子育ての難しいこと。ママたちが考える理由と対処法

子育ての難しいこと。ママたちが考える理由と対処法

3歳、4歳、5歳の子どもとのかかわり方

2018.11.27

子どもの成長は嬉しいと感じる一方で、子どもとのかかわり方や子育てが難しいことを実感しているママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、3歳、4歳、5歳などの幼児期の子どもがいるママたちが子育てで難しいと感じるときやその理由、取り入れている対処法、親子でのかかわりの工夫を、体験談をもとにご紹介します。

子育ては難しいと感じる?

3歳、4歳、5歳など幼児期の子どもがいるママやパパの中には、子ども自身でできることが増えたり自分の考えを持つようになったりして、着実に成長しているのだなと、喜びを感じる方もいるのではないでしょうか。一方、思ったことがちゃんと伝わっていなかったり、思ってもみない反応が返ってきたりするときに、子どもとのかかわり方が難しいと感じることもあるかもしれません。

ママたちが実際に感じている子育てでの難しいこととはどういうものでしょう。そして、難しいことに直面したとき、どのような対策をしたり工夫したりしているのでしょう。

ママたちが子育てで難しいと感じるとき

幼児期の子どもがいるパパとママに、子育てが難しいと感じるときについて聞いてみました。


わがままを言うとき

「ご飯の時間や寝る時間になり、おもちゃの片づけをしようねと言うと『いやだ』と言って泣き始めます。わがままを言うときにどう受け止めればよいのか悩みます」(3歳男児ママ)

「自分で着替えをできるのに『ママやって』ということがあります。1回や2回ならよいのですが、毎日続くとどうすればよいのかなと困ってしまいます」(5歳女児ママ)

子どもがわがままを言うとき、そのわがままをどう受け止めればよいのかで悩み、子育ては難しいと感じることもあるかもしれません。自分の思い通りにならないときや、甘えたいときにわがままをいうことがあると、理由を教えてくれたママもいました。

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乱暴なことをするとき

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「娘は甘えたいときにパチパチと私のことを叩くことがあります。子どもの力なのでそんなに痛くはないのですが、どうすると叩かないようになるかなと困っています」(4歳女児ママ)

「おもちゃを片づけるよう言うと怒って物を投げるときがあります。保育園でも物を投げて他の友だちに迷惑かけていないか心配になります」(5歳男児ママ)

乱暴なことをするときに、どうするとやめるように言い聞かせられるかが難しいことだと感じてるママもいるようです。自分の思い通りに行かないときに、叩いてしまったり物を投げてしまったりして、どうすればよいのか悩むという声もありました。


反抗をするとき

「娘の行動に注意すると『ママだってやってるじゃん』と言われるときがあります。私の注意を素直に聞いてくれなくなったので困っています」(5歳女児ママ)

「息子は着替えや歯磨きをわざとやらず遊んでばかりいます。言葉で伝えてもなかなか伝わりません。いつまで続くのか悩んでいます」(4歳男児ママ)

口答えや反抗するなどしてパパやママを困らせることもあるようです。言っていることがしっかり伝わっていないのかもしれないと、伝え方に悩んでいるというママの声もありました。

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ママたちが取り入れている対処法

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叱るときは冷静になって

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「子どもがなかなか言うことを聞かないと、感情に任せて怒ってしまうこともあります。そういうときは一旦冷静になって、気持ちを落ち着かせてから子どもと向きあうようにしています」(5歳男児ママ)

子どもが言うことを聞かないときは、ママやパパも感情的になってしまうこともありますよね。子どもにしっかり言い聞かせたいときは、気持ちを落ち着かせて子どもがわかる言葉で伝えるようにするとよいかもしれません。叱る直前に一回深呼吸をして呼吸を整えてから叱るようにしたというママの声もありました。


危険な場合は理由を伝え注意する

「子どもが危ないことをしたときは素早く止めて、まずは危険であることを言います。その後でどうして止めたのか理由を伝えるようにしています」(4歳男児ママ)

危険なことをしたとき、『ダメ』や『いけない』だけ伝えると子どもはどうして注意されたのかわからず、同じことを繰り返してしまうかもしれません。なぜ注意されたのか、なぜ止められたのか理由をわかるように伝えると、子どももいけないことだったのだと気づけるのではないでしょうか。


そういう時期と思って受け止める

「4歳の娘はこだわりが強く、自分の気に入った服しか着ず洗濯中で着れないとわかると大泣きします。今はそういう時期なのだと思って受け止めるようにしています」(5歳女児ママ)

「子どもがたくさんわがままを言うのも成長している証なんだと思うようにしました。すると、わがままを言う時期も長くないかもしれないと思え、気長につきあえるようになりました」(3歳男児ママ)

子どもが成長している過程では、向きあい方が難しいと感じることもあるかもしれません。わがままや反抗的な部分も、一時的なものと考えると、長い目で子どもの成長を考えることができそうですね。

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子どもとのかかわりで工夫したこと

幼児期の子どもとのかかわり方を知りたいママやパパもいるかもしれません。親子のかかわりについて工夫したことをママやパパたちに聞いてみました。


子どもの気持ちを尊重する

「子どもがわがままを言うときは、なぜわがままを言っているのか、まずは子どもの気持ちに寄り添うように意識しています」(3歳児女児ママ)

子どもの気持ちを尊重し寄り添うことで、子どもは自分の気持ちをわかってくれると感じ安心するのではないでしょうか。目線をあわせて話す、他の作業をしながら会話しないなど、向き合うための態度も意識し、親子のかかわりを大事にしたというパパの声もありました。


まずはママやパパの気持ちに余裕を持つ

「忙しいときはついつい怒りっぽくなってしまうので、まず自分の気持ちに余裕を持つよう心がけました。余裕が持てると子どもが言うことを聞かないときも、子どもの気持ちに寄り添って対応できました」(4歳男児ママ)

まずはママやパパの気持ちに余裕を持つことで、子育てでの難しいことに直面したときも、前向きに捉えることができるかもしれません。パパとママが協力し、フォローしあいながら乗り越える方法を見つけられるとよいですね。

子育てでの難しいことも家族で乗り越えよう

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子どもがわがままを言ったり反抗したりしたときに、子育ては難しいと感じるママやパパがいるようです。思い通りにならない、まだ甘えたいなど、3歳、4歳、5歳の幼児期ならではの理由があるようです。

叱るときは冷静になり、そういう時期だと受け止めながら、子どもにあわせた対処ができるとよいかもしれません。親子のかかわりを大事にし、子育てでの難しいことも家族で協力しあいながら乗り越えていけるとよいですね。

2018.11.27

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