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出産祝いのタイミング。遠方の里帰り先に贈る場合や、友だちや兄弟、職場の人への贈り方
出産祝いのタイミングを考えたとき、出産前や病院に入院しているときに贈ってもよいか悩むかもしれません。今回の記事では、ママたちが出産祝いを贈った時期、遠方の里帰り先に贈るときや、友だちや職場、兄弟姉妹に贈る場合のマナー、贈るタイミングを逃して遅い出産祝いになってしまった場合の対処法などをご紹介します。
出産祝いを贈るタイミング
ママたちは出産祝いをどのようなタイミングで贈ろうと考えているのでしょう。
産後すぐ
「お祝いを渡すのは早いほうがよいと思うので、すぐ出産祝いを贈るようにしています。品物は出産前から準備をします」(30代ママ)
出産祝いを贈るタイミングを、産後すぐと考えるママもいるようです。ママのなかには、退院したら、遠方に里帰りすることを聞いていたので、産後すぐ病院に届けに行ったという声もありました。
退院して1カ月以内
「出産祝いは出産して1週間から1カ月の間がよいかと思い、退院してしばらく経ったタイミングで贈りました」(30代ママ)
「母から出産祝いはお宮参りに行く頃までに贈るとよいと聞いたので、産後1カ月以内に贈るよう意識しています。この時期になると、赤ちゃんもママも生活が落ちついてくるようで、きちんとお祝いが伝えられると思います」(40代ママ)
出産祝いを贈るタイミングは、ママと赤ちゃんの退院後から1カ月の間を選ぶママが多いようでした。産後から1カ月程経つと、ママと赤ちゃんの生活や体調も徐々に落ちついてくるほか、遠方の里帰り先から帰ってくることも多い時期のようなので、出産祝いを届けやすいタイミングなのかもしれません。
出産前
「職場の上司が産休に入るということで、出産前にお祝いを贈ろうと思いました。しかし先輩に、出産してから贈るものだと教えてもらい、上司にリクエストを聞くだけにしました」(20代ママ)
出産のために遠方に里帰りする場合やしばらく会えないと思う場合、出産前にお祝いを贈る方がよいのではないかと考えることもあるかもしれません。出産祝いはママが無事出産してから贈ることが一般的とされているようなので、出産前に贈るのは控えた方がよいようです。
出産祝いを贈るときのマナー
出産祝いを渡すとき、ママたちはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。
入院中に贈る場合
「入院中はママも疲れているかもしれないと思い、ご家族にママや赤ちゃんの体調を確認してから行きました」(40代ママ)
「友だちに出産を報告したところ、『出産祝いを持っていきたいが、いつが都合がよい?』とに聞かれたので、私と赤ちゃんが落ちついてきた退院の前日に病院に来てもらいました」(30代ママ)
入院先に出産祝いを持っていくときは、タイミングを出産した本人やその家族に相談するなどの気遣いが必要なようです。また、出産施設によっては、小さな子どもの面会を断られる場合もあるので、事前に確認しておくとよいかもしれません。
退院後に直接届ける場合
「仲のよい友だちが出産後、2週間ほどしてから里帰り先の実家へ出産祝いを持って行きました。ご家族の都合のよい日時を聞いて短時間で済ますようにしました」(20代ママ)
「遠方への里帰りから戻ったタイミングで自宅に伺い、出産祝いを渡しました。事前にママや赤ちゃんの生活リズムを聞いて影響のない時間帯に行きました」(30代ママ)
里帰り先の実家や自宅へ直接出産祝いを届けることもあるようです。事前にママと赤ちゃんの様子を確認してから、訪問する日時を相談し、旦那さんやほかの家族に迷惑がかからないような配慮ができるとよいかもしれません。
遠方の里帰り先や自宅へ郵送する場合
「産後はまだママも疲れている時期だと思い、出産祝いを郵送しました。旦那さんが受け取れる時間帯を聞いて贈ったことで、ママの負担も減らせたかなと思います」(30代ママ)
「出産前に里帰り先の住所を聞いておき、郵送しました。届く日時を相手に知らせておき、ご家族が対応しやすいようにしました」(20代ママ)
贈る相手が遠方に里帰りしていて直接届けられない場合、自宅や里帰り先に郵送することもあるようです。産後のママは、時間が不規則な生活をしている場合もあるかもしれないので、荷物を受け取れる人がいる時間帯に届くようにするとよさそうです。
贈る相手によるマナーの違い
気軽に出産祝いを贈ることのできる友だち以外へ贈る場合、相手によって贈るタイミングやマナーに違いはあるのでしょうか。
兄弟姉妹に贈る場合
「夫の兄弟の奥さんが出産したときには、自宅を訪ねると気を使わせてしまうかもしれないと思い、病院に出産祝いを届けに行きました」(30代ママ)
「私の姉が出産したときは、病院には赤ちゃんの顔を見に行くだけにし、出産祝いは里帰り先の実家に戻ったタイミングで渡しました」(20代ママ)
兄弟の奥さんか実の姉妹かで、出産祝いを贈るタイミングや気を使うポイントが違うこともあるようです。
兄弟の奥さんに届ける場合、どの渡し方が気を使わせずにすむか出産前に確認しておくとよいかもしれませんね。また、実の姉妹であっても無理のないタイミングに合わせてあげるといった気遣いができるとよさそうです。
職場の同僚や上司に贈る場合
「職場の上司が出産したときは、出産祝いは時間を作ってもらうより、郵送の方がよいかもしれないと思い、出産後2週間くらいのタイミングでお祝いの手紙を同封して送りました」(20代ママ)
職場の同僚や上司に出産祝いを贈る場合は、失礼にならないようよりマナーを気をつけたいものです。友だちや親族に贈るときと同様に、相手の都合のよいタイミングでお祝いを贈る以外に、一筆添える文面の内容や、贈る時期が遅くならないようにするといった気遣いができるとよいかもしれません。
出産祝いを贈るタイミングを逃したとき
出産祝いを贈る時期が半年以上過ぎてしまった場合、遅い出産祝いを贈るのではなく、1歳の誕生祝いとして贈ることもあるようです。赤ちゃんが1歳になる頃には、すぐに使えるおもちゃや絵本など、赤ちゃんに合わせたプレゼントが選べるかもしれませんね。
出産祝いはタイミングを考えて贈ろう
ママたちは出産祝いを贈るとき、出産したママの状況やタイミングに合わせて贈っていたようです。病院に入院中に贈る場合や、遠方に里帰り中に贈る場合など、出産前にどのようにして贈ったらよいか確認しておくと、出産の知らせを聞いたときに慌てず済みそうです。
友だちや、職場の上司、兄弟になど相手によって贈り方もさまざまなようです。また、贈るタイミングを逃したときは、遅い出産祝いにするのではなく、1歳の誕生祝いにしてもよいかもしれません。出産祝いを贈るときは相手が受け取りやすいタイミングで贈れるとよいですね。