4人家族が快適に暮らせる間取りとは。こだわりポイントや工夫を調査

4人家族が住んでいる間取りを紹介

4人家族が快適に暮らせる間取りとは。こだわりポイントや工夫を調査

家族が4人いるご家庭ではどのような間取りの家に住んでいるのでしょう。子育て中のママやパパの中には具体的な間取りを知りたい場合も多いのではないでしょうか。子どもが2人いるからこそ気になる点もあるかもしれません。今回は、4人家族のママにお住まいの間取りと工夫しているポイントなどについて調査しました。

家族4人の間取りが知りたい

出産や子どもの成長をきっかけに、家の間取りについて改めて考えているママやパパも多いのではないでしょうか。家族みんなが快適に暮らせるよう、引っ越しを検討しているご家庭もあるかもしれません。

今回は、夫婦に子ども2人の家族4人暮らしのママにアンケ―トを実施し、実際に住んでいる間取りを調査しました。こだわりの間取りとインテリアの工夫と合わせてご紹介します。

【実例紹介】4人家族が暮らす間取り

周りの4人家族のご家庭はどのような間取りで暮らしているのでしょう。自宅の間取りとそれぞれ気に入っているポイントを聞きました。


2LDK

5歳と3歳のママ
5歳と3歳のママ

2LDKのマンションです。子ども部屋がリビングに隣接しており、引き戸を開けると続きの間になるので見守りしやすいです。おもちゃを使った遊びは子ども部屋、勉強やお絵描きなどはリビングではすることが多く、子どもたちなりに使い分けているようです。

リビングと子ども部屋やプレイスペースが繋がっている間取りの場合、ママやパパの目や行き届きやすいようです。子どもが小さいうちはどこに遊ぶ場所を用意するかを考えられるとよさそうですね。


3LDK

部屋
iStock.com/YinYang
7歳と3歳のママ
7歳と3歳のママ

マンションに住んでいます。2人目出産後に家探しをしたため子ども部屋を確保できる物件を選びました。子ども部屋はそれほど広くないので、リビングで勉強できるよう収納ラックと長テーブルを置いています。ある程度の広さがあってよかったです。

3歳と0歳のママ
3歳と0歳のママ

戸建て住まいです。1階のリビング横に一部屋、2階に夫婦の寝室と子ども部屋予定の広い一部屋があります。子どもが大きくなったらその部屋を二部屋に区切り、子ども部屋にする予定です。成長に合わせ間取りを変更できるのが気に入ってます。

子ども一人ひとりに部屋を用意する前提で間取りを選んだママもいるようです。子ども部屋の広さによっては、勉強スペースをリビングに設けるのもよさそうですね。子どもが成長したら部屋を間仕切るという選択もあるようです。どのタイミングで子ども部屋を作るをか体的に考えると、間取りも検討しやすくなりそうですね。


4LDK

5歳と3歳のママ
5歳と3歳のママ

夫婦の寝室と2人の子ども部屋の他に和室があります。子どものお祝いのときなど遠方からくる祖父母が泊まることも多いので、客間になる和室があると便利だなと思いました。

夫婦の部屋や子ども部屋の他にもう一室あると、来客の際ゲストルームとして使える場合もあるようです。親せきが集まる機会が多いご家庭の場合など、客間があると何かと役立つかもしれませんね。

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家族4人が快適に暮らせる間取りの工夫

4人家族が過ごしやすい家とはどのような家でしょう。間取りでこだわった部分について具体的に聞きました。


リビング

40代ママ
40代ママ

子どもが成長したときにあまり狭苦しさを感じないよう、リビングが広い家を選びました。小さいうちはプレイスペースも設けられるのがよかったです。

家族が集まるリビングは広さ重視で選んだという声もありました。プレイスペースをリビングに用意する場合、子ども2人分のおもちゃをどのように配置するかまで考えられるとよいかもしれませんね。


子ども部屋

子ども部屋
iStock.com/onurdongel
30代ママ
30代ママ

子ども部屋ごとに違いが生まれないよう、同じ広さで同じ間取りになる物件を選びました。使いやすさが同じなら子どもも納得しやすいかなと思います。

子ども部屋が同じ条件になるよう、それぞれの広さにこだわったママもいるようです。完全に同じ部屋を用意するのは難しいかもしれませんが、それぞれ使いやすいかどうかは気にかけてみるのもよいでしょう。


お風呂や脱衣所

30代ママ
30代ママ

お風呂と脱衣所が広いのが気に入っています。子ども2人と私がいっしょに入浴することも多いので広さは大切だなと思いました。脱衣所では薬を塗ったり髪を乾かしたりと3人以上で過ごす時間も長く、広いと何かと便利です。

子どもが小さいうちはママやパパといっしょに入浴する場合もあるでしょう。浴室で子どものスキンケアや着替えまですませる場合、ある程度広さがあったほうがやりやすいかもしれません。2人同時に入浴する場合はどうするか、予め考えてみるのもよさそうですね。

4人家族のママがインテリアで工夫しているポイント

4人家族のママたちに話を聞くと、快適に過ごすためインテリアも工夫している場合が多いようです。


収納方法

30代ママ
30代ママ

子ども2人分のおもちゃやお世話グッズをまとめて収納できるよう、リビングの一面に壁面収納ラックを設置しました。

30代ママ
30代ママ

子ども2人が自分でおもちゃを管理できるよう、同じおもちゃ棚をそれぞれ1つずつ用意しました。自分の物は自分で整理整頓できるようになって欲しいなと思っています。

子どもの数が多いほどけおもちゃなどの育児グッズは増えるのかもしれません。大型収納家具を利用したり、きょうだい一人ひとりに棚を用意しているママもいるようです。


ベッド選び

30代ママ
30代ママ

ベビーベッド卒業後、シングルベッドを2つ購入するのではなくロフトベッドを1つ購入しました。子どもがまだ小さいこともあり、2人で1つのベッドで寝ています。床面積を確保できたのと、ベッド下におもちゃ収納棚を置いてお店屋さんごっこをして楽しんでいる様子を見ると、購入してよかったなと思います。

30代ママ
30代ママ

下の子がベビーベッドを卒業したら、上の子と同じシングルベッドを購入予定です。子どもが小さいうちは2つのベッドを隣同士に並べ、2人いっしょに寝かしつけできたらと思っています。

子ども用のベッドをどうするかは家庭によって異なるようです。小さいうちは1つのベッドを共有したり、同じベッドを2つ購入するというママの声もありました。

床面積を多く占める大型家具になりますから、配置や使用期間を踏まえ検討したいですね。

笑顔で暮らせる間取りを考えよう

団欒する家族
iStock.com/monzenmachi

4人家族のママたちは自宅で快適に過ごせるよう間取りを選んだり、インテリアを工夫しているようです。

これから引っ越しなどを検討しているなら、子ども部屋の扱いやリビングの広さなどを重点に選んでみるのもよさそうですね。物件選びに悩んだらどこに何を配置するかなど、間取りに合わせた具体的な暮らし方を考えてみてはいかがでしょうか。

2019.12.10

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