海外出産をして感じた日本との違い。自宅や病院で出産した体験談など

海外出産をして感じた日本との違い。自宅や病院で出産した体験談など

子どもの国籍や保険など意識したこと

2019.09.27

海外出張中に妊娠したときや海外での出産に興味があるとき、検診の内容や自宅で自然分娩ができるのか気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、海外出産をして感じた日本との違いや持参してよかったもの、国籍や保険、一時金など海外出産を検討したときに意識したことを体験談を交えてご紹介します。

海外で出産をするシーン

妊娠がわかったとき、出産する場所について夫婦で相談する家庭もあるようです。家庭の状況や生活スタイルによっては、海外での出産も視野に入れることもあるかもしれません。ママたちに、海外で出産したいと感じたシーンについて聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

夫が海外出張のため、自分も海外で暮らしているときに妊娠がわかりました。私だけ日本に帰国して出産するか迷いましたが、夫の近くで育児を始めたいと思い、海外での出産を決めました。

30代ママ
30代ママ

以前から海外での出産に興味がありました。日本とは違ったスタイルの出産に共感し、海外で出産することも候補のひとつとして夫と相談しました。

海外出張中に出産することになった方や海外での出産に興味がある方もいるようです。ママのなかからは、自分の母が海外で暮らしているので、母の住む国で出産したいと思ったという声も聞かれました。

海外出産をして感じた日本との違いは?

海外と日本では出産にどのような違いがあるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。海外出産を経験したママたちに、日本の出産との違いを聞いてみました。


検診の内容

30代ママ
30代ママ

私はフィランドで出産しました。フィンランドの妊婦健診は、保健所で保健師にみてもらう形式でした。医師とは分娩時に初めて顔をあわせました。

妊婦健診は保健師が担当する国があるようです。日本と海外の両方で出産経験のあるママのなかからは、海外は妊婦健診の回数が少なかったという声も聞かれました。


お産の方法

病院
iStock.com/ismagilov
20代ママ
20代ママ

ニュージーランドで出産するとき、向こうでは一般的な無痛分娩を希望しました。さまざまな処置をするときは必ず私の希望を聞いてくれたので、妊婦の気持ちを尊重してくれたと感じます。

40代ママ
40代ママ

オランダでは自宅で出産する方も少なくないと聞きました。海外出張で住み慣れていた自宅で出産したいと思っていたので、自宅での自然分娩を希望して娘を出産しました。

お産の仕方も日本と海外では違いがあるようです。国によって帝王切開が主流だったり自然分娩が主流だったりという違いもあるようなので、自分の希望するお産の方法かどうか確認して計画を進めるとよいかもしれません。


入院期間

20代ママ
20代ママ

私が出産したアメリカの病院は、入院期間が産後2日間でした。体の回復には時間がかかると思ったので、退院後は夫にサポートしてもらい、自宅でゆっくりとすごしました。

日本では産後1週間前後入院することがあるようですが、海外では日本よりも入院期間が短いこともあるようです。エジプトで出産を経験したママのなかからは、入院期間は1日だけだったという声も聞かれました。

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海外での出産に持参してよかったもの

海外での出産に備えて、どのようなグッズを用意するとよいのか気になるママもいるようです。ママたちに聞いた、海外での出産に持参してよかったものをご紹介します。


産褥パッド

40代ママ
40代ママ

日本から産褥パッドを持参して海外で出産しました。普段から生理用品なども日本製のものに慣れているので、肌ざわりがやさしい日本製の産褥パッドが使いやすかったです。

海外での出産に備え、日本から産褥パッドを持参したママがいるようです。日本から産褥パッドを持って行くときは、少し多めの量を用意しておくとよいかもしれませんね。


授乳口つきのパジャマ

20代ママ
20代ママ

私は、好みのデザインで着心地がよい授乳口がついたマタニティパジャマを持って行きました。出産後に授乳するときも使いやすいので、長期間使えたところもよかったです。

日本から持参してよかったもののひとつに、授乳口つきのパジャマをあげたママもいました。海外に行く前に素材や軽さなどをポイントに選んだ授乳口つきのパジャマは、自宅でのリラックスウェアとしても重宝したというママの声もありました。


腹帯や骨盤ベルト

腹帯
Mila Zen/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

日本の神社でご祈祷してもらった服帯を持参しました。私の両親が用意してくれた腹帯は、大きくなっていくお腹を支えるだけでなく、私にとって慣れない海外生活のお守りとして身につけていました。

日本で祈祷した腹帯を持参したママもいるようです。ママのなかからは、日本製の骨盤ベルトを持参すると、簡単に装着しやすく産後の骨盤をサポートしやすかったという声も聞かれました。

海外出産を検討したときに意識したこと

海外で出産しようか検討するとき、夫婦でどのようなことを意識したのかを聞いてみました。


保険が使えるか

40代ママ
40代ママ

海外での出産に保険は使えるのか気になりました。高額な医療費になったとき、支払えるか心配だったので、今から海外での出産に対応している保険に入れるか調べました。

海外での出産は医療費が高額になる場合があるかもしれません。医療費の支払いに備え、加入している保険が海外での出産にも対応しているか確認したというママの声もありました。


出産一時金の申請

30代ママ
30代ママ

海外出張のためアメリカに渡航する前に、出産一時金の申請ができるかを自治体に確認しました。申請のために必要な書類や期限を聞いておくと、スムーズに手続きできたのでよかったです。

海外で出産する場合でも、出産一時金の申請ができたというママがいました。出産後のママの体をいたわり、出産一時金の申請はパパが担当するのもよいかもしれませんね。


赤ちゃんの国籍

20代ママ
20代ママ

海外で出産した場合、赤ちゃんの国籍はどのようになるのか気になりました。私はハワイで出産したのですが、赤ちゃんはアメリカと日本2つの国籍を取得できました。

赤ちゃんの国籍も、海外出産で気になるポイントのひとつなのではないでしょうか。赤ちゃんが外国籍を取得できるかは国によってそれぞれ違いがあるようなので、事前に確認するとよさそうです。

海外での出産スタイルはさまざま

妊婦
Syda Productions/Shutterstock.com

海外出張中に出産するときや、海外での出産に興味があるとき、日本と海外の出産の違いが知りたい方もいるようです。お産の仕方は、国によって自宅での自然分娩や病院での無痛分娩など違いがあるそうです。

海外での出産に産褥パッドや腹帯などを持参してよかったというママのいるようなので、自分に必要だと感じるものを用意するとよいかもしれません。赤ちゃんの国籍や保険、出産一時金について家族で確認し、海外での出産に備えられるとよいですね。

2019.09.27

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