ビジョンメガネが10月を「目とメガネの愛護月間」とし情報を発信
巣ごもりが要因で進む「子どもの視力低下」の早期発見を促す活動。自宅でチェックできる簡易視力表や、視力悪化サインのしぐさをHPで公開
全国105店の眼鏡専門店を運営する「ビジョンメガネ」が、「子どもの視力低下」の早期発見、対策につなげるための情報発信を、公式ホームページやSNSを通じて実施。
10月10日(日)の「目の愛護デー」をきっかけに、子どもと保護者に「見えることの大切さ」を考えてもらう機会を作る。
いま、「子どもの視力低下」が進んでおり、文科省が今年7月に公表した2020年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の小学生の割合は約4割、中学生は約6割に上ることが分かった。
「視力1.0未満の小中学生の割合が過去最多」「文科省は、スマートフォンなどを長時間見る子どもの増加に加え、コロナ下の巣ごもり生活も一因とみている」といった報道も。
こうした背景もあり「ビジョンメガネ」では「目の愛護デー」のある10月を「目の愛護月間」に設定。WEBの情報をきっかけに、店頭での視力測定を積極的に受け付けるなどして、“子どもの視力”への意識を高めてほしいと考えている。
「ビジョンメガネ」公式サイトでは、視力チェックを自宅で気軽にできるオリジナルの「視力表」を印刷して使用可能。
「みんなの愛が見える視力表」をコンセプトとし、一般的なC字型(ランドルト環)の一部を、「あ・い・し・て・る」と「あ・り・が・と・う」の平仮名に。測定をしながら、普段は恥ずかしくて言えない“愛”を伝えられるようになっており、測定を嫌がる子どもも、楽しみながら視力チェックができる。
保護者向けには「子どもの視力低下」に関するWEBコンテンツも公開。「目を細めている」「上目づかい」など、実は子どもの視力が悪化している可能性のあるしぐさのイラストのほか、「見えないことで学習に与える影響」などを紹介する。
また、全国の「ビジョンメガネ」店舗では、そのしぐさの6つをイラストでまとめたポップを、今年6月から掲示。子どもの「見えづらい」を「見える化」する内容で、視力悪化の早期発見を促す。
さらに店頭では、“大切な視力”について、子どもと保護者がいっしょに発見、学べる絵本を設置するなど、視力低下への注意喚起を行っているほか、無料の視力検査サービスや、メガネについての相談も積極的に受付。
知識豊富な「メガネのマエストロ」が、「正しい掛け外しの方法」や「掛ける位置」、「使用しないときの保管方法」、「お手入れ方法」などをレクチャー。メガネを掛けるのが初めての子どもでも、安心してメガネを正しく利用できるようサポートする。
スマホやタブレットに触れる機会の多い現代の子どもたち。この機会に、自宅でチェックできる簡易視力表や視力悪化サインのしぐさから、“子どもの視力”への意識を高めてみては。
問い合わせ先/ビジョンメガネ
tel.06-6556-9450(10:00〜17:00 ※土日祝・年末年始を除く)