
2歳の子どもに豚肉を使ったさまざまな幼児食を作りたいと考えるママもいるでしょう。今回の記事では、幼児食に豚肉をどのように取り入れたか、使うときに工夫したこと、2歳の子どもが食べやすいしょうが焼きやスープなどのレシピについて体験談を交えてご紹介します。
子どもが2歳になると離乳食の頃と比べて多くの食材や味つけを楽しめるようになるでしょう。いろいろな料理に使いやすい豚肉を取り入れると幼児食のメニューの幅も広がるかもしれません。
子どもが2歳の頃、豚肉をどのように使ったかママたちに聞いてみました。
豚肉を使ってメインやおかずを作るママの声がありました。フォークでさしやすい、ハンバーグや肉団子を作ってお弁当に入れていたというママもいました。
2歳頃はさまざまなことに興味をもつ時期かもしれません。子どもといっしょに料理するなど、豚肉を使った幼児食作りを楽しめたらいいですね。
2歳の幼児食に豚肉を使うときに意識したことをママたちに聞いてみました。
豚肉が固いと子どもが食べにくい場合があるようです。豚肉をやわらかくするためにヨーグルトやおろした玉ねぎに浸けて工夫したママの声がありました。
豚肉を茹でるときは1枚1枚肉を広げて片栗粉をつけて茹でると、子どもが食べるときに食感がやわらかくなるというママもいました。
豚ロースを焼くときは肉が縮まって固くならないように、下ごしらえで切れ目を入れるママの声がありました。豚ロースでとんかつなどの揚げものを作るときも仕上がりが固くならないように切りこみを入れるというママがいました。
豚肉を使うときは余分な脂肪を切り取るというママの声がありました。脂肪が多いと子どもが消化しにくいようなので、下ごしらえのときに脂肪の量を考えて切り取るとよいかもしれません。
豚肉を加熱しすぎると子どもが食べるときに固くなってしまうため、火加減に気をつけるママの声がありました。
2歳の幼児食で子どもがよろこぶ豚肉のレシピを紹介します。
栄養豊富なひじきとやわらかな食感が楽しめる豆腐ハンバーグのレシピです。成形しやすいように豆腐はしっかりと水を切るようにしましょう。豆腐を電子レンジで1分半ほど加熱すると余分な水分がすぐに出て、水切りが簡単だったというママの声もありました。
玉ねぎと豚肉の甘みがよくあうレシピです。片栗粉をまぶしてから焼くと豚肉の食感がやわらかくなるでしょう。しょうがを入れすぎると辛くなってしまうので、量に気をつけましょう。
甘めの味つけにすると子どもが食べやすいでしょう。豚肉そぼろは冷めてもおいしいメニューなのでお弁当用に多めに作り、小分けにして冷凍しておくとよいかもしれません。
白菜をスープに入れて煮込むと、とろみが出て子どもが食べるときに口あたりがやわらかくなるでしょう。白菜は部位によって食感や甘みが違う場合があるようです。豚肉を炒める前に片栗粉をまぶすと仕上がりの食感がやわらかくなるでしょう。
今回は2歳の子どもの幼児食に豚肉をどのように取り入れたのか、使うときの工夫や子どもがよろこぶレシピについて紹介しました。
豚肉を子どもに与えるときは大きなサイズだと噛み切りにくい場合があるため、細かく刻むなど形状を考えるとよいでしょう。下ごしらえのときに豚肉をヨーグルトや牛乳、料理酒につけるなど一工夫してから調理するとやわらかく仕上がるため、子どもが食べやすいかもしれません。
豚肉を上手に取り入れておいしい幼児食を作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月05日の記事作成時点のものです。
2019年10月18日
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