生後6ヶ月の赤ちゃんに掛け布団は必要?冬の布団について選び方のポイント

生後6ヶ月の赤ちゃんに掛け布団は必要?冬の布団について選び方のポイント

布団で寝ないときや掛け布団を蹴るときの対策

2020.03.13

生後6ヶ月の赤ちゃんに、冬の布団を用意するとき掛け布団は必要なのか、どのような布団を選べばよいか知りたいママもいるかもしれません。今回の記事では、冬の布団を選ぶときのポイント、生後6ヶ月の赤ちゃんが布団で寝ないときや掛け布団を蹴るときの対策について体験談を交えてご紹介します。

生後6ヶ月の赤ちゃんの冬布団を選ぶときのポイント

眠る赤ちゃん
LeManna/Shutterstock.com

生後6ヶ月の赤ちゃんに冬の布団を選ぶときのポイントについてママたちに聞いてみました。


サイズ

20代ママ
20代ママ

ベビー布団にはミニサイズとレギュラーサイズがあり、どちらにするか迷いましたが、レギュラーサイズは就学前まで使えると聞いたので、長く使える方を選びました。生後6ヶ月の息子には少し大きいですが、動いても布団からはみ出ることがなくてよかったです。

長く使えるという理由からレギュラーサイズの布団を選んだママがいました。一方、実家や旅行先への持ち運びを考えて、コンパクトなミニサイズを選んだというママの声もありました。ベビー布団をどのように使いたいかでサイズを選ぶといいかもしれませんね。


暖かい素材の敷きパッドを使用する

30代ママ
30代ママ

冬は敷き布団に暖かい素材を使うようにしました。フリース素材の毛布を購入しました。フリース素材の毛布は触り心地も良く、床からも冷気も防ぐことができるので赤ちゃんもぐっすり寝ています。

20代ママ
20代ママ

床に布団を敷いて寝ているのですが、床からの冷気が寒いことがあります。そのため、赤ちゃんの敷き布団にキルティング加工されている暖かい敷きパッドを使っています。

床に布団を敷いている場合など、寝室の冷気が気になるママもいるでしょう。生後6ヶ月の赤ちゃんに、暖かい素材の敷きパッドを使用しているというママがいました。フリース素材やキルティング加工された中綿の敷きパッドが暖かいようです。素材で迷ったときは実際にお店で手に取って、ママが快適だと感じるものを選ぶとよいかもしれません。


お手入れのしやすさ

20代ママ
20代ママ

赤ちゃんは冬の寒い時期でも汗をかくと聞いたので、洗濯機で洗えるかをポイントに選びました。サイズもコンパクトなものを選んだので、干すときも簡単です。

30代ママ
30代ママ

夜中のおむつ替えに失敗したり、ミルクの吐き戻しをすることがあるので、洗濯機で洗える布団を選びました。汚してしまっても、きれいに洗えるので便利です。

洗濯機で丸洗いできるなど、お手入れの方法で布団を選んだママがいました。天気のよい日はすぐに天日干しできるように、軽い布団を選んだママもいるようです。


参考:赤ちゃんに掛け布団は必要?

乳幼児突然死症候群(以下SIDS)は何の予兆や病歴のないまま、赤ちゃんが眠っている間に突然死してしまう病気です。

12月以降の冬の期間に発症しやすくなるといわれていて、政府広報オンラインやこども家庭庁がさまざまな資料を公表しています。こちらの資料には、赤ちゃんの睡眠環境に関することが記載されています。

2024年10月に公表された資料には、赤ちゃんに掛け布団を使用しない旨の記載が追加されています。掛け布団を使用しない方がいい理由は窒息事故を防止するためです。

窒息事故を防ぐための対策として、そのほかにも敷き布団は固めのものを使う、赤ちゃんの寝る場所にぬいぐるみやクッションなどを置かないということもあげられています。敷き布団については、ベビー布団が適切な固さで作られているようです。ベビー布団以外のものを敷き布団として使用する場合には、固さを確認しましょう。

赤ちゃんが寝ているときの体温管理には掛け布団ではなく、服装を工夫するといいでしょう。

出典:「赤ちゃんの原因不明の突然死『SIDS』の発症リスクを低くする3つのポイント」/政府広報オンライン
出典:「11月は『乳幼児突然死症候群(SIDS)』の対策強化月間です」/こども家庭庁

生後6ヶ月の赤ちゃんの冬の布団や服装に関する悩み

生後6ヶ月の赤ちゃんに、冬の布団や寝るときの服装を用意するときに気になっていることや悩みなどをママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

生後6ヶ月になる赤ちゃんのために冬用の布団を用意しようと思っているのですが、他のママたちがどのような布団を選んだのか知りたいです。

20代ママ
20代ママ

生後6ヶ月の息子は最近寝返りが上達して動きの幅が広くなりました。とても嬉しい反面、布団で寝ないことや布団を蹴ることがあるので、冬の寒い時期にはどのように対処したらよいのか気になります。

30代ママ
30代ママ

寝るときにはタイマーをかけてエアコンをつけているのですが、どのような服装で寝かせたらいいか知りたいです。今はエアコンのタイマーが切れると寒いので、ベビー服の上にスリーパーを着せています。

