電球の本当の色を観察してみた! 光はどんな色からできているかの実験
親子で楽しむ教育エンターテインメント、KIDSNA for Kids。今回は光の不思議についての実験。太陽や電球の色が、何色でできているか確かめてみました!
実験に使ったのは回折格子というガラス板のような素材。この素材の表面はものすごく細かい溝があるのですが、この素材を通過すると光を屈折させ色ごとに分けることができます。
光は目には見えないけれど波になっていて、色ごとにその波長が違います。光を色ごとに分けられたのは、回折格子を使って波長の長さごとに光を分けることができからです。
先生が手に持つ電球を回折格子を通して見ると、光の色を分解して見ることができました。
雨上がりなどに空にかかる虹。虹が見える理由も今回の実験で学んだことで説明することができます。雨上がりには空気の中に水滴が漂っています。その水滴が実験で使った回折格子の役目のようになり、光を波長ごとに分けているのです。
監修
理科実験教室アインシュタインラボ
代表 北原淳
「感動する科学体験・発見する喜び」を広めるため、神奈川県・東京都にて理科実験教室を運営。その他、全国の幼稚園、小・中学校、企業、テレビなど各種メディアにて活動中。
2022.04.10