナーと話し合うきっかけになったから」という結果になりました。
■保険適用範囲拡大への満足度は高いが、ギャップを感じる人も
・保険範囲内で不妊治療を行っている人のうち、約7割が「満足している」「やや満足している」と回答し、満足している理由としては1位が「費用面での負担が減った」、2位が「治療が継続しやすくなった」、3位が「保険適用の治療として認められたことで、通いやすくなった」という結果になりました。
・一方で不満を感じている理由として、「思ったよりも金銭的負担が減らなかった」、「高度な治療については保険の適用範囲外になってしまう」、「保険適用の回数に制限がある」など、治療前と治療開始後でギャップを感じている人がいることも明らかになりました。
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず 「医療法人浅田レディースクリニック調べ」 と明記下さい。
※本リリースに記載していない調査結果もございます。詳細は浅田レディースクリニックPR事務局までお問合せください。
【調査概要】
インターネット調査
・調査方法 :インターネットアンケート
・調査実施機関 :株式会社ネオマーケティング
・調査実施期間 :2022年8月4日(木)~8月8日(月)
・対象地域 :全国
・対象者 :600名(20~40代男女 各年代 100名)
1)保険適用範囲の拡大は不妊治療を始めるきっかけに
・現在不妊治療をしている人のうち約3割が2022年4月以降に不妊治療を開始しており、その中の92.8%の人が保険適用範囲拡大は治療を始めるきっかけになったと回答しました。
・2022年4月以降に不妊治療を開始した女性のうち、不妊治療を始めるきっかけになったと回答した人が88.6%という結果に対して男性は97.1%と女性よりも高く、不妊治療の情報に触れる機会が増えたことと、不妊治療へのハードルが下がったことにより男性も治療に踏み切る人が増えたと推測できます。
・特に20代では約4割が2022年4月以降に不妊治療を開始したと回答し、若いカップルにとって不妊治療の保険適用範囲拡大は大きなきっかけになっていることが判明しました。