1歳の子どもにホットケーキミックスでクッキーを作りたい。卵・バター不使用の簡単アレンジレシピ

1歳の子どもにホットケーキミックスでクッキーを作りたい。卵・バター不使用の簡単アレンジレシピ

2020.03.14

1歳の子どもにホットケーキミックスでクッキーを手作りしたり、子どもといっしょにおやつ作りを楽しんだりしたいと考えているママもいるかもしれません。一般的に、無塩や無糖のものであれば、離乳食後期から使用できるホットケーキミックス。今回は、そんなホットケーキミックスを使った、クッキーのレシピや、卵とバターを使わないレシピ、1歳児も楽しめるクッキー作りのお手伝いなどについて、体験談を交えながらご紹介します。

1歳の子どもにクッキーを手作りしたい

1歳の子どもにクッキーを手作りしたいと考えるママもいるでしょう。ママたちに1歳児とのクッキー作りでどんなことが気になるか、聞いてみました。

20代ママ
20代ママ

おやつ作りに便利なホットケーキミックスを使った、簡単クッキーレシピが知りたいです。

30代ママ
30代ママ

1歳半の娘は卵アレルギーがあります。家族みんなで同じおやつを楽しみたいので、卵なしのクッキーのレシピが知りたいです。

30代ママ
30代ママ

ママ友にプレゼントをもらったお返しに手作りクッキーを渡したいのですが、お子さんになにかアレルギーがあるといけないので、アレルゲンが入っていないレシピが知りたいです。

20代ママ
20代ママ

娘がいっしょにおやつを作りたいと言うのですが、クッキー作りを楽しむために、1歳の子どもができるお手伝いはありますか?

さまざまな料理にアレンジできるホットケーキミックスを使ったクッキーレシピや、子どもにアレルギーがあるので卵なしのクッキーのレシピが知りたいママ、1歳児ができるクッキー作りのお手伝いを知りたいママたちがいました。この他にも、乳製品アレルギーがあり、牛乳やバターなしのレシピを知りたいというママもいるようです。

そこで今回は、卵やバターなどの乳製品を使わないクッキーのレシピや、1歳児も楽しめるお手伝いについてご紹介していきたいと思います。

ホットケーキミックスは何歳から?

ホットケーキミックスを使ってクッキーを作りたいというママたちの声がありましたが、何歳から使うことができるのか知りたい方もいるでしょう。いつから使っていたか、ママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

離乳食後期から使用していましたが、砂糖と塩分不使用のホットケーキミックスを使っていました。甘味がくせにならないよう、生地に潰したバナナを入れて自然な甘味をプラスしました。

20代ママ
20代ママ

ホットケーキミックスは、離乳食完了期の1歳から使っていました。赤ちゃんと子ども専用のものが市販されていたので、それを選びました。

一般的に、ホットケーキミックスは、無塩や無糖、もしくはそれらが控えめのものであれば、離乳食後期から使用できるようです。ママたちの体験談にもあるように、子どもに与えるときは、おやつ程度の少量にとどめ、砂糖なしや砂糖控えめなどと表示されているものを選ぶと安心でしょう。卵や乳製品が含まれていることがあるため、初めて与える際はアレルギー反応に注意し、やわらかく焼いて小さくちぎるなど、喉につまらせない工夫も必要かもしれません。

ホットケーキミックスを使ったクッキーレシピ

離乳食後期から使えることが分かった、ホットケーキミックス。最初にご紹介するのは、そんなホットケーキミックスを使った、簡単クッキーレシピです。

簡単ニンジンクッキー

1.バターは室温で柔らかくしておく

2.ニンジンは皮付きのままよく水洗いしてすりおろす

3.ボウルにホットケーキミックスとニンジンのすりおろし、バターを加えて混ぜ合わせ、手でこねてひとまとめにする

4.2を綿棒で薄くのばし、好みの型でくり抜く

5.150度に予熱したオーブンで30分焼く

皮ごとすりおろしたニンジンを生地に練り込んで、薄いオレンジ色がかわいらしいクッキーを作ってみてはいかがでしょう。ホットケーキミックスがちょうどよくふくらんで、シンプルソフトクッキーのような食感です。小さな子どもでも食べやすく、おやつにもおすすめです。ニンジン以外にもりんごやさつまいものような甘味のある食材を取り入れてもよいかもしれません。

簡単かわいいハロウィンクッキー

1.無塩バターは常温に戻しておき、かぼちゃは種とワタを取り除き、皮をむいておく。

2.かぼちゃは1cm幅に切り、耐熱ボウルに入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで2分ほど加熱して粗熱を取り、フォークでなめらかになるまでつぶす

