衣替えをしない服や衣類の収納方法。クローゼットなどの収納の工夫や役立つグッズ

衣替えをしない服や衣類の収納方法。クローゼットなどの収納の工夫や役立つグッズ

衣替えしないで済む収納を知りたいけれど、服などの衣類をクローゼットなどにうまく収納するためにはどうすればよいかわからない方もいるのではないでしょうか。今回の記事では衣替えしないための収納方法やグッズについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

衣替えをしない収納のメリット

衣替えしない収納にはどのようなメリットがあるのでしょうか。実践しているママたちに聞いてみました。

「以前は春と秋に衣替えをしていましたが、家族が多くて衣替えに時間がかかり、いつも衣替えのシーズンには憂鬱になっていました。衣替えをしないで済む収納に変えたら、時間の余裕ができてとても楽になりました」(30代ママ)

「衣替えしない収納に変えてから、衣類はクローゼットに入る枚数しか持たないと決めたので、洋服などの無駄買いが減りました」(20代ママ)

衣替えしない収納にすることで、時間と気持ちに余裕が生まれたというママの声がありました。また、収納に関してルールを決めておけば洋服の無駄買いを減らすことができるというメリットもあるようです。

収納方法を変える前に

衣替えしない収納に変える場合、今までの収納を見直す必要もあるようです。どのようなことをすればよいのか聞いてみました。


服の全体量を決める

「収納スペースと衣類の量のバランスがちょうどよい状態を保てるよう、服を1着買う場合は持っている服を1着捨てるように決めています」(30代ママ)

「服の量が増えないよう、Tシャツは5着、ズボンは3着など衣類の種類毎に持っておく枚数を決めています」(20代ママ)

収納を変える前に、服の全体量を決めたというママの声がありました。収納スペースに衣類がきちんと収まるよう、手持ちの服の枚数や購入時のルールを決めておくとよいかもしれません。


収納スペースの見直し

服の収納棚
Africa Studio/Shutterstock.com

「収納スペースを見直すと無駄な空きスペースがあることに気づきました。たくさん収納できるよう、収納ケースの配置を変えました」(30代ママ)

「以前は洗濯したあとの洋服は、適当に空いたスペースへ収納していました。洋服の量を管理しやすくするため、衣類毎に定位置を決めるようにしました」(20代ママ)

衣替えをしない収納に切り替えるためには、決められたスペースを上手に使いながら収納容量を増やす工夫が必要となるようです。無駄なスペースがないか見直したり、衣類を収納するスペースをきっちり決めておくことが衣替えしない収納をするための近道かもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

衣替えをしない収納のための工夫

衣替えをしない収納にするためには、どのような工夫をすればよいのでしょうか。ママたちに聞いてみました。


使用頻度で収納を分ける

「普段着は取りやすい場所に収納し、普段着以外の礼服など、年に1回着るかわからない服は奥にしまっておくようにしました」(30代ママ)

「平日に着る仕事着は一番取り出しやすい位置に収納しておき、時間がない朝でもストレスなく着替えができるようにしています」(30代ママ)

使用頻度で収納を変えると、洋服の出し入れもラクになりそうです。毎日どのような服を着ているのか見直してみるとよいかもしれません。使用頻度の高い服は蓋のないバスケットなどに入れ、取り出しやすく工夫しているというママがいました。


季節にあわせて服をスライド

「夏と冬の服を同じ収納ケースにしまうときは、季節毎にわけた洋服をブックエンドなどで仕切っておきます。衣替えシーズンになったら、服を前後に入れ替えたらよいだけなので衣類の入れ替えがとても楽です」(30代ママ)

「ハンガー収納している衣類は、季節毎に分けて掛けておくようにしています。シーズンオフを迎えた洋服が奥に行くようハンガーごとスライドさせれば、自然と必要な服が手前にくるようになり便利です」(20代ママ)

季節毎に衣類をわけておき、スライドさせるだけで服を入れ替えできるように工夫しているママもいるようです。同じ収納スペースにオールシーズンの服を収納している場合には、取り出しやすさの工夫をすることも大切かもしれません。


掛ける収納とたたむ収納に分ける

子ども服のハンガーラック
Africa Studio/Shutterstock.com

「ハンガー掛けできるスペースが少ないので、コートやジャケット、スーツなどのシワが気になるものは掛ける収納にし、それ以外はすべてたたんで収納しています」(30代ママ)

「ハンガーに掛けた服の方が取りすいので、頻繁に着る服はハンガーに掛け、めったに着ない服はたたんでタンスに収納するようにしています」(20代ママ)

ハンガー掛け収納は服を取り出しやすいというメリットがあるようですが、収納場所を広くとってしまうため、たたむ収納とうまく使い分けるとよさそうです。使用頻度や素材にあわせて収納方法を見極めてみてはいかがでしょうか。

衣替えをしない収納のために役立つグッズ

衣替えをしない収納にするために役立ちそうなグッズをママたちに聞いてみました。


つっぱり棒

「もともとハンガー掛けできるスペースがなかったので、クローゼットにつっぱり棒を取りつけてハンガー掛けができるようにしました。毎日着る服が取り出しやすくなったと夫も喜んでいます」(30代ママ)

つっぱり棒を使えば、ハンガー掛けのスペースを作ることができるようです。子どもの身長にあわせた位置につっぱり棒を取りつけることで、子どもが進んで洋服の出し入れをするようになったというママの声もありました。つっぱり棒は、長さや太さなどいろいろな種類のものが売られているので、場所や用途にあわせて使用するとよさそうです。


透明の収納ケース

「透明の収納ケースに季節毎の洋服を収納しています。透明なので外から何が入っているかわかりやすく、わざわざケースを開けて確認する必要がないので便利です」(30代ママ)

どこにどのような衣類があるのか把握しやすくするのに、透明の収納ケースは役立つようです。収納ケースを選ぶ際には、色だけでなく、衣類がどこから取り出せるのかなど使い勝手も重要だというママの声もありました。


仕切り板

「ストールやマフラーなどの小物類は同じ収納ケースに収納していますが、ケースの中に仕切り板をつけて衣類がごちゃごちゃにないようにしています」(30代ママ)

仕切り板を活用すれば、一つの収納ケースでも衣類を分けて収納することができそうです。小物類などはきちんと仕切っておくことで管理するのも楽になりそうです。

さまざまな工夫で衣替えをしない収納にしよう

服を整理する子ども
Black Salmon/Shutterstock.com

衣替えをしないで済む収納にすると、時間や気持ちに余裕ができたり、服の無駄買いが減るなどのメリットがあるようです。そのためには、服など衣類の全体量を考えたり、クローゼットなどの収納スペースを見直したりするとよさそうです。いろいろ工夫して衣替えをしない収納ができるとよいですね。

2018.06.11

家事カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
【レポート】KIDSNAアンバサダー生誕2周年記念インスタライブ

2024年3月1日に開催したKIDSNA STYLEインスタライブ。お忙しい時間帯にもかかわらず、たくさんのアンバサダーのみなさまにご参加いただき、本当にありがとうございました!参加が難しかった方も多いと思うので、インスタライブの様子を簡単にご紹介いたします。