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さつまいものおやつを1歳の子どもに作ろう。簡単レシピをご紹介
手づかみ食べができるさつまいものおやつレシピなど
1歳の子どもにさつまいもを使っておやつやを作りたいと思っているママもいるでしょう。今回の記事では、さつまいもの栄養価、1歳の子どもに作るさつまいもを使った簡単おやつや、手づかみ食べができるさつまいもスティックのレシピ、炊飯器を使って作るさつまいものレシピなどをご紹介します。幼児食・離乳食にぜひ作ってみてくださいね。
1歳の離乳食・幼児食にさつまいもでどのような料理を作った?
1歳の子どもに作ったさつまいもの料理について、ママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
さつまいもをスライスし、砂糖とレモンを加えてさつまいものレモン煮を作りました。パンケーキにのせてもおいしかったです。
30代ママ
子どもたちがさつまいも大好きだったので、炊飯器で作れるスイートポテトををよく作っていました。
ママたちは1歳の子どもにさつまいもを使っていろいろな料理を作っていました。さつまいもはおやつにもおかずにも取り入れやすい食材なので、幅広い料理を作れるかもしれませんね。
1歳になり、少しずつ子どもの手づかみ食べが上手になったと感じているママもいるでしょう。さつまいもを使ってさつまいもスティックなどの手づかみ食べができるメニューを作ってあげると、子どもがよろこんで食べてくれるかもしれませんね。
さつまいもの栄養価は?
さつまいもは離乳食初期から取り入れることができ、自然の甘みもあって食べさせやすい食材のひとつでしょう。離乳食・幼児食では取り入れる機会も多いのではないでしょうか。
さつまいもにはどのような栄養が含まれているのでしょうか?詳しく見てみましょう。
エネルギーのもとになる糖質を豊富に含む食材です。糖質のほかにも、食物繊維やビタミンC、ビタミンE、カリウムなどのミネラルも含まれていて、栄養価の高い食材です。
赤ちゃんが便秘になってしまったときに、食物繊維を摂取するために食べさせたママもいるのではないでしょうか。
さつまいもには、食物繊維やビタミン、ミネラルなど離乳食・幼児食に取り入れたい栄養素が多く含まれていますが、食べ過ぎるとカロリーが多くなりすぎてしまうようです。月齢に合わせた適切な量を食べさせるようにしましょう。
出典:「いも及びでん粉類/<いも類>/(さつまいも類)/さつまいも/塊根/皮なし/生」/文部科学省
1歳児におやつが必要な理由
1歳児におやつを食べさせると、次の食事を食べてくれないのではないか、カロリーを摂りすぎているのではないかと心配になるママもいるかもしれません。
ただ、1歳児にとっておやつはとても重要です。
1歳以降、歩けるようになったり、さまざまなおもちゃで遊ぶことができるようになり、活動量は増加するため多くのエネルギーや栄養素を必要とします。一方、まだ消化機能が未熟で、一度に必要な量のエネルギー・栄養素を摂ることができず、3回の食事だけでは不足してしまいます。
不足するエネルギーや栄養を摂るため、おやつ(間食)が必要となります。
1歳の子どものおやつにさつまいもを取り入れるときのポイント
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1歳の子どものおやつにさつまいもを取り入れるときの調理方法のポイントについてお伝えします。さつまいもは調理方法を工夫することで、さらにおいしく食べさせることができます。
調理の前にアク抜きをする
さつまいもはあくの強い食材と言われています。さつまいもを使って調理をする前に、しっかりアク抜きをしましょう。
さつまいものあく抜きの方法をご紹介します。
- さつまいもをたわしなどできれいに洗う
- キッチンペーパーなどで水気を拭き取る
- 皮を厚めにむき、メニューにあわせた大きさにさつまいもを切る
- すぐに多めの水にさつまいもを入れ、水を2~3回入れ替えながら10分程度浸す
さつまいもに土がついている場合は、たわしなどで傷がつかないようやさしく洗うようにしましょう。
さつまいもを皮ごと調理する場合は、洗って水気を拭き取ったあと、皮つきのまま切ってアク抜きしましょう。
皮を厚めにむく
さつまいもの皮の近くには、さつまいもが変色する原因となる物質が多く含まれているようです。変色を防ぎたいときは、皮を厚めにむくとよいでしょう。
さつまいもの皮の近くには栄養分も多く含まれているので、子どもが見た目を気にしないようなら皮を薄く切って調理をしてもよいでしょう。
レシピに合わせて形状を工夫する
さつまいもを煮て使うときは、味が染み込みやすく火の通りが早くなるよう乱切りにするとよいでしょう。
さつまいもの揚げ物を作る場合は、棒切りにして揚げるとカリッとした食感をたのしめそうです。
