
1歳の子どもの食事を考えるとき、パンは手づかみで手軽に食べることができるため、欠かせない食べ物かもしれません。離乳食の頃、パンに助けられたというママやパパもいるでしょう。今回は、1歳頃に食べるパンの注意点や保存方法、アレンジレシピなどをご紹介します。
1歳頃の子どもは手を使って、物のかたちや感触を確かめるような動きをしますよね。
食事で手づかみ食べをする子もいるでしょう。手づかみで食べられるパンは1歳頃の子どもの食事にも適している食べ物かもしれません。
1歳頃の子どもが手づかみで食べられるように、市販のパンを使うときも固さや大きさに配慮して、パンを用意するようにしましょう。
パンはいつから食べられるのか知りたいママやパパもいるでしょう。パンは糖分、塩分、油分が少ない食パンであれば、離乳食初期から与えることができるようです。
離乳食初期には、お湯やミルクでふやかすと食べやすいため、食パンをパン粥にして赤ちゃんに与えるママも多いようです。1歳前後でも、基本的には添加物が含まれていない食パンやバターロールなどのシンプルなパンを選ぶとよいでしょう。
忙しい朝にも簡単に準備できるため、パンを朝ごはんにするママも多いでしょう。手軽に準備できるパンですが、どのような点に気をつけて、子どもに与えるとよいのでしょうか。
1歳頃の子どもにパンを与えるときは、大きさに気をつけましょう。パンをそのまますべて渡すと食べにくいだけでなく、口に入れすぎてしまうことがあるかもしれません。
大きすぎないように一口サイズにし、パンを切る際にはつぶれないようにパン切り包丁を準備しておくと便利でしょう。
1歳頃の子どもに手づかみ食べの練習をさせるために、ママがパンを少し大きめにして与えることもあるかもしれません。子どもが手づかみ食べをするときは、喉に詰まらせないように食べる様子をきちんと確認しましょう。
子どもによって個人差はあるものの、1歳頃の子どもの中にはまだ歯が生えそろっていない子もいるかもしれません。
パンの耳は1歳児にはかたいこともあるので、避けるようにしましょう。ママと子どもが安心して食べられるように、子どもの様子を見ながら判断したいですね。
惣菜パンはバターやマヨネーズなど高カロリーのものもあるので控える方がよいでしょう。
また、パン屋さんにもライ麦食パンや黒糖パンなど、さまざまな種類のパンがありますが、シンプルな食パンが消化によいようです。市販のパンを選ぶときのポイントにするとよいでしょう。
食パンを食べるとき、枚数が多く消費期限内に食べきれずに困った経験をした方もいるでしょう。保存する場所によっては、傷みが早い場合もあるようです。
おいしいパンを安心して子どもに食べさせるために、パンの保存方法についてもしっかりと頭に入れておきましょう。
パンには水分が多く含まれており、カビが好む栄養分が豊富に含まれているようです。カビが生えやすいので、封を開けたらすぐに食べるようにしたいですね。
封を開けて数日経っているものは、子どもに与えないように気をつけましょう。
基本的に日陰の涼しいところで保存するか、食べきれない分は冷凍保存をしましょう。
冷凍保存するときは、パンをラップに包み、フリーザーバッグなどに入れて保存し、1カ月以内を心がけて早めに食べきりましょう。
食パンは傷みやすいので、冷蔵庫で保存しているママも多いかもしれません。
冷蔵庫の温度や乾燥している環境はパンの劣化を進めると言われているようです。保存する場合は、常温保存または冷凍保存することを覚えておくとよいかもしれませんね。
手軽に準備できる食パンですが、毎回同じようなレシピになって子どもが飽きないように、アレンジしたいママやパパもいるでしょう。
食パンを使ったアレンジレシピを紹介します。
フレンチトーストは卵に浸して焼くだけなので、忙しいママやパパも簡単に作ることができるかもしれません。砂糖がない場合も、牛乳のやさしい甘みとふわふわの食感で食べやすく、子どもが好むレシピのようです。
卵の液に小松菜や人参などの野菜を混ぜて入れると、栄養が摂れてよいかもしれません。
食パンを焼いて、きな粉を入れた袋やタッパーの中でふるだけで簡単にきな粉パンを作ることができます。きな粉をまぶしたあとに豆乳を少量かけると、程よくしんなりして食べやすいでしょう。
トースターで焼く代わりに、フライパンでバターで炒めるとより味に深みが出るので、子どものおやつにぴったりかもしれません。
蒸しパンにしたり、食パンを細長く切ってロールパンにしてもアレンジがきいてよいかもしれません。バナナは年中手に入れやすく、調理しやすい食材なので便利で作りやすいでしょう。
子どもがひとくちで食べられると、手づかみ食べの練習にもなってよいですね。
パンはアレンジしやすく、ママにとっても手軽な食べ物です。シンプルな食パンだけでは栄養面が心配というママやパパも、パンに野菜や果物などを取り入れた簡単なアレンジレシピもあるので、栄養バランスを考えて作ってみるとよいかもしれません。
1歳の子どもが楽しく食事できるように、いろんな食材と合わせて、食卓を鮮やかに彩りましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月17日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
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