「裸のママが泣き叫んでる」高3息子からのSOS…"健診オールA"でもドス黒い血が覆った脳画像を見た夫の絶望

「裸のママが泣き叫んでる」高3息子からのSOS…"健診オールA"でもドス黒い血が覆った脳画像を見た夫の絶望

タバコも酒もやらない健康診断オールAのアラフォー妻が脳卒中に……。CT画像に写っていた脳の3分の1を黒い血が覆っていた。突然の異変に家族は激しく動揺し、夫は医師に「妻をこのまま逝かせてあげられませんか?」と言ってしまった――。(前編/全2回)

この連載では、「ダブルケア」の事例を紹介していく。「ダブルケア」とは、子育てと介護が同時期に発生する状態をいう。子育てはその両親、介護はその親族が行うのが一般的だが、両方の負担がたった1人に集中していることが少なくない。そのたった1人の生活は、肉体的にも精神的にも過酷だ。しかもそれは、誰にでも起こり得ることである。取材事例を通じて、ダブルケアに備える方法や、乗り越えるヒントを探っていきたい。

一浪した大学での一目惚れ

関東地方在住の設楽完事さん(仮名・50代)は、千葉県で生まれた。

子どもの頃から明るく、誰とでも仲良くなれる性格の設楽さんは、一浪して都内の大学に入学。一人暮らしを始めると、毎晩のように同級生の部屋に集まっては、飲み慣れないお酒を飲んではしゃいでいた。

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※写真はイメージです

そんなある日、たまに参加する仲間の一人が、

「今度俺の彼女を連れて来るよ。彼女の友達も何人か誘うし、ご飯でも作ってもらおうよ。どう?」

と提案。設楽さんを含め、仲間たちは両手をあげて喜んだ。

その当日、設楽さんは飲み会のために講義をサボり、買い出しに行こうと部屋を出た。

すると見知らぬ女性がちょうど階段を上がってきて、

「あ、こんにちは。1年の○○です。今日の会場はこちらですか? 今日は美味しいもの作りますね!」

と言い、頷く設楽さんの目を見ながら微笑む。

「私は一瞬ドキッとし、まるで胸を撃ち抜かれたようでした。あまりに可愛い容姿と笑顔に、私は完全にやられたと思いました。それが紛れもない私にとっての初めての一目惚れでした」

ところが、その女性は、その日の飲み会を企画した仲間の彼女だった。諦められなかった設楽さんは、最初はダメもとで告白し、案の定振られる。それでも諦められず、また告白。

次第に、仲間からも女性からも気味悪がられ始めるが、お構いなしにアタックし続けていると、だんだん面白がられるようになっていく。

「8カ月にわたり100回以上、告白し続けました。同じクラスでもあり、友だちみたいな感じで頻繁に顔を合わせていたので、ところ構わず告白しては、『そこで言う? 無理無理』と言って笑われたり、『ゴリラみたいで一緒に歩くのが恥ずかしいから嫌』『付き合ってると思われたら迷惑だから寄らないで』と冷たく拒絶されたり、ずっと散々でした」

しかし告白し始めてから8カ月後、設楽さんが付きまといすぎたせいで彼氏は離れて行き、女性はフリーになった。そこで設楽さんは

「1週間のお試しでいいから!」

と懇願。すると、女性は渋々承諾してくれた。その後、1週間の終わりには「追加であと1週間!」と延長をし続け、結果、大学の卒業式に入籍を果たした。

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250130-37632784

2025.03.31

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