冬の布団の選び方についてや、生後6ヶ月の赤ちゃんが布団で寝ないときの対策や寝るときの服装について知りたいママがいました。冬の寒い時期にどのような布団を用意したり対策をしたりすれば赤ちゃんが快適に寝ることができるのでしょうか。

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冬の寒い時期に生後6ヶ月の赤ちゃんが寝るとき、どのような対策をしたのか聞いてみました。


入浴時間を工夫する

お風呂に入る赤ちゃん
Tony Stock/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

冬は湯冷めすると思い就寝直前に入浴していたのですが、生後6ヶ月の娘が寒いのに布団で寝ることを嫌がることが続いたので入浴時間を変えてみました。汗が完全に引いてから布団に入ると、ぐっすり眠るようになりました。

入浴後、赤ちゃんの体温が下がりきらないために、暑く感じて布団を嫌がることもあるかもしれません。健診で保健師に就寝の2時間前を目安に入浴するとよいと聞き、入浴時間を変更したところ、ぐっすり眠ってくれるようになったというママの声もありました。


室内の環境を調整する

40代ママ
40代ママ

夜間のお世話のために間接照明をつけたまま寝ていたのですが、思い切って真っ暗にしてみました。眠りが深くなったのか、生後6ヶ月の赤ちゃんがぐっすり眠ってくれるようになりました。

30代ママ
30代ママ

寒い日にエアコンをつけ続けるときは、部屋の中が温まった後に最低限の温度設定まで下げるようにしています。対策するようにしてからは、生後6ヶ月の息子が布団を暑がることが少なくなったように感じています。

照明や暖房の設定に気をつけて、生後6ヶ月の赤ちゃんの体温管理をしているというママの声がありました。また、朝方の冷えが気になる時期には、布団に入る直前に暖房をオフにして、早朝つくようにエアコンのタイマーをセットしておく方法もあるようです。


寝具を調節する

20代ママ
20代ママ

赤ちゃんの手足が冷えているように感じて、たくさん掛け布団をかけていました。生後6ヶ月の息子がいつも布団を蹴るので地域の保育士さんに相談したところ、手足ではなくお腹や背中が冷えていなければとよいこと、掛け布団は窒息事故につながることを聞き、寝具を見直したところ、寝ているときに暑がることが減ったように感じました。

赤ちゃんが布団を蹴るので、寝具を見直したというママの声がありました。生後6ヶ月の赤ちゃんは不快に感じても言葉にできないので、赤ちゃんの様子にあわせて寝具の調節ができるとよいですね。

生後6ヶ月の赤ちゃんが寝るときの服装

生後6ヶ月の赤ちゃんがどのような服装で寝ていたのかママたちに聞いてみました。


腹巻きつきパジャマ

40代ママ
40代ママ

息子は生後6ヶ月のとき、寝ている間に動いて布団で寝ないことやパジャマがめくれ上がっていることがありました。冬の時期は体温管理のために、腹巻きつきのパジャマを着せていました。

生後6ヶ月の赤ちゃんのお腹が冷えてしまわないように、腹巻きつきパジャマを用意したママがいました。他にも、パジャマの上から腹巻きをしたり、ロンパースタイプの肌着やパジャマを利用してお腹が冷えない工夫をしたというママの声もありました。


スリーパー

40代ママ
40代ママ

寝返りをして布団で寝ない生後6ヶ月の息子のためにスリーパーを用意しました。とても暖かいのでいつの間にか床で寝てしまうようなことがあっても赤ちゃんの体が冷えることなく重宝しています。

スリーパーを着ていると、布団で寝ない赤ちゃんでも体が冷えなくてよいと感じているママがいました。赤ちゃんが布団で寝ているかどうかを夜中に起きて確認していたママからも、スリーパーを着せてからぐっすり眠れるようになったという声もありました。


スリーパーの下はどのような服装?

30代ママ
30代ママ

健診のときに保健師さんから、赤ちゃんが寝るときに厚着をさせないように言われました。そのため、大人の服装より少し薄着になるようにベビー服や肌着を組み合わせて着せるようにしています。

赤ちゃんは大人よりも平熱が高く汗をよくかくため、寝るときも厚着をさせないよう注意が必要なようです。厚着をさせてしまって、あせもなどの肌トラブルになってしまったという声も聞かれました。

生後6ヶ月の赤ちゃんに冬の布団を用意しよう

布団で眠る赤ちゃん
Chayut Thanaponchoochoung/Shutterstock.com

生後6ヶ月の赤ちゃんのために冬用の布団を選ぶときは、サイズや素材、お手入れの方法をポイントにしたというママの声がありました。赤ちゃんが就寝中に布団を蹴るときは、寝ている赤ちゃんの様子にあわせて寝具や室内の環境を調整するとよいかもしれません。

寝返りなどで布団で寝ない生後6ヶ月の赤ちゃんのために腹巻きやスリーパーなどのグッズを活用して赤ちゃんが快適に眠れる工夫ができるとよいですね。

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