これで私は資産3.6億円を築いた…75年の歴史からはじき出した「すぐ戻す暴落」と「戻らない暴落」の決定的違い

これで私は資産3.6億円を築いた…75年の歴史からはじき出した「すぐ戻す暴落」と「戻らない暴落」の決定的違い

安く株を仕込める「儲かる暴落」とそうでない暴落の違いは何か。投資家のはっしゃん氏は「過去75年の株価暴落を見ると、その原因は8つに大別される。中でも政治・選挙によるものは実体経済への影響は限定的で、早く戻すことが多い」という――。 ※本稿は、はっしゃん『株の爆益につなげる「暴落大全」』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

過去の暴落から学ぶ8つのパターン

株価暴落に備えるには、過去の暴落原因を理解しておくことが重要です。主な原因は「天災」「景気後退」「戦争・テロ」「為替」「バブル」「政策金利」「政治・選挙」「テクニカル」の8パターンに分類されます。ここ75年間の主要な暴落をこの8つのパターンに落とし込むと、図表1のようになります。

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出所=『株の爆益につなげる「暴落大全」』

今後、株価暴落が発生した場合には、これらのパターン(またはその組み合わせ)になると考えると予防策を立てやすくなるでしょう。

暴落を招いた天災や戦争

「天災」では東日本大震災やコロナショックが該当します。災害は避けられないものの、政府による支援が期待でき、復興による特需も見込めます。暴落後の復興局面に株を買うことで大きな利益も期待できるでしょう。個人的には、天災で慌てて株を売る投資家ではなく、むしろリスクをとって買い支える側の投資家になりたいと思っています。

「景気後退」はドッジ不況やリーマンショックなどが例で、企業倒産や金融危機を伴うこともあります。従って、業績不振に陥った企業や倒産リスクのある企業を見極めて、それらの株式を保有しないことが重要です。株価の動向をチェックしたり、決算書で最新の業績を確認するとよいでしょう。

「戦争・テロ」はスターリン暴落、オイルショックや9.11が挙げられます。恐怖に惑わされず、状況を冷静に分析することが大切です。影響を受けにくい資源株や軍需株にも注目する価値があります。

「為替」はニクソンショックの主因となり、ブラックマンデーにも大きな影響を及ぼしました。株価暴落に影響を与えるのは、ほぼドル円相場です。為替の動向を左右する経済指標や政策金利などの理解も欠かせません。

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2025.05.26

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