1歳の子どもが喜ぶお弁当作り。食べやすくするためのポイントや工夫

おにぎりやサンドイッチなど手づかみレシピ

1歳の子どもが喜ぶお弁当作り。食べやすくするためのポイントや工夫

1歳になりたての子どもが保育園や遠足にお弁当を持っていくとき、子どもが喜ぶお弁当レシピや、お弁当箱に詰める量が気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、1歳0ヶ月の子どもが食べやすいおにぎりやサンドイッチなどの手づかみレシピ、冷凍を活用するコツ、お弁当作りで気をつけたことを体験談を交えてご紹介します。

1歳児のお弁当作りで意識したポイント

1歳になった子どもが喜んで食べてくれるものを作りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。ママたちが1歳児のお弁当作りで意識したポイントをご紹介します。


手づかみしやすく食べやすい大きさにする

「保育園で子ども1人でも食べやすいメニューを意識しました。1歳児に噛みにくいものは避け、手づかみしたときも手が汚れにくいおかずを選びました」(1歳0ヶ月のママ)

「フォークやスプーンなどでも食べやすいように形や大きさを工夫しました。ミニトマトなど丸いものは半分に切ったり、主食のご飯は一口サイズのおにぎりにしたりするとフォークで刺して食べやすいようです」(1歳3ヶ月のママ)

1歳0ヶ月の子どもの食べ方にあわせて、大きさや形、固さなどを工夫したママもいるようです。手づかみ食べできるメニューにすると、保育園の先生の手を借りず食べられることが嬉しいのか、残さず食べてくれたというママの声もありました。


子どもが食べ切れる量を入れる

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iStock.com/yajimannbo

「1歳になったばかりなので、まだ食欲にムラがあり食が進まない日もありました。おかずの量を増やしすぎず、子どもが無理なく食べ切れる量にするよう心がけていました」(1歳0ヶ月のママ)

「保育園のお弁当の時間内に無理なく完食できるよう、最初は量を少なめに作りました。お弁当に慣れてきた頃に、少しずつ量を調整しました」(1歳2ヶ月のママ)

お弁当の量を考えるとき、お弁当の時間内に子どもが無理なく食べ切れる量を意識しているママもいるようです。普段家で食べるときによそうご飯の量を目安にしながら、お弁当箱に詰めすぎないようにしていたというママの声もありました。


お弁当箱選びを工夫する

「保育園のお弁当箱は、1歳児が自分で開けられるものを選びました。手間がかからないよう、フルーツなども全部1つのお弁当箱に入れるようにしています」(1歳2ヶ月のママ)

「遠足に持っていくお弁当の中身にあわせて、お弁当箱を変えていました。お弁当箱を変えると子どもも嬉しいようで、残さず食べてくれました」(1歳3ヶ月のママ)

1歳児が開けやすいものやメニューにあわせてお弁当箱を工夫したママもいるようです。子どもが好きなデザインのものを選ぶと、食事の時間が楽しく感じるのか残さず食べてくれたというママの声もありました。

1歳児が食べやすいお弁当レシピ

1歳児が食べやすいと感じるお弁当のレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。実際に、ママたちが作ったお弁当の手づかみレシピや冷凍するときのコツなどをご紹介します。


コロコロおにぎり

「食べやすさを意識し、手づかみできるようにコロコロと一口サイズに丸めたおにぎりと、ひき肉を使った豆腐ハンバーグを作りました。ハンバーグなどは、1回でたくさんの量を作って冷凍しておくとすぐに使えて便利です」(1歳3ヶ月のママ)

おにぎりやハンバーグを食べやすい一口サイズに作っているママもいるようです。コロコロおにぎりを作るときは、ふりかけなどを混ぜて味を変えているというママや、ラップに包んでスティック状にし、一口大にくるっとねじると手を汚さず簡単に作れるといったママの声もありました。


ロールサンドイッチ

ロールサンドイッチ
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「サンドイッチ用のパンに、チーズや野菜を置いてラップの上でくるくる巻きます。しばらく置いてからラップを剥がし、手づかみしやすいように3等分に切って完成です。お弁当箱に詰めるときは切り口を上向きにして詰めると見た目もきれいでした」(1歳0ヶ月のママ)

季節の具材や子どもの好きな具材を手軽に食べられるロールサンドイッチを作ったママもいるようです。茹でたにんじんやりんごなどをペースト状にした野菜ジャムなどを手作りして、挟む具材のバリエーションを増やしたというママの声もありました。


小松菜とかぼちゃのおやき

「電子レンジで加熱したかぼちゃと、茹でてみじん切りした小松菜に片栗粉を加えて混ぜあわせ、フライパンで焼いたら完成です。小松菜が苦手なうちの子も、甘みのあるかぼちゃを混ぜたおやきならパクパクと食べてくれます。手づかみできる小さいサイズのおやきを1度にたくさん作り、1つずつラップに包んで冷凍保存しておくと、忙しい朝のお弁当作りも楽でした」(1歳0ヶ月のママ)

食べにくい食材や苦手なものも、混ぜて焼くだけで簡単に食べられるおやきは、お弁当にも便利なレシピの1つのようです。冷凍を上手に活用したり混ぜる具材をアレンジしたりするなど工夫をしたというママの声もありました。

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1歳児のお弁当作りで気をつけたこと

1歳児のお弁当は、どのようなことに気をつけて作るとよいのか気になるママもいるかもしれません。実際に気をつけたことをママたちに聞いてみました。


食べ慣れているものを入れる

「1歳0ヶ月になったばかりなので、安心して食べられるように普段から食べ慣れている食材を使うよう意識しています。初めて食べるものは、1度家で食べられるかを確認してからお弁当にも入れるようにしています」(1歳0ヶ月のママ)

1歳になりたての子どものお弁当には、普段から食べ慣れているものを入れるよう意識していたというママもいるようです。保育園用のお弁当は食事の時間を楽しんでもらいたいので、子どもの好きなものを中心に入れているというママの声もありました。


衛生面に気をつける

「気温の高い夏の日には、お弁当が傷まないよう保冷剤を入れました。ビニール袋に入れた保冷剤をお弁当箱の上に乗せ、ゴムバンドで挟んで公園に持っていきます」(1歳1ヶ月のママ)

気温が高い季節のお出かけには、衛生面を気にしてお弁当といっしょに保冷剤を入れたママもいるようです。冷凍した飲み物を保冷剤のかわりにして、お弁当箱といっしょに入れていたというママの声もありました。

1歳児のお弁当は食べやすさを工夫して

お弁当を食べるママと子供
iStock.com/Satoshi-K

1歳0ヶ月頃の子どもが食べるお弁当は、手づかみで食べられるおにぎりやサンドイッチなど、子どもが食べやすいサイズにしたり、子どもが食べきれる量をお弁当箱に詰めたりするなど、食べやすさを工夫したママもいるようです。

1歳になりたての子どものお弁当は、初めて食べるものや衛生面に気をつけ、冷凍を上手に活用しながら子どもが喜ぶお弁当を考えられるとよいですね。

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