夫の扶養に入っているけれど、これからの働き方次第で扶養を外れる予定のママや、扶養を外れるかもしれないと心配なママもいるのではないでしょうか。今回は、国民健康保険と社会保険の扶養についてや扶養を外れたタイミング、扶養から外れる条件や必要な手続きについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
社会保険には扶養という仕組みがあり、例えば夫が会社で社会保険に加入している場合には、収入によって生計を立てられない妻や子どもを扶養家族として保険に加入させることができるそうです。
国民健康保険は家族全員が被保険者となってそれぞれの保険料を支払う仕組みのため扶養という概念がないので、一般的に「健康保険の扶養」とは社会保険の扶養のことを指すようです。今回は社会保険の扶養について、扶養の条件や外れた場合の手続きについてまとめてみました。
今後の働き方次第で、社会保険の扶養から外れて働くことを考えるママもいるかもしれません。ママたちはどのような場合に扶養から外れたのでしょう。社会保険の扶養から外れたタイミングをママたちに聞いてみました。
「子どもたちが小さいうちは仕事をしていなかったので、夫の社会保険の扶養に入っていました。下の子の小学校入学をきっかけにフルタイムで仕事をすることになり、勤め先の社会保険に入りました」(40代ママ)
「これまでは、夫の扶養の範囲内になるように勤務時間を調整しながらパートをしていました。フリーランスで仕事をすることになり収入が扶養の条件から外れるので、自分で国民健康保険の加入手続きをしました」(30代ママ)
職種や勤務時間、収入などが変わったことにより、扶養から外れたというママたちの声がありました。
ママの働く状況によって、夫の社会保険から外れた後、自分の勤め先の社会保険に加入するケースと国民健康保険に加入するケースとがあるようです。
どのようなの条件を満たすと社会保険の扶養から外れることになるのでしょうか。社会保険の扶養から外れる条件をまとめてみました。
さらに、2017年4月からは500人以下の会社であっても働き社会保険への加入に労使で合意がなされている場合は、社会保険に加入できるようになったそうです。
年収が130万円未満であっても、条件にあてはまる場合は扶養から外れ自身の勤める会社の社会保険に加入しなければならないようなので、加入条件に該当するかどうかが気になる場合は、一度会社に確認してみるとよいかもしれません。
社会保険の扶養から外れるときは、どのような手続きをすればよいのでしょうか。社会保険の扶養から外れるときの手続きについてまとめてみました。
勤務時間や年収などが社会保険の加入条件にあてはまる場合は、自分の会社の社会保険への加入手続きをすることになります。
社会保険の加入条件に該当する人を採用したとき、会社は「被保険者資格取得届」を管轄の年金事務所に提出して従業員の社会保険の加入手続きをする必要があるようです。
自身で行うことは特にないようですが、「被保険者資格取得届」にはマイナンバーまたは基礎年金番号を記入するところがあるため、会社に提示を求められたときにすぐに対応できるようにあらかじめ準備をしておくとよいでしょう。
社会保険の扶養から外れる条件は会社の規模や実際の勤務時間や年収によって変わってくるので、自分がどの条件に該当しているのかをきちんと確認しておくとよいかもしれません。
扶養から外れた後、自分の会社の社会保険に加入するか市区町村が運営する国民健康保険に加入するかで手続きの内容も変わることから、必要な手続きを知っておきスムーズな申請が行えるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年1月21日時点で作成した記事になります。
2019年01月25日
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