共働き家庭でマンションや戸建てを賃貸・購入する場合の予算や名義

戸建て検討のタイミングやマンションでの暮らし方

共働き家庭でマンションや戸建てを賃貸・購入する場合の予算や名義

共働きの家庭でマンションや戸建ての賃貸や購入を考える場合、予算や名義などで迷うママやパパがいるかもしれません。今回は、共働きの家庭でマンションや戸建てを賃貸もしくは購入した家族の名義はどのようにしたかや予算について体験談を交えながらご紹介します。

共働き世帯でマンションや戸建てを考えるタイミング

共働き世帯のママやパパが、マンションや戸建てを考えるのはどのようなタイミングなのでしょうか。


賃貸

マンションや戸建ての賃貸の場合、結婚や子どもが生まれるタイミングをきっかけに、より広いマンションへ移るこをと考える家庭が多いようです。また子どもが小学生に上がるときや、2人目が生まれるタイミングなどで住み替える家庭も多いようです。

賃貸にした理由に関しては、まだこれから家族が増えるかもしれない、近い将来は別の場所に暮らしたい、転勤の可能性がある、という声がありました。


購入

マンションや戸建ての購入の場合、賃貸と同じように子どもが生まれるタイミングや学校に上がるときなどで考える人が多いようですが、学区を考えてずっと同じ場所に住みたい、と考える人もいるようです。

また、将来の自分たちの親のことを考えたり、共働きしているときに両親が近くにいると何かがあったときも安心だという理由で、実家の近くにマンションや戸建てを購入した、という声もありました。

共働き世帯のマンションの予算

マンション
iStock.com/Sean_Kuma

共働き世帯のマンションの予算はどのくらいなのでしょうか。


賃貸

賃貸は土地によって相場が変わります。

20代ママ
20代ママ

都内で、毎日の通勤を考えて駅から近いファミリータイプのマンションを探していました。相場や条件を考えると14万から15万の物件が多く、最初考えていた予算より高かったのですが、会社の家賃手当を使えたので予算内におさまりました。

30代ママ
30代ママ

都内で、駅からは少し距離がありましたが、保育園に近いマンションを選びました。駅から15分くらいで13万円くらいが相場でした。自転車を使っていたので、駅からの距離は気になりませんでした。

都心の場合、13万から15万、近郊だと10万から13万という声が多くありました。

共働き世帯の賃貸の場合、会社によって賃貸を何割か負担してくれる制度もあるようなので、制度を活用しながら条件の良い場所を選んでいる、という声もありました。


購入

マンションや戸建ての購入に関しての予算はどのくらいが相場なのでしょうか。

30代ママ
30代ママ

都内でマンションを3,500万円で購入しました。同じような値段で、条件も似ている物件と迷ったのですが、バス停やスーパーが近くにある方を選びました。

40代ママ
40代ママ

千葉県で戸建てを2,500万円で購入しました。駐車場つきで、実家から近い場所を選びました。


マンションや戸建てを購入する場合、都心の場合は3千万円からで近郊の場合は2千万円から、という声がありました。

マンションや戸建てを購入する場合、ローンを組むことなどを考えて購入する前から銀行の行っている住宅ローンの相談会や、家の展示会が行っているお金の相談会に行っていた、という声も複数ありました。

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マンションや戸建ての名義について

マンションや戸建ての賃貸や購入を考える場合、共働き世帯では名義をどのようにするとよいのでしょうか。


名義を1人にする

ペン
iStock.com/Szepy

マンションや戸建ての賃貸の場合、名義は世帯主だけにする、という声が多くありました。大家さんの信用度を得るために、収入の多い方の名義にしたという人もいるようです。また、どちらかの勤務先に家賃手当がつく場合、手当がつく方を名義にした、という声もありました。

賃貸契約の場合はどちらか1人の名義にする場合がほとんどのようですが、連帯保証人の名前が必要なので、そこでもう1人の名前を書くことが多いようです。


2人の名義にする

マンションや戸建ての購入の場合、共働き世帯では2人の名義にする人が多いようです。住宅ローンを組んでいる場合は、住宅ローン控除が行われるので、それぞれの申告で減税を行っている、という声もありました。

また、マンションや戸建ての購入は財産にもなるため、将来売却した場合にもそれぞれが特別控除を受けられたり、片方に何かあった場合にも相続ができるので安心だと感じる人も多いようです。

一方、ママがマンションや戸建ての購入後に妊娠をして、産休や育休で収入が減った場合にもローンは一定額を支払い続けなくてはいけないので、きちんと計画しておく必要があるでしょう。

マンションや戸建ての賃貸・購入の体験談

実際にマンションや戸建ての賃貸契約や購入をした家庭に体験談を聞いてみました。


家賃手当を考慮して1人契約

30代ママ
30代ママ

うちの場合は主人のほうが収入があるのですが、私の勤務先には家賃手当があり主人の会社にはなかったので、私の名義で契約して主人は連帯保証人として契約しました。大家さんには事情を説明し、それぞれの収入証明をしたので問題はありませんでした。

多くの場合、収入の多い方が賃貸契約の名義になることが多いようですが、家賃手当は契約名義が本人の場合に限ることがほとんどのため、手当を考慮して名義決めるを家庭もあるようです。


夫婦の名義でマンション購入

40代ママ
40代ママ

周りでマンションを購入した友人夫婦や親からのアドバイスで、夫婦二人の名義でマンションを購入しました。おかげで住宅ローンの減税がお互いにされました。数年後に売却したときに3千万以上になったのですが、共有名義だったため特別控除の対象となり、2人の名義にしておいてよかった、と思いました。

マンションや戸建てを購入するということは、資産を持つということになるので、その先を考えて名義をどうするのか夫婦で話し合うとよいのかもしれませんね。

きちんと計画して話し合いをしよう

リビングでくつろぐ家族
iStock.com/undefined undefined

マンションや戸建ての賃貸契約をしたり、購入するのは人生の中でも数少ない大きな出来事でしょう。さまざまな制度を活用できるように、会社の家賃手当の条件や税金のことなどをきちんと確認しておくと安心ですね。

契約の際の名義もしっかりと夫婦で話し合い、計画しましょう。

2020.02.18

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