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日本とは違う?海外の夜泣き事情。「部屋は別、放置?」について調査
何時間も泣いていたり、何をしても泣き止まない赤ちゃんの夜泣きに“いつまで続くの?”と悩んでいるママは多いのではないでしょうか。海外では夜泣きを放置したり、赤ちゃんと別の部屋で寝る家庭もあると聞いたことがある方もいると思います。今回は、海外のママやパパの体験談をもとに、海外では夜泣きを本当に放置しているのか、夜泣きの対応の仕方やいつから子どもと別の部屋で寝始めたかなど海外の夜泣き事情や寝室事情について調査しました。
止まない夜泣きに悩んだ経験はありますか?
毎晩夜泣きで大変でした
「0~4歳までの4年間、毎晩夜泣きで大変でした。1歳半のとき、寝かしつけをやめたタイミングで夜泣きの際も放置してみたら、30~40分くらいで泣き疲れて寝たので、効果があるのかもと思い、それ以降は夜泣きしてもあまり対応しないようにしました。心苦しかったですが……」(30代1児のママ)
そのうち泣き止まないかな?
「1歳半~2歳くらいの頃に夜泣きがありました。1~2時間は泣いていたと思います。どうすれば泣き止むかいろいろ試しましたが、効果がなかったのでなぜ夜泣きをするのか悩みました。ときには、泣き始めたら“あやさなくてもそのうち泣き止まないかな?”と放置してみようかと思いましたが、結局ずっと泣いているので放置できませんでした」(40代3児のママ)
こちらが泣きたい気分だった
「だいたい夜仕事をしようと思っているときに夜泣きされて、こちらが泣きたい気分でした。寝ぼけて泣きながら部屋の中をうろうろする癖があり、対応に困っていたとき夜泣きを放置しているママもいると知ったので、危険がないか気をつけながら放置していました」(40代2児のママ)
多くのママたちが夜泣きに悩み、つらい思いをしたり、夜泣きの対応をどうすべきか考えた経験があるようですね。
海外の夜泣きの対応策は?
実際に海外の方から夜泣き事情について聞き、どのように夜泣きの対策を取っているのかを調べてみました。
海外でも夜泣きの対応のやり方は住宅事情による
「ニューヨークのアパートメントという住宅事情により、赤ちゃんと別室で寝るのが不可能でした。それでも一度寝室とは別のリビングにベビーベッドを置き、放置を試みましたが、部屋中に赤ちゃんの声が響き、このままでは近所からクレームが来ると思ったので中断しました。その後はずっといっしょに寝るというかたちで夜泣きが続いてしまいました」(40代2児のアメリカ人ママ)
海外でも都会では、子ども部屋を用意できないため、夜泣きをそのままにできない事情があるようです。
”泣いてもどうにもならない”と教える文化
「私の家では、赤ちゃんも別室で寝ています。モニターを付けて様子がおかしければ見に行きますが、放っておくのが一番の薬というのを私の母も言っています」(40代2児のアメリカ人ママ)
海外では、本当に泣くべきときと泣かなくても良いときを区別させるためや、夜泣きで泣き続けるのは赤ちゃんの喉や鼻にあまり良くないという理由などから、赤ちゃんのために夜泣きは早く終わらせた方が良いという考えがあるようです。
夜泣きをそのままにしておくのは、ママやパパの精神面やお隣りの家への配慮など、大変なことが多くあるかもしれませんがそれでも海外では、“泣いてもどうにもならない”と一度学習させるために、夜泣きを放置する文化があるようです。
海外の寝室事情と夜泣き
海外では夫婦の寝室と子ども部屋が分かれていて、幼い頃から子どもだけで寝る文化があると耳にしたことはありませんか?実際にいつから子どもと別室で寝るのかなど、海外の寝室事情と夜泣き放置の関係について調べてみました。
生活様式の違いで寝室事情が変わる
海外のすべての家庭が子どもと寝室を分けて寝るわけではないようです。集合住宅に住む家庭は、部屋数が少なく、子ども部屋を設けられない事情があります。またお隣との距離も近いいので、泣き声が響き渡るのを気にしている現状があります。
一方で、一軒家は部屋数が多く、お隣ともある程度距離があるため、夜泣きをそのままにしている家庭もあるようです。日本と海外で比較してみると、日本では布団を使用して寝る家庭が多いのに対し、海外では圧倒的にベッドを使用して寝るスタイルが多いです。ベッドだと身体が沈み込んでしまうのではないかと心配し、添い寝をしなかったり、子どもは子どもだけで寝るという選択をする傾向があるのかもしれません。
赤ちゃんが安全に眠れるように
海外では生まれてすぐ、赤ちゃんは別の部屋で寝るようにしている家庭もあるそうです。寝室が別でも赤ちゃんが安全に眠れるように、家庭によってはベビーモニターやベビーセンサーを子ども部屋に取り付けている場合もあります。ベビーモニターとは、子ども部屋に専用のカメラを取りつけて、連動しているモニターやスマーフォンを通して赤ちゃんの様子をチェックできるものです。
最近では、赤ちゃんの体温や呼吸、心拍数を確認できる機能が備えられたモニターも販売されているようです。ベビーセンサーとは、赤ちゃんの衣服や布団に取りつけて赤ちゃんの呼吸や動きに異常があった場合警報音で知らせるセンサーです。親と子どもが別の部屋で寝ていても、完全に放置しているというわけではないようです。
止まない夜泣きも必ず終わる
海外の夜泣き事情と共に夜泣きの対策をすることで赤ちゃんはどうなるのか、その効果や理由について考えてみました。海外のママも夜泣きについて悩んだり、真剣に向き合っているのは同じのようですね。
何をしても効果がなく、泣き止まないと終わりがないように感じてしまう夜泣きですが、子どもの成長につれていつかは必ず終わりを迎えるようです。世界各地で同じ思いをしながら頑張っているママやパパがいることを糧に、夜泣きを前向きに乗り切っていきましょう。