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乳児はいつから温泉に入れる?赤ちゃんの温泉デビューの注意点
赤ちゃん連れのママが気をつけたい温泉マナーについて
乳児はいつから温泉に入れるのか気になっているママもいるのではないでしょうか。温泉デビューはいつかや、日帰り温泉と温泉宿のどちらを選んだか、赤ちゃんと温泉に入るときにあると便利な持ち物、家族風呂があるかなど事前に確認しておきたいこと、注意点やマナーについてママたちの体験談とあわせてご紹介します。
乳児は温泉にいつから入れるの?
乳児はいつから温泉にはいれるのでしょうか。赤ちゃんの温泉デビューはいつだったのかや、日帰り温泉と温泉宿のどちらを利用したかなどママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
長女は1歳頃、次女は10カ月頃でした。2人とも初めての温泉は義実家の近所にある日帰り温泉施設です。
30代ママ
2歳の夏にトイレトレーニングが終わり、秋頃に家族3人で初めての温泉旅行に行きました。
首がすわる生後2~3カ月頃、お座りが上手にできるようになった頃、オムツが外れてからなど、温泉デビューのタイミングはさまざまでした。
一般的には、生後6カ月以降を目安に温泉デビューすることが多いようです。
ベビーバスで沐浴をしている新生児期から定期・任意両方の予防接種が終わるまでは、肌への負担や温度などが気になり温泉は控えていたというママもいました。
乳児の温泉デビューで事前に確認しておきたいこと
赤ちゃんの温泉デビューをスムーズに行うために、事前に確認しておきたいことを紹介します。
年齢制限がないか確認する
施設によっては、おむつが取れていない赤ちゃんの入浴ができなかったり、年齢制限を設けていることがあります。赤ちゃんがいっしょに入れる温泉かどうか事前に確認しておきましょう。
刺激が強い温泉は避ける
赤ちゃんのお肌はとてもデリケートです。大人の肌がピリピリするような刺激が強そうな温泉は避けたほうがよいかもしれません。
熱い温泉は避ける
一般的に赤ちゃんが気持ちいいと感じるお風呂の温度は、夏場は37~38℃、冬場は38~39℃が目安とされています。温泉の温度については、現地に着いてみなければわからないこともありますが、設定温度がどれくらいか事前に問い合わせるのもよいでしょう。施設によっては、ベビーバスを用意してくれることもあるようです。
家族風呂、貸切風呂があるか確認する
家族風呂があると赤ちゃん連れでも周りを気にせず、家族水入らずでゆっくりできるかもしれません。大浴場が温泉でも、家族風呂は普通のお湯というケースもあるので事前に確認しましょう。
ベビーベッドがあるか確認する
立っちやあんよが上手になる前の赤ちゃんと温泉に入る場合、脱衣所にベビーベッドがないとママやパパが一人で温泉に入れるのは少し難しいかもしれません。脱衣所にベビーベッドがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。
乳児と温泉に行くときの持ち物リスト
赤ちゃんと温泉に行くときにあると便利な持ち物をママたちの声を参考にまとめてみました。
- バスタオル2枚(体を拭く用・ベビーベッドに敷く用)
- フェイスタオル
- ガーゼ2枚(体を洗う用・湯船に入るとき用)
- ベビー石鹸やシャンプー
- 着替え
- おむつ
- おしりふき
- 飲み物
- はおりもの(湯冷め防止用)
- 保湿クリーム
- お風呂で遊べるおもちゃ
- ベビーチェアやベビーマット
温泉宿や日帰り温泉施設によっては、ベビーチェアやベビーシャンプーなどの赤ちゃんグッズの貸し出しを行っていることもあるので、事前に確認してみるのもよいかもしれません。ベビーチェアを持参するのが難しい場合は、比較的持ち運びしやすいベビーマッドがあると役立ちそうですね。
温泉宿に宿泊する場合は、普段のおでかけに必要なものと少し多めにおむつや着替えをもっていくとよいでしょう。
乳児といっしょに温泉に入るときの注意点
乳児といっしょに温泉に入るときはどのようなことに注意したらよいのでしょうか。
授乳直後・空腹時・眠い時間帯を避ける
入浴の時間はなるべく赤ちゃんの機嫌がよい時間に合わせてあげましょう。慣れない場所でお風呂に入ることを考慮し、赤ちゃんに負担を掛けないように心がけましょう。
長湯しない
温泉の温度は、自宅のお風呂とは異なり少々熱めのことがあります。長湯は避け、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で入浴時間を調節しましょう。せっかく温泉に来たからにはゆっくりつかりたい気持ちもあるかもしれませんね。
赤ちゃんと温泉に入ったあとに、パパにお願いして一人でゆっくり温泉に入りなおすというママもいました。
上がったあとはしっかり水分補給をする
温泉から上がったあとは、着替えを済ませ脱水を防ぐためにしっかりと水分補給を行いましょう。湯冷ましやイオン水、ミルクなど普段お家で飲んでいるものを持参しましょう。
乳児と温泉に入るときに気をつけたい温泉マナー
赤ちゃんと温泉に入るときにママやパパが気をつけたいマナーをまとめました。
かかり湯をする
入浴する前は、かかり湯で身体の汚れを落としましょう。泉質や温度に体に慣らす意味合いもあるようです。
赤ちゃんから目を離さない
自宅とは勝手が違う温泉では、いつも以上に安全に注意が必要です。お座りが安定していても、何かの拍子にすべって転倒してしまう可能性もあるので、入浴中はなるべく目を離さないようにしましょう。
粗相をしたときは隠さずにきちんと申告する
オムツが外れていない赤ちゃんは、お風呂で粗相をしてしまうこともあるかもしれません。そのときは、きちんと謝り処理するようにしましょう。
赤ちゃんが温泉で泣いてしまったときは、いったん退出しましょう。周囲への配慮はもちろん、赤ちゃんやママのためにも気分転換が必要かもしれません。湯冷めしないように体の水気をさっと拭いてから上がりましょう。
赤ちゃんといっしょに家族で温泉を楽しもう
いつからいっしょに温泉に入るかは、赤ちゃんの成長に合わせママのタイミングで決めるのがよいようです。乳児を連れてはじめて温泉に行くときは、事前に年齢制限やベビーベッドの有無などを、温泉宿や日帰り温泉施設に問い合わせて確認してみましょう。
自宅とは違う環境でお風呂に入れるのはいろいろと勝手が違い、戸惑うことも多いかもしれません。赤ちゃんのペースをなるべく乱さないように工夫できるといいですね。
ママやパパが一人で赤ちゃんを温泉に入れることに不安な場合は、家族風呂や貸切風呂を利用するのものひとつの方法ではないでしょうか。お部屋に客室露天風呂がある温泉宿だと家族でゆっくり温泉を楽しめそうですね。
無理のないスケジュールで赤ちゃんやママの体調が整っている日にのんびり温泉デビューしてみてくださいね。
生後7カ月の頃、父の還暦をお祝いするために家族で温泉宿に行くことになり、温泉デビューをしました。