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2017年09月12日

育休の手当はいつまでに申請?計算方法や条件、二人目以降の場合について

育休の手当はいつまでに申請?計算方法や条件、二人目以降の場合について

赤ちゃんが産まれても、子育てをしながら仕事を続けたいというママやパパが増えています。そんな家族の子育てをサポートする制度が育休です。育休が取れる条件や、育休中に支払われる手当がどのような計算をするかご存知ですか?育休を取るときは、いつまでに申請する?二人目の場合はどうなる?ここでは、知っておきたい育休の基礎知識と申請方法についてご紹介します。

育休とは

制度の概要

育休は、育児・介護休業法で定められた、子どもを養育する労働者が取得できる休みのことです。正式には「育児休業」と言い、

仕事をしているママやパパが赤ちゃんを育てるために休みを取得できる制度です。

産後8週までは産休の扱いでその後の休みが育休扱いとなり、原則として1歳になる前日まで取得可能です。

産休は誰でも取得することができますが、育休は所定の条件を満たした上で申請することが必要となります。条件を満たしていれば、出産後も働きながら子育てをしたいママやパパをサポートしてくれる制度です。

取得条件と期間

育児休業を取得するには、条件を満たしている必要があります。細かい規定がありますが、分かりやすく言うと、

1年以上ひとつの企業で働いていて、引き続き仕事を続ける見込みがあることです。

条件を申請時に満たしていれば、申し出により育児休業を取得することができます。つまり、正社員でなく、契約社員やパートなどでも条件を満たしていれば育休は取得可能です。

逆に、育児休業を取得できない労働者の条件があります。1年未満しか働いてない、1年以内に契約が終了する場合、週の所定労働日数が2日以下や日雇いの場合です。また、自営業者は、育児休業は取れません。

自分が取得条件を満たしているか分からないときは、会社の担当者に確認してみましょう。

場合によっては、休ませてくれたり復帰しやすいよう配慮してくれたりすることがあります。まずは、育休を取って働き続けたいことを伝えることが重要です。育休は取得できる期間が決められ、原則として育てている子が1歳になる前日まで取得することができます。

女性は、産休の期限となる産後8週後から、男性は子どもの誕生の翌日から取得可能です。

親子3人

さらに「パパママ育休プラス制度」を利用すると、1歳2カ月まで育休を取れます。

保育園に入れなかった、やむを得ない事情で子育てが難しくなったなどの特別な事情がある場合は、取得期間を延長することが可能です。1歳6カ月までの延長でしたが、2017年10月からは法改正により、2歳まで延長できるようになります。

育休の申請方法

育児休業給付金の計算方法

育児休業給付金は、育休開始からの日数で計算方法が違います。

育児休業開始からの180日間は、休業開始時賃金日額×支給日数×67%です。180日経過後は、休業開始時賃金日額×支給日数×50%となります。

育休前の月収が20万円、1歳になるまで育休取得すると仮定して計算すると、

育休開始日~180日 20万円×67%=13万4,000円(月額)

残り1歳になる前日まで 20万円×50%=10万円(月額)

合計すると、120万4,000円にもなります。育休中は、給料が支払われないことが多いので手当があると助かりますね。

申請に必要な書類

育児休業の手続きは、基本的に働いている職場で行います。産休に入る前に必要書類をもらい、産後に必要事項を記入して提出します。

申請に必要な書類は、育児休業給付金支給申請書、育児休業給付受給資格確認票です。印鑑と振込先口座も用意してください。自分で手続きを行うことになった場合は、ハローワークに書類を取りに行き、その場で相談するとよいでしょう。

申請の流れ

育休中の手当をもらうためには、いつまでに申請すればよいのでしょうか?申請手続きには期限があり、育休開始日1カ月前までに申請することが必要です。

育児休業給付金支給申請書、育児休業給付受給資格確認票に必要事項を記入し、振込先金融機関や銀行届出印を捺印して提出します。会社が残りの必要事項を記入し、添付書類を添えてハローワークで手続きをしてくれます。いつまでに書類を渡すか、職場の担当者に産休に入る前に聞いておくと安心です。

2人目以降の育休について

2人目も育休を取る(育児休業給付金をもらう)ためには

仕事を続けながら2人目を授かった場合も育休を取ることができ、育児休業給付金ももらえます。一度職場復帰してから1年以上働いていれば、問題なく給付金を受け取れます。

では、育休中に2人目を授かり、復帰せず産休に入るとどうでしょうか?過去4年以内に1年以上働いた期間があれば給付金をもらえます。第3子の場合も同様ですが、第2子産休前か、第3子産休前に1年以上働いていることが条件となります。そのため、3人を年子で産むとなった場合や、育休期間が長くなった場合には注意が必要です。

2人(3人)の子育て中に育休を取った人の体験談

2人の子育て中に育休を取ったことがあります。1回目の育休取得時は職場で前例がなく、理解してもらうため、事前に社内規則や法律まで下調べをして説明するなど大変でした。

2回目の育休は、上司の理解も進みスムーズに育休を取得できました。上の子は2人目が産まれるまで保育園に通っていましたが、いっしょにいたくて保育園は退園。赤ちゃんの世話をしながら上の子の相手もするのは大変でした。2人目が1歳になり育休が終わるのを機に職場復帰。以前通っていた保育園へ再び入ることはできませんでしたが、別の保育園へ2人を預けて働いています。育休中にいっしょに過ごした時間は、今も良い思い出です。

働きながら子育てをするため育休を取ろう!

親子

仕事を続けたいけれど赤ちゃんの面倒もみたい、そんなママをサポートしてくれるのが育休です。法律で取得できる休業制度で、育休が取れる条件や手当の計算方法、いつまでに申請するなどの基礎知識を事前に知っておくと、職場で話をするときも安心です。

まず、職場で育休を取り、働き続けたいことを伝えて理解をもらいましょう。1人目でも2人目でも、育休を申請して赤ちゃんと貴重な時間を過ごしてはいかがでしょうか。

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