離乳食完了期にヨーグルトのレシピを増やしたいと思っているママもいるのではないでしょうか。プレーンヨーグルトを食べやすくする工夫やレシピをママたちの声をもとにご紹介します。離乳食にヨーグルトを毎日与えてもよいのか、加熱は必要なのか、冷凍保存はできるのかなどについても併せてお伝えします。
離乳食完了期は、手づかみ食べが上手になり、小さなものをつまんだり、スプーンなどの道具を使える赤ちゃんが多くなります。
なんでも積極的にやらせてあげると、赤ちゃんの食べる意欲がどんどん育っていくようです。卒乳へ向け栄養バランスを考え毎日の献立を考えていくのがよいかもしれません。
基本的な離乳食完了期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。
厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期とされています。毎日3回の離乳食が完了し大人と同じように、ほとんどすべての食材を食べることができるようになります。
食材の大きさや柔らかさは、赤ちゃんの成長に合わせてあげましょう。硬さの目安は肉団子くらい、少し力を入れればスプーンの縁で切れる程度が理想的なようです。
離乳食完了期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。
離乳食中期にヨーグルトを1回で食べさせる量は、ヨーグルト以外の乳製品と合わせ、100gを目安としましょう。
市販されているカップに入ったヨーグルトの内容量はメーカーによって異なりますが、一般的に70g前後のものが多いようです。
離乳食にヨーグルトを与えるとき、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょうか。
塩分量や砂糖が多い食事は、赤ちゃんの体に負担を掛けてしまうこともあり、あまりよくないようです。
離乳食にヨーグルトを与えるときは、なるべく砂糖やゼラチンが入っていない無糖プレーンヨーグルトを選んでいたというママの声が多くありました。
離乳食の材料としてヨーグルトを使っていたママもいました。デザートやドレッシングの材料として使ったり、とろみを活かしてパサつく食材を食べやすくする、お肉を柔らかくするために漬け込むなど、ヨーグルトの使い方はいろいろあるようです。
ヨーグルトは冷凍すると水分が分離したり、舌触りがざらつくことがあるので、冷蔵庫で保存し、開封後はなるべく早めに使い切るようにしましょう。
冷凍したものを解凍して使うときは、そのまま与えるのではなく、離乳食の材料として加熱してから使用する方がよいかもしれません。
離乳食完了期のヨーグルトレシピをご紹介します。
一晩をおくとしっかりした硬さの水切りヨーグルトができます。お好みで水を切る時間を長くするとよいでしょう。量を多くしたい場合は、ざるにキッチンペーパーを敷いて作ってみてくださいね。
水切りヨーグルトは、そのままの状態よりも程よく水分が抜け、味が濃厚になります。他の食材と絡みやすくなるので、和えものに使うのもよいかもしれません。短時間で作りたいときは、ヨーグルトをレンジで2、3分程加熱してから水を切るようにしましょう。
水切りヨーグルトは生クリームの代わりに使うこともできます。パンケーキや食パンでケーキの土台を作り、フルーツと水切りヨーグルトでデコレーションして1歳のバースデーケーキを手作りしてみてはいかがでしょうか。
ほうれん草が苦手な赤ちゃんもおいしく食べてくれるのではないでしょうか。にんじんやかぼちゃ、トマトなどの野菜でアレンジしてもよいかもしれません。赤ちゃんが食べやすいようにスティック状にカットしたり、小さく作ってあげましょう。作り置きして1個ずつラップに包み、冷凍ストックしておくのもよい方法です。
マヨネーズの代わりに水切りヨーグルトを使った、彩りがキレイなサラダのレシピです。
じゃがいもやさつまいもを使い赤ちゃん用のポテトサラダにもできそうですね。
ヨーグルトがお肉の臭みをおさえ、まろやかで柔らかい食感のハンバーグに仕上がります。タネにお醤油を少し加えることで、ソースをつけなくても美味しく食べられるようです。タネの中にチーズを入れて成形してもよいかもしれませんね。
ヨーグルトは手に入りやすく、加熱や下処理が必要ない食材です。ママたちにとっても離乳食に取り入れやすいのではないでしょうか。とろみや酸味を活かし離乳食の材料や調味料として活用するのもよい方法でしょう。
今回、ご紹介した離乳完了期のヨーグルトのレシピを参考にして食事にヨーグルトを上手に取り入れられたらよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月18日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年07月18日
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