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イヤイヤ期の歯磨きはどうしてる?歯磨きするときの工夫とは
ママたちが歯磨き時に心がけていること
イヤイヤ期の子どもが歯磨きや仕上げ磨きを嫌がる場合、どのように対応すればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、子どもが歯磨きを嫌がる理由やイヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときの工夫、ママたちが心がけていることについて、体験談を交えてご紹介します。
イヤイヤ期の歯磨き
イヤイヤ期の子どもは、日常生活のさまざまな場面で「イヤイヤ」のスイッチが入り、子どもとの向き合い方に悩むママもいるのではないでしょうか。なかでも歯磨きは、嫌がるからといって磨かないわけにもいかず、どう対応すればよいのか気になることもあるかもしれません。
そこで、今回はイヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときの工夫や、ママたちが心がけていることなどをご紹介します。
子どもが歯磨きを嫌がる理由
イヤイヤ期の子どもが歯磨きを嫌がるのには、どのような理由が考えられるのでしょうか。
歯ブラシに抵抗感があるため
30代ママ
歯ブラシが歯や歯茎にあたる感覚を我慢して歯磨きしていた子どもが、イヤイヤ期になると、歯ブラシの不快感を受け入れられなくなることもあるようです。
イヤイヤ期の子どもの歯ブラシは、やわらかい素材のものや子どもが好きなキャラクターのものを選ぶようにして、口のなかに入れることへの抵抗感を少なくしてあげるとよいかもしれません。
歯磨きの大切さがわからないため
40代ママ
うちの子どもがイヤイヤ期だったときは、歯磨きをすると泣きわめいて逃げ出していました。毎日歯磨きをする理由を根気よく説明し続けると、虫歯になりたくないと言って自分から口をあけるようになり、ホッとした覚えがあります。
イヤイヤ期の子どもは、なぜ歯磨きをしなければいけないのかがわからず、歯磨きを嫌がることもあるようです。歯磨きの大切さを理解していても嫌がる場合は、イヤイヤ期の子どもの心の葛藤に寄り添って、ゆったりとした気持ちで向き合うようにすることも大切かもしれません。
イヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときの工夫
ママたちは、イヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときに、どのような工夫をしているのでしょうか。
絵本やぬいぐるみなどのアイテムを使う
30代ママ
娘が気に入っているうさぎのぬいぐるみが喋っているように、「歯磨きできるかな?」「えらいね」などと声かけをしました。普段からごっこ遊びが大好きなので、ぬいぐるみを使うと素直に口をあけてくれます。
30代ママ
イヤイヤ期のときは、虫歯菌が歯をけずり虫歯ができていく様子や、歯磨きの大切さを描いた絵本を毎晩読んでいました。「歯ブラシ君に虫歯菌をやっつけてもらおう!」と言うと、イヤイヤ期でまったく口をあけてくれなかった息子が自分からゴロンと寝転んでくれてとても嬉しかったです。
イヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときは、お気に入りのぬいぐるみや絵本などのアイテムを取り入れて、歯磨きの大切さを理解させながら、楽しく取り組めるように工夫しているというママの声がありました。
子どもにぬいぐるみの歯を磨いてもらい、その後ママが子どもの歯を磨くようにするとスムーズにできることもある、というママの声もありました。
鏡で口のなかを見せながら磨く
30代ママ
拡大鏡を子どもに持たせて口のなかを見せながら歯磨きをしています。歯を磨いている様子が見えることが楽しいようで、鏡を使うようになってからは、自分からすすんで歯ブラシを持ってきて磨きたがるようになりました。
鏡が好きな子どもの場合、口のなかを映しながら歯磨きをするのもよいかもしれません。イヤイヤ期の子どもが、歯磨きに飽きてしまわないように、鏡に映った歯の数をいっしょに数えたり口のなかの様子を説明したりして、歯磨き以外のことに気を向けるように工夫しながら磨いているというママの声もありました。
子どもが好きな味の歯磨き粉を選ぶ
30代ママ
子どもに好きな歯磨き粉を選んでもらっています。イチゴやブドウ、メロンなどのフルーツ味やソーダ味などさまざまなフレーバの歯磨き粉のおかげで、歯磨きをする楽しみを見つけたようで、すすんで歯磨きをするようになりました。
歯磨きをすることの楽しみが増えるように、子どもが好きな味の歯磨き粉を用意するのもよいかもしれません。イヤイヤ期は、前の日はよかったのに次の日は嫌になることもあるので何種類か用意しておき、毎日子どもに選ばせているというママの声もありました。
歯磨きをするときにママが心がけたこと
ママたちは歯磨きをするときに、どのようなことを意識していたのでしょうか。ママたちが心がけていることを聞いてみました。
いろいろな方法を試してみる
30代ママ
歯磨きをするときは、パパの歯を私が磨いている姿を見せたり虫歯菌を演じたりと、毎回さまざまな方法を試しています。イヤイヤ期の娘は、日によって受け入れてくれる内容が違うので、あの手この手を使って試行錯誤の毎日です。
イヤイヤ期の子どもは、日によって気分が変わることもあるので、いろいろな方法を試したり組みあわせたりしているというママの声がありました。子どもの様子にあわせて、柔軟に対応できるとよいかもしれません。
楽しい雰囲気を大切にする
30代ママ
イヤイヤ期の息子が歯磨きを嫌がるので、虫歯になったらどうしようと考えてしまい、ついつい歯を磨くことに必死になりすぎてしまいます。パパが仕上げ磨きをするときに、楽しそうな雰囲気でやっているのを見て、私も楽な気持ちで向き合うことを意識するようになりました。
イヤイヤ期の子どもの歯磨きをするときは、ママやパパが一生懸命になりすぎないことも大切かもしれません。どうしても嫌がるときは、無理をせずに虫歯になりやすそうな部分を短時間で重点的に磨くようにするなどして、楽しく歯磨きすることを心がけているというママの声もありました。
イヤイヤ期の子どもの気持ちに寄り添って歯磨きをしよう
イヤイヤ期の子どもと歯磨きをするときは、なぜ歯磨きを嫌がるのかを理解した上で、少しでも抵抗感がなくなるように対策しておくことが大切かもしれません。ママたちは、絵本やぬいぐるみ、鏡、歯磨き粉などさまざまなアイテムを使って、歯磨きが楽しくなるような工夫をしているようです。
イヤイヤ期は、日によって気分が変わることもあるので、子どもの気持ちに寄り添いながら、さまざまな方法を試してみるのもよいかもしれません。気持ちに余裕を持って笑顔で楽しく歯磨きができるとよいですね。
うちの子は、元々歯磨きをするときに、口のなかに歯ブラシを入れることを嫌がっていました。イヤイヤ期に入ってからは、歯ブラシを見せるだけで口をぎゅっと閉じてしまいます。