スイートポテトなどなめらかな食感に仕上げたいときは、さつまいもをペースト状にするとよいでしょう。
さつまいもが柔らかくなっているか確認したいときは、竹串を指して確認してみましょう。おいしく調理できるよう、レシピに合わせてさつまいもの形状を工夫しましょう。
固さを調節する
厚生労働省の資料によると、1歳前後に前歯が8本生えそろい、前歯で食物をかじり取れるようになるようです。1歳の子どもにさつまいもを取り入れるときは肉団子ぐらいの固さを目安に、歯茎でかみつぶせる固さになるよう調理方法を工夫するとよいでしょう。
【簡単レシピ】1歳の子どもに作る、さつまいものおやつ
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1歳の子どもに作る、さつまいもを使ったおやつの簡単レシピをご紹介します。
さつまいもを調理する前に皮をむきあく抜きをしておきましょう。
さつまいもスティック
さつまいもスティックは、さつまいもを揚げて作るおやつレシピです。工程が少ないので気軽に調理できそうですね。中まで柔らかくなっているかどうか竹串などを指して確認しましょう。
手づかみ食べができるメニューなので、子どもが自分で食べようとする意欲につながるかもしれません。
さつまいもの俵型おやき
- さつまいもを適当な大きさに切って、やわらかくなるまでゆでる
- 1をすりつぶしてペースト状にする
- 2に黒ごまときなこ、片栗粉を混ぜ合わせる
- 俵型に形作り、フライパンで全体に焼き色がつくまで焼く
長めの俵型に成形すると、子どもが手づかみ食べしやすいかもしれません。バターや牛乳などを足してスイートポテトにアレンジすることもできるようです。離乳食・幼児食の進み具合や子どもの好みに合わせて、スイートポテトも作ってみるといいかもしれません。
数個ずつに分けて冷凍保存しておくと、子どものおやつの時間に電子レンジで加熱してすぐに与えられるので便利かもしれませんね。
さつまいもチップス
- さつまいもをスライサーなどで薄切りにする
- さつまいもの水気を拭き取る
- オーブンシートを敷いて電子レンジで加熱する
揚げないでできるさつまいもチップスのレシピです。電子レンジで加熱するだけなので簡単に作ることができます。
少量のバターや塩で味に変化をつけてもいいかもしれませんね。
さつまいもの蒸しパン
- さつまいもを1cm角程の大きさに切り、やわらかく茹でて水をよくきる
- 小麦粉と砂糖をふるいでふるう
- 2に牛乳を加えて混ぜ合わせ、1と混ぜる
- 3を耐熱容器に入れ、蒸し器で10分程蒸す
蒸しパンは材料を混ぜて蒸すだけでできるので、おやつに作ってみてはいかがでしょうか。
生地にお湯で洗ってやわらかくしてから刻んだレーズンを加えても、おいしく仕上がるでしょう。ふわふわ食感を子どもが楽しんでくれるとよいですね。
さつまいもケーキ
- さつまいもはあく抜きをして1㎝程度の角切りにする
- ボウルに牛乳・卵を入れて混ぜる
- 2.にホットケーキミックスを入れて、さらに混ぜる
- 3.にさつまいもを入れて混ぜる
- 炊飯器に溶かしたバターを塗る
- 炊けたら、竹串をさして何もつかないか確認する
炊飯器で簡単に作れるさつまいもケーキです。炊飯器の大きさなどによって、1回の炊飯で炊けないこともあるようです。竹串に生地がつくようなら追加で加熱しましょう。
甘さ控えめで牛乳や卵の栄養価も取り入れることができるレシピです。果物を一緒に添えてもいいかもしれませんね。
大きな炊飯器で大量に作って保存しているママもいるようです。保存方法は冷蔵庫保管だと数日しかもたないようなので、1食ずつラップやフリーザーバッグに入れて冷凍保存するといいようです。保存方法に気をつけて食べさせるようにしましょう。
さつまいもを使って1歳の子どもがよろこぶメニューを作ろう
szefei/Shutterstock.com
今回の記事では、さつまいもの栄養価、1歳の子どもに作るさつまいもを使った簡単おやつや、手づかみ食べができるさつまいもスティックのレシピ、炊飯器を使って作るさつまいものレシピなどをご紹介しました。 さつまいもは蒸し器で蒸すだけでもホクホクおいしい食材ですよね。おかずにもう一品欲しいときやおやつに何を作ろうか迷ったとき、さつまいもを取り入れてみてはいかがでしょうか。 さつまいもは栄養価が高く、自然の甘さがあって離乳食・幼児食に取り入れやすい食材のひとつです。さつまいもを活かしたメニューを、子どもがよろこんで食べてくれるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月7日の記事作成時点のものです。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
さつまいもを茹でて潰してミルクでのばし、少量の砂糖・バターを加えてスイートポテトを作っていました。子どもが手づかみ食べしてくれましたよ。