3.ボウルに無塩バター、砂糖を入れて、泡立て器でクリーム状になるまで混ぜ合わせる

4.1を入れて混ぜ合わせ、全体が混ざったらホットケーキミックスを加え、ゴムベラで混ぜ合わせる

5.ひとまとまりになったらラップで包み、冷蔵庫で30分冷やす

6.台にラップを敷き、4をのせてラップで挟み、麺棒で3mmほどの厚さに伸ばし、かぼちゃの型で型抜きをしたあと、クッキングシートを敷いた天板にのせ、160℃に予熱しておいたオーブンで15分焼き、粗熱を取る

子どもが大喜びしそうな、ハロウィンクッキーのアレンジレシピです。ホットケーキミックスを使っているので、少ない材料で手軽に作れますよ。かぼちゃを入れることで素材本来の甘味を味わえそうです。

卵を使わない手作りクッキーレシピ

リボンをかけた白っぽいクッキー
Dobriban Melinda/Shutterstock.com

次に、卵を使わない手作りクッキーのレシピをご紹介します。

ホットケーキミックスのシンプルソフトクッキー

1.ホットケーキミックス150グラムにサラダ油大さじ3を混ぜる

2.全体的に混ざってきたら、牛乳(または豆乳)を大さじ3程度入れる

3.ひとまとめになったら、めん棒で生地をのばして型抜きをする

4.170度のオーブンで10~15分焼いてでき上がり

ホットケーキミックスを使えば卵を使わないシンプルソフトクッキーが簡単に完成します。季節や粉の状態によっても、必要な水分量は変わるため、牛乳や豆乳を混ぜるときは粉の様子を見ながら少しずつ混ぜるとよさそうです。ホットケーキミックスがあれば、家にある材料で手軽にできるのが嬉しいですね。

おからクッキー

1.おから100グラムとバター(または油)大さじ2を入れ、混ぜる

2.ボウルに小麦粉150グラム、ベーキングパウダー5グラム、砂糖大さじ3を入れて混ぜあわせる

3.牛乳(または豆乳)50CCを、2を練りながら少しずつ入れる

4.ひとまとめになったらクッキングシートの上にスプーンなどで並べ、170度のオーブンで15分程度焼く

おからを使ったヘルシーなクッキーも卵を使わずにできるようです。生地がべたつくので、型抜きせずにスプーンなどで1つずつ形を作り、丸型のソフトクッキーにすると作りやすいかもしれません。生地の厚さによって焼き具合が違うので、様子を見ながらオーブンで加熱するとよさそうです。豆乳ヨーグルトと豆腐、野菜を入れて混ぜ合わせ、栄養満点なおからクッキーを作ったというママたちのアイディアもありました。

かぼちゃクッキー

1.かぼちゃ50グラムはレンジなどで加熱し、マッシャーなどでつぶす

2.バター(またはマーガリン)30グラムはクリーム状にし、砂糖大さじ2、1のかぼちゃを加える

3.小麦粉100グラム、ベーキングパウダー小さじ半分をふるいあわせ、2と混ぜひとまとめにする

4.めん棒で薄くのばし、型抜きをする

5.170度のオーブンで10~15分程度焼く

かぼちゃの水分量によって状態が変わるので、水分が少ない場合は水や牛乳を少し加えて生地の固さを調整するとよいかもしれません。かぼちゃの甘味によって砂糖の分量も調整するとよさそうです。

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バターを使わない手作りクッキーレシピ

バターや乳製品を使わないクッキーのレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。

さつまいもクッキー

1.さつまいもは1/2程度を電子レンジにかけて柔らかくし、マッシャーなどでつぶし、熱いうちに砂糖30グラムを混ぜる

2.1に薄力粉100グラムを数回に分けて入れ、混ぜあわせる

3.サラダ油大さじ1、豆乳大さじ1を加える

4.まとまったらめん棒で薄くのばして、好みの型で抜く

5.70度のオーブンで10~15分程度焼く

粉の水分量を見ながら豆乳の量を調整することがポイントのようです。豆乳の量を減らして卵を入れて作ることもできるレシピになっています。

さつまいもと粉の割合を変えることで食感の違うクッキーができそうです。食感や甘みなどを好みにあわせられるのも、手作りの楽しさですね。

ゴマクッキー

1.ボウルにサラダ油大さじ2、砂糖20グラム、塩1つまみを混ぜあわせる

2.豆乳(または水)大さじ2、すりごま20グラム、薄力粉100グラムを1に入れて混ぜ、ひとまとめにする

3.めん棒で薄くのばして、好みの型で抜く

4.170度のオーブンで10~15分程度焼く

薄くのばした生地は型抜きをせず、包丁などでさいの目に切れ目を入れて焼き上げることもできます。子どもが持ちやすいようにスティック状にするのもよいかもしれません。

きなこのクッキー

1.ボウルに油大さじ2と砂糖大さじ2を混ぜあわせる

2.豆乳30CC、きなこ大さじ2、薄力粉100グラムを1に入れて混ぜ、ひとまとめにする

3.めん棒で薄くのばして、好みの型で抜く

4.170度のオーブンで10~15分程度焼く

焼きあがったときのきなこの香りが好きで、きなこのクッキーを子どもといっしょによく作るというママがいるようです。家にある簡単な材料でできるので、気軽にチャレンジできそうです。

