「警察」と言ったら逆に終わっていた…トルコのマフィアに45万円を恐喝された男性の生死を分けた「衝撃の一言」

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海外で安全に過ごすために気を付けるべきことはなにか。世界中を旅するYouTuberの森翔吾さんは「これまで数々の危険な目に遭ってきたが、まずは『危険な地域には立ち寄らない』こと。そして『流暢な日本語を話して近づいてくる人には注意する』べきである」という――。 ※本稿は、森翔吾『すべては「旅」からはじまった 世界を回って辿り着いた豊かなローコストライフ』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

ドバイの意外な弱点

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイといえば、世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」をはじめとする高層ビルが立ち並び、世界の富裕層が集まることで知られている。なぜ、富裕層が集まるのかというと、世界有数の「タックスヘイブン(所得税や法人税などが限りなくゼロに近い地域)」だから。

とはいえ、1971年に独立するまでは砂漠地帯だったので、歴史を感じられる建造物はまったくない。人工島に建築されたリゾートがあるだけなので、自然もない、街に面白みがない。これが、ドバイの弱点だ。

しかも3〜10月は暑く、真夏は体感温度が50度を超えて湿度も高いので、冷房が効いた室内にいるしかない。そんなわけで僕は、ドバイに行くとホテルで缶詰になって仕事をしているか、現地のアラブ人に混じってカフェで仕事をすることが多くなる。

街歩きが楽しめないドバイ

結婚する前は彼女がドバイで仕事をしていたので、僕は年に4、5回はドバイに行き、一カ月ほどステイしていた。そこで思ったのが、「散歩は大事!」ということだ。

旅の楽しみは、落ち着けるカフェを見つけてゆっくりお茶を飲んだり仕事をして過ごすとか、何の目的もなく街を散策して写真を撮ったり、沈んでいく夕陽を眺めながら変わりゆく景色を楽しむ、なんてところにあるのだと思っていた。ところがドバイは、どこを見ても同じような風景なので街歩きが楽しめない。そもそも、この国は車社会だ。散歩ができない=ストレスになるということを、僕は初めて実感した。

街歩きが楽しめないドバイで将来暮らせるだろうか? う〜ん、難しい。当時、ドバイで暮らしていた僕の彼女も、「ドバイは何もやることがないので、1年のうち300日はジムに通っている」と言っていた。

本当にそう思っている人が多いらしく、フィットネスジムは大盛況。ニューヨーク同様、マッチョな筋肉自慢がたくさん通っている。

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2025.06.18

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