色とりどりの落ち葉が土になるまでの過程を描いた科学絵本が発売
120種類以上の落ち葉の図鑑解説のほか、落ち葉を使った遊びや落ち葉の分解者、腐葉土の作り方まで紹介
「文一総合出版」から、「おちばのほん」が10月29日(金)に刊行。落ちた葉が、風や雨にさらされ、ミミズやダンゴムシに食べられて、大地の土になるまでの物語を、美しいイラストで紹介する科学絵本となる。
この本では、季節を追って近所の公園から野山まで、120種以上の落ち葉が登場。四季の移ろいと木や草の名前、落ち葉の形や色について、楽しく知ることができる。
「なぜ木から葉は落ちるのか?」「どうして赤や黄色に紅葉・黄葉するのか?」このような落ち葉に関する疑問について、図解イラストとやさしい文章で解説する。
また、落ち葉のお面や落ち葉プール、拾った葉っぱで作るアート作品など、小さな子どもでも楽しめる遊びも紹介。
そのほか、畑の作物を育てるための土作りの方法や、地面が落ち葉でいっぱいにならないのはなぜなのか、落ち葉の下で生きる小さな生きもの(分解者)たちの姿を写真と共に伝える。
巻末では、登場する120種以上の落ち葉について、どんな場所に生えるか、花や実、葉の特徴、名前の由来などを解説。拾った落ち葉の名前を調べたり、話題を広げたいときに役立つ内容となっている。
思わず拾ってしまいたくなるほど美しい落ち葉たち。木や葉について知ることで、落ち葉拾いがもっと楽しくなる1冊を、ぜひ子どもといっしょに読んでみては。
おちばのほん
著/いわさ ゆうこ
対象年齢/3歳から
文一総合出版刊 1,980円(税込)
問い合わせ先/文一総合出版
tel.03-3235-7341(営業)
https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-9015-5/Default.aspx