小麦粉、卵、バターを使わない手作りクッキーレシピ

アレルギーをもっている子どもにおいしいクッキーを作りたいというママの声も多く聞かれました。そこで、小麦粉と卵、バターを使わない簡単クッキーレシピをご紹介します。

オートミールソフトクッキー

1.オーブンを180℃に予熱する

2.ボウルに、オートミール大さじ6、豆乳大さじ3、細かく刻んだドライフルーツ、米粉大さじ1を入れて混ぜ合わせる

3.天板にクッキングシートを敷き、その上に出したら、ラップで上から押さえつけて平らにする

4.オーブンで15分焼き、焼けたら庫内に放置して粗熱をとる

5.触れるくらいになったら、好みの大きさに切る

オートミールを使うと、小麦粉・卵・バターを使わないクッキーも簡単に作れますね。粉の量を調整して子どもの好みに応じたやわらかさにするのがおいしいクッキーを作るコツでしょう。

ホットケーキミックスを使った、クッキー以外のアイディアレシピ

ママのなかには、ホットケーキミックスを使ってクッキー以外の料理を作りたい方もいるかもしれません。ママたちにホットケーキミックスで作るアイディアレシピを教えてもらいました。

30代ママ
30代ママ

ホットケーキミックスと卵、バター、牛乳、砂糖を混ぜて焼くだけで簡単にマフィンが作れます。娘もいっしょにお手伝いしてくれて楽しいクッキングタイムになりました。

20代ママ
20代ママ

材料4つで簡単ショートブレッドを作りました。ホットケーキミックスとバター、砂糖、牛乳だけで、口の中でホロリととろけるおやつが完成です。

40代ママ
40代ママ

娘に、ファーストバースデーケーキを作りました。1歳の誕生日にホットケーキミックスを使ってバースデーケーキを作るのはママたちのなかでも定番ですが、水切りヨーグルトを使うとフレッシュチーズのようなコクが出ておすすめです。カラフルなフルーツでかわいらしくデコレーションすることで、家族みんなでお祝いのひとときを楽しめました。

ホットケーキミックスを使った、さまざまなアイディアレシピが集まりました。ふわふわマフィンや、スコットランドの伝統菓子で素朴な味のバタークッキー・ショートブレッド、おなじみのファーストバースデーケーキなど、ママたちのオリジナルレシピで1歳の子どもとの時間をよりいっそう楽しんでみてはいかがでしょう。

ママが1歳児にお願いしたクッキー作りのお手伝い

クッキーづくりをしている女性と女の子
eggeegg/Shutterstock.com

1歳児といっしょにクッキー作りを楽しむとき、ママたちは子どもにどのようなお手伝いをしてもらっているのでしょうか。体験談を聞きました。

かき混ぜる

30代ママ
30代ママ

粉と卵を混ぜるところをやってもらいました。白いくまのキャラクターがお菓子作りをする様子を描いた絵本を覚えていたようで、「しろくまちゃん!」と喜んでいました。

かき混ぜるのを手伝ってもらったというママがいました。粉が飛び散ることを想定して、事前に新聞紙を敷いたり、子どもにビニール風呂敷を使った簡易エプロンを着用させたので、飛び散っても慌てずに済んだというママの声もありました。

こねる、丸める

20代ママ
20代ママ

クッキー生地をビニール袋にいれて、息子といっしょにこねました。こねている表情があまりに一生懸命だったので、見ている私が楽しい気持ちになりました。

1歳の子どもといっしょにクッキー生地をこねたママがいました。生地をビニール袋に入れてこねれば子どももとりかかりやすく、片づけも簡単かもしれません。

型抜き

30代ママ
30代ママ

1歳児の手でも扱いやすい大きさの抜き型を用意して、いっしょに型抜きを楽しみました。ちょっと歪んだけれど、上手にできて娘も得意気でした。

子どもといっしょにクッキーの型抜きを楽しんだママがいました。子どもが扱いやすい形状のものや、子どもが好きなモチーフの型抜きを用意するとより楽しめそうです。

1歳児と楽しめる手作りクッキーは種類もいろいろ

女性と子どもがクッキーの型抜きをしているところ
Mikhail_Kayl/Shutterstock.com

1歳児と楽しめる手作りクッキーには、卵なし、バターなしでもホットケーキミックスで簡単に作れるものや、おからやきなこを混ぜたもの、さつまいもやカボチャなどの野菜を使ったものなど種類もさまざまあることがわかりました。甘さや食感など、家庭の好みにあわせて作れるのも手作りのよさかもしれません。

1歳の子どもといっしょにクッキー作りを楽しみながら、すてきなおやつタイムをすごせるとよいですね。

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※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう

2020.03.14

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