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2歳の子どもがよろこぶ幼児食に豚肉を使ったレシピ
ママたちに聞いた豚肉を使うときに工夫したこと
2019.10.18
2歳の子どもに豚肉を使ったさまざまな幼児食を作りたいと考えるママもいるでしょう。今回の記事では、幼児食に豚肉をどのように取り入れたか、使うときに工夫したこと、2歳の子どもが食べやすいしょうが焼きやスープなどのレシピについて体験談を交えてご紹介します。
2歳の幼児食に豚肉を取り入れた方法
子どもが2歳になると離乳食の頃と比べて多くの食材や味つけを楽しめるようになるでしょう。いろいろな料理に使いやすい豚肉を取り入れると幼児食のメニューの幅も広がるかもしれません。
子どもが2歳の頃、豚肉をどのように使ったかママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
子どもが好きな豚ロースの薄切りを使ってしょうが焼きを作りました。子ども用に薄味にして取り分け、大人の分は味つけを変えていました。
30代ママ
豚肉を使って餃子やしゅうまいを作りました。子どもといっしょに具材を皮で包んでみましたが、とても楽しそうでした。
豚肉を使ってメインやおかずを作るママの声がありました。フォークでさしやすい、ハンバーグや肉団子を作ってお弁当に入れていたというママもいました。
2歳頃はさまざまなことに興味をもつ時期かもしれません。子どもといっしょに料理するなど、豚肉を使った幼児食作りを楽しめたらいいですね。
2歳の幼児食に豚肉を使うときに工夫したこと
2歳の幼児食に豚肉を使うときに意識したことをママたちに聞いてみました。
豚肉をやわらかくする
30代ママ
豚ロースを使うときに、やわらかくするためにヨーグルトで一晩浸けこみました。浸けこんだ豚肉を水で洗ってから照り焼きを作ると、ヨーグルトの匂いも残らず、しっとりとやわらかくなりました。
30代ママ
豚肉のこま切れで炒めものを作るときは、片栗粉をまぶしています。食感がやわらかくなり、子どもが食べやすそうでした。
30代ママ
豚肉のロース、バラの薄切り肉を茹でるときはやわらかく仕上がるように鍋に料理酒や塩を入れています。
豚肉が固いと子どもが食べにくい場合があるようです。豚肉をやわらかくするためにヨーグルトやおろした玉ねぎに浸けて工夫したママの声がありました。
豚肉を茹でるときは1枚1枚肉を広げて片栗粉をつけて茹でると、子どもが食べるときに食感がやわらかくなるというママもいました。
豚肉に切れ目を入れる
30代ママ
豚ロース肉を焼くときに反り返らないように、下ごしらえのときに切れ目を入れています。脂身と赤身の境目に均等に切れ目を入れると、焼いたときに縮まず仕上がりも固くなりませんでした。子どもに食べさせるときも切り分けやすかったです。
豚ロースを焼くときは肉が縮まって固くならないように、下ごしらえで切れ目を入れるママの声がありました。豚ロースでとんかつなどの揚げものを作るときも仕上がりが固くならないように切りこみを入れるというママがいました。
余分な脂肪を取り除く
30代ママ
豚ロースや豚こまなどの脂肪が多いときは、子どもの食べやすさを考えて取り除くようにしています。
豚肉を使うときは余分な脂肪を切り取るというママの声がありました。脂肪が多いと子どもが消化しにくいようなので、下ごしらえのときに脂肪の量を考えて切り取るとよいかもしれません。
加熱しすぎないように気をつける
30代ママ
豚ロースをソテーするときは焼きすぎると固くなるので、加熱しすぎないように気をつけました。パサつかないように弱火でじっくり焼きました。
豚肉を加熱しすぎると子どもが食べるときに固くなってしまうため、火加減に気をつけるママの声がありました。
2歳の幼児食で子どもがよろこぶ豚肉を使ったレシピ
2歳の幼児食で子どもがよろこぶ豚肉のレシピを紹介します。
豚ひき肉とひじきの豆腐ハンバーグ
- 水で戻したひじきを細かく刻む
- 鍋で茹でたにんじんと玉ねぎを細かく刻む
- 豆腐は水を切って軽くつぶす
- ボウルに1、2、3、豚ひき肉、塩コショウ、片栗粉を入れてなめらかになるまで混ぜる
- 4を子どもが食べやすい大きさに成形する
- フライパンに少量の油をひき、5を入れて片面焼く
- 6を裏返し、フライパンに蓋をして蒸し焼きにする
栄養豊富なひじきとやわらかな食感が楽しめる豆腐ハンバーグのレシピです。成形しやすいように豆腐はしっかりと水を切るようにしましょう。豆腐を電子レンジで1分半ほど加熱すると余分な水分がすぐに出て、水切りが簡単だったというママの声もありました。
豚肉のしょうが焼き
- 豚ロースの薄切りを子どもが食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶす
- 玉ねぎを子どもが食べやすい大きさに切る
- しょうがを少量すりおろす
- ライパンに油をひき、豚肉を両面焼く
- 4を取り出し、2を炒める
- フライパンに4を入れ、3、醤油、砂糖を加えて数分炒める
玉ねぎと豚肉の甘みがよくあうレシピです。片栗粉をまぶしてから焼くと豚肉の食感がやわらかくなるでしょう。しょうがを入れすぎると辛くなってしまうので、量に気をつけましょう。
豚肉とほうれん草のそぼろおにぎり
- ほうれん草は茹でて冷水で冷まし、細かく刻む
- フライパンに油をひき、豚ひき肉、1を入れ、少量の醤油、砂糖を加えて炒める
- 2を冷ましてからご飯に入れて、にぎる
甘めの味つけにすると子どもが食べやすいでしょう。豚肉そぼろは冷めてもおいしいメニューなのでお弁当用に多めに作り、小分けにして冷凍しておくとよいかもしれません。
白菜と豚肉の卵スープ
- 豚こま肉を子どもが食べやすい大きさに切る
- 白菜を子どもが食べやすい大きさに切る
- 鍋に油をひき、1を炒める
- 3に白菜と水、少量の鶏ガラスープを加えて煮る
- 4に溶き卵を回し入れて軽くかき混ぜる
白菜をスープに入れて煮込むと、とろみが出て子どもが食べるときに口あたりがやわらかくなるでしょう。白菜は部位によって食感や甘みが違う場合があるようです。豚肉を炒める前に片栗粉をまぶすと仕上がりの食感がやわらかくなるでしょう。
2歳の子どもに豚肉を使っておいしい幼児食を作ろう
今回は2歳の子どもの幼児食に豚肉をどのように取り入れたのか、使うときの工夫や子どもがよろこぶレシピについて紹介しました。
豚肉を子どもに与えるときは大きなサイズだと噛み切りにくい場合があるため、細かく刻むなど形状を考えるとよいでしょう。下ごしらえのときに豚肉をヨーグルトや牛乳、料理酒につけるなど一工夫してから調理するとやわらかく仕上がるため、子どもが食べやすいかもしれません。
豚肉を上手に取り入れておいしい幼児食を作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年11月05日の記事作成時点のものです。
カレーやシチューを作るときに豚のこま切れを使いました。野菜が苦手な子どもでしたが、豚肉とあわせると食べてくれました。