教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2021.07.27
パエリア、ビビンパ、クラムチャウダー、シュクメルリ、バインミー、ビリヤニ、ハロハロなど、子どもに楽しく世界の料理を伝える1冊
「小学館」から、「まどあけずかん」シリーズの第7巻となる「せかいのりょうり」が、全国の書店・ネット書店にて発売中。
「まどあけずかん」は、小学館の図鑑NEOグループの中でも、主に幼児を対象にした、厚紙による合紙しかけ付きイラスト図鑑シリーズ。
しかけめくりが100カ所もあることが特徴で、親子で楽しく世界の料理や食文化を学ぶことができる。
コロナ禍で、海外へ行くことが難しい昨今。世界的なニュースも、新型コロナウイルスをはじめ、クーデターや差別問題など、あまり穏やかでないものも多い。
そんなニュースを目にするたび、「そもそも、この国ってどんな国なの?」と、自分でもよく知らないこともあるだろう。子どもに教えたくてもうまく説明できない、かといって暗いニュースを伝えるのも気が引ける……。
子どもたちに世界の国々のことを知ってもらうのには、まず何から始めればいいか考えたとき、どんな人でも大好きなものといえば「料理」。
料理は、その土地でとれる作物や肉、魚などと、独自の調理法で生み出された、国民に愛されているもの。その国のことを最も色濃く表す象徴である世界の料理を知れば、さまざまな国の環境や文化、お国柄がなんとなく見えてくる。
今回、書籍の絵を手掛けたのは、国内外で活躍する人気イラストレーターのWALNUT(ウォルナット)氏。普段は国内外のアート、ファッション界で活躍しており、子ども向けの本を担当するのは初めての挑戦だという。
自身のインスタグラムでも世界中を旅して料理などのスケッチをアップしており、そのハイセンスなイラストを楽しめるのもこの図鑑の魅力。
また監修は、今までに約70カ国を訪れ、現地の調理方法や食文化を習得する、各国・郷土料理研究家の青木ゆり子氏が務めた。
世界の国々の料理について知ることができる、子どもはもちろん大人にとっても学びの多い1冊。しかけやイラストを楽しみながら、子どもといっしょに知識を深めてみては。
せかいのりょうり
絵/WALNUT
監修/青木ゆり子
小学館刊 1,870円(税込)
問い合わせ先/小学館
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