トマトを離乳食初期に取り入れたいとき、進め方や下ごしらえなどの調理方法が気になるママやパパもいるのではないでしょうか。トマトソースはいつから取り入れるとよいのか知りたい場合もあるかもしれません。今回の記事では離乳食中期・後期・完了期別のトマトの食べ進め方などについてまとめました。
トマトは料理に加えると食卓の彩りが鮮やかになりますよね。年間を通して手に入りやすいため、食卓によく登場する食材の一つかもしれません。
ミニトマトを含むトマトを離乳食にも取り入れたいと考えるママやパパもいるでしょう。トマトはいつから離乳食に取り入られるか、下ごしらえの方法をご紹介します。
厚生労働省によると、離乳食はおかゆから始め、食べ慣れてきたらトマトなどの野菜や果物を与えるとよいようです。
離乳食の開始時期の目安としては、
離乳食で与えるトマトは加熱し、湯むきをして皮や種を取り除いて下ごしらえしましょう。
湯むきの方法は、以下の手順で行なうとよさそうです。
トマトはどのように食べ進めるとよいのでしょうか。離乳食初期、中期、後期、完了期のトマトレシピと合わせてご紹介します。
厚生労働省の資料によると、生後5カ月から6カ月頃が離乳食初期とされています。食事のタイミングは、体調やご機嫌がよいなど子どもの様子にあわせて進めていきましょう。初めて食べさせるときは、一さじずつ与えます。調理形態は、なめらかにすりつぶした状態がよいようです。
ゴックン期とも呼ばれる離乳食初期は必ず加熱し、ブレンダーなどを活用してトマトをなめらかにしましょう。片栗粉を混ぜてゼリー風にすると離乳食初期の子どもが食べやすいかもしれませんね。
生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食にして食事のリズムをつけていくとよいでしょう。調理形態は舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)がよいようです。
トマトをやわらかく煮込んだトマトスープは離乳食中期の子どもが食べやすそうです。中期の子どもが食べやすいレシピに、トマト入りスイートポテトというレシピもあるようです。
厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期とされています。授乳やミルクがメインではなくなる子が増え、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期といえるでしょう。調理形態は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)がよいようです。
トマトグラタンや、トマトのお味噌汁、ミニトマトとみかんのポテトサラダなどアレンジを加えたレシピも取り入れてみてはいかがでしょうか。
生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期とされています。1日3回の食事のリズムを大切にし、生活リズムを整えるきっかけ作りとする時期と言われています。完了期の調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子くらい)がよいようです。
薄味を意識した子ども用の冷やし中華など、離乳食完了期頃になるとトマトの食べ方のバリエーションが広がりそうです。
トマトは離乳食初期から取り入れられるようですが、「トマトソース」はいつから取り入れられるのでしょうか。
トマトソースの場合も、5~6カ月頃の離乳食初期からメニューに加えられるようです。トマトソースを作るときには、だし汁や玉ねぎなどで作るとよさそうです。与えたことのある食材を使ってトマトソースを作りましょう。
ミニトマトを含むトマトは、離乳食初期から取り入れられるようです。
トマトは離乳食初期・中期・後期・完了期のいつからでも使える食材で、初めて子どもに与える野菜としてぴったりかもしれません。いろいろな離乳食のレシピを取り入れてトマトのさまざまなバリエーションを楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年12月4日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年12月04日
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