「保険会社の甘い囁きで解約すると480万円の損」荻原博子が教える絶対解約してはいけない"超お宝保険"の種類
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年末調整用で保険料控除を受ける人は多い。この機会に考えたいのが保険の見直しだ。経済ジャーナリストの荻原博子さんは「保険はスリムにする必要があるが、絶対解約してはいけないお宝的保険がある」という――。
保険はスリムに、でも絶対解約してはいけない保険
企業で働く人の年末調整では、加入している保険によって「保険料控除」を受けることができます。申請できる保険料控除は、「生命保険料控除」「社会保険料控除」「地震保険料控除」と、会社員にはあまり関係ない保険ですが、「小規模企業救済等掛金控除」の4つがあります。「損害保険」や「火災保険」は、控除の対象にはなりません。
年末調整の季節は、自分がどんな保険に加入しているのか実感できる時季でもあります。加入している「保険」の種類をざっと見渡してみましょう。
さて、「保険」といえば、多くの人が「もしもに備えて」さまざまな保険に加入していることでしょう。けれど、「保険」は“不幸クジ”のようなもの。どんなにたくさん加入しても、不幸な目に遭わなければ払った保険料はほかの人に回されて終わりです。ですから「保険」は、最低限必要なものだけ加入して、月々の掛金の負担を減らすことが必要です。あれもこれもと、過度に契約している人は、一度見直しをして「スリム」化したほうがいいでしょう。
ただし、「スリム」にするといっても、解約してはいけない保険もあります。それは、まさに「お宝」とも言える保険なのです。