「伊藤園」でも「セイコー」でも「JAL」でもない…米国での大谷翔平フィーバーの恩恵を最初に受けた意外な企業

「伊藤園」でも「セイコー」でも「JAL」でもない…米国での大谷翔平フィーバーの恩恵を最初に受けた意外な企業

現地代理店が見た「回転寿司チェーン」の抜け目なさ

大谷翔平選手はアメリカではどのように見られているのか。現地で広告代理店を営む岩瀬昌美さんは「大谷選手の存在感は野球だけでなく、マーケティングの世界でも圧倒的だ。エンゼルス時代から目を付けていた企業は大きな恩恵を受けている」という――。(第1回) ※本稿は、岩瀬昌美『大谷マーケティング』(星海社新書)の一部を再編集したものです。

大谷選手の後ろに掲載される謎の広告

大谷選手がホームランを打つたびに、その様子が日本のテレビのニュース番組で放映されます。そしてX(旧ツイッター)といったSNSでも、エンゼルスの公式アカウントがリプレイ動画を投稿します。日米の大谷ファンたちはそれを食い入るように見てしまうのですが、そうなると自然と打席でスイングする大谷選手の後ろにある広告も視界に入ってきます。

そんな中で「くら くら くら」「くら くら くら」と大谷選手の後ろに掲載された“謎”の日本語広告がSNSで話題を呼びました。


「呪文っぽい」「主張激しい」「広告に目がいっちゃう」などと、リプレイ動画に対してさまざまなコメントがつきました。

この呪文めいた広告は「くら寿司」の広告です。シンプルかつインパクトのある広告のためか、多くの視聴者に深く印象を残したようで、「くら寿司(の広告)が出ないと打たない説」などとつぶやくファンもいました。まさかくら寿司の広告が大谷選手にホームランを打つ魔法をかけていたのでしょうか⁉(笑)

詳細を見る

この記事を読んだあなたにおすすめ

画像

https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250718-78991271

2025.07.31

ニュースカテゴリの記事

ママ友との付き合いは本当に必要?「孤独」は悪いことじゃない【藤本美貴×精神科医 藤野智哉】
子育てや教育のテーマを元に読者から集めた質問にゲストスピーカーと対話する動画記事コンテンツ。