1歳の子どもに作るラーメンの簡単レシピ。味噌や醤油スープの作り方

1歳の子どもに作るラーメンの簡単レシピ。味噌や醤油スープの作り方

子どもにラーメンをいつから与えたのか

2020.02.05

1歳の子どもにラーメンを作るときのレシピについて知りたい保護者の方もいるでしょう。ラーメンスープの味付けや塩分を考えておいしいラーメンを用意できるとよいですね。今回は、子どもにラーメンをいつから与えたのか、1歳の子どもにラーメンを作るときの工夫や簡単なレシピを体験談を交えて紹介します。

子どもにいつからラーメンを与えた?

ラーメン
hlphoto/Shutterstock.com

子どもにラーメンをいつから与えたのか保護者に聞いてみました。


30代ママ
30代ママ

離乳食後期からうどんやそうめんの麺類に慣れてから、ラーメンを1歳半頃に初めて与えました。薄味の醤油ベースのスープを作り、子どもが好きな具材を入れて作っていました。


40代ママ
40代ママ

ラーメンを与えたのは1歳2カ月のときです。コンソメの野菜スープにラーメンの麺を入れて作りました。

30代ママ
30代ママ

保育園で麺類に慣れてきたので、1歳8カ月から家でもラーメンを与え始めました。最初は麺だけを食べさせて、徐々に薄めのラーメンスープに慣れさせていきました。


今回話を聞いたママたちからは、うどんやそうめんなどの麺類に慣れてから、1歳頃にラーメンを与え始めたという声がありました。ラーメン屋に行ったときは、濃いスープは与えずに、ラーメンの麺や具材だけを食べやすい大きさに切って与えたというママもいました。


1歳の子どもにラーメンを作るときの工夫

1歳の子どもにラーメンを作るときに工夫したことを聞いてみました。


麺を短く切る

30代ママ
30代ママ

子どもが飲み込みやすいように麺を短く切っていました。調理用のキッチンバサミを使うと切りやすいのでおすすめです。


子どもが食べやすいように麺を短く切ったというママの声がありました。キッチンバサミだけでなく離乳食用のフードカッターを使うと麺が切りやすく、刃も洗いやすかったというママもいました。



麺をやわらかく茹でる

拉麺を茹でる
Africa Studio/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

袋の表示時間よりも茹で時間を長くして、やわらかくなるまで茹でるように気をつけていました。保育園で新しい食材にチャレンジしているようなので、家でもできるだけ新しいものを取り入れたいと思っています。


子どもが噛みやすいように麺をやわらかく茹でたという声がありました。1歳の子どもが食べやすいように、歯茎で噛める肉団子の固さを意識するとよいでしょう。


スープは薄味にする

30代ママ
30代ママ

ラーメンを作るときは、スープの味付けが濃くならないように気をつけています。塩分も多くならないように加える調味料の量を考えて作ります。


ラーメンを作るときに薄味を心がけているがありました。中華だしや鶏がらだしを使うときは健康のことを考えて、無添加のものを使うようにしているというママもいました。


栄養バランスを考える

30代ママ
30代ママ

ラーメンを作るときは副菜などを作らないことが多いので、1品で栄養がとれるように、肉と野菜を合わせて栄養バランスを考えて作ります。


ラーメンを作るときは1品で栄養がとれるように具を工夫するという声がありました。子どもの好みに合わせて野菜やえび、かまぼこなどを入れて栄養バランスを意識するというママもいました。

1歳児向けラーメンの簡単レシピ

1歳の子どもが食べやすいラーメンの簡単なレシピを紹介します。ラーメンスープを作るときは、化学調味料や合成着色料が入っていない無添加の調味料を使うと、安心して子どもに与えることができるでしょう。



鶏団子とほうれん草の味噌ラーメン


30代ママ
30代ママ

保育園で離乳食用の味噌汁に慣れてきたので、家でも同じような味付けで作っています。具の鶏団子は肉そぼろから小さめに成形すると麺と一緒に食べやすいようです。野菜入りのレシピで栄養バランスも良くなるよう気をつけています。


  1. 鶏ひき肉を約1cm大に丸めて、茹でてざるにあげる
  2. ほうれん草を茹でてざるにあげて、細かく刻む
  3. 小鍋に適量の水、無添加の鶏がらだし、味噌を少量入れてひと煮立ちさせる
  4. 麺を茹でて約2cmの長さに切る
  5. お椀に3、4を入れて1、2を盛りつける


ほうれん草が苦手な場合は、茹でてから細かくみじん切りにして鶏団子に混ぜると子どもが食べやすいかもしれません。小鍋でスープを作るときは、味見をして薄味を意識して作るようにしましょう。


ウインナーとコーン入り醤油ラーメン

20代ママ
20代ママ

離乳食用のフードカッターでウインナーや野菜を細かくすると食べやすくなります。上の子の保育園の給食で年少さん以上の子の給食に出たラーメンが好評だったので、栄養士さんにレシピと1歳の子に向けたおすすめアレンジをおしえてもらいました。


  1. 茹でたウインナーを食べやすい大きさに切る
  2. コーン缶から適量のコーンを取り出す
  3. 茹でたにんじん、玉ねぎなどの野菜を細かく切る
  4. 小鍋に適量の水、無添加の中華だし、醤油を少量入れて、ひと煮立ちさせる
  5. 麺を茹でて約2cmの長さに切る
  6. お椀に3、4を入れて1、2、3を盛りつける

にんじんや玉ねぎといった野菜の食感が苦手な場合は、やわらかくなるまで茹でると食べやすくなるでしょう。ラーメンを作るときにコーンを入れると子どもが食べやすそうだったというママの声がありました。


エビと野菜の塩ラーメン

30代ママ
30代ママ

エビと小麦にアレルギーがないことが分かったので作ってみました。野菜入りで栄養バランスがよく、離乳食用のおろし金で野菜をすりおろすとたくさん入れられます。麺はキッチンバサミで短く切るのがポイントです。


  1. 下ごしらえをしたエビを茹でて、細かく切る
  2. 茹でたもやし、キャベツ、にんじんなどの野菜を食べやすい大きさに切る
  3. 小鍋に適量の水、無添加の鶏がらだしを少量入れて、ひと煮立ちさせる
  4. 麺を茹でて約2cmの長さに切る
  5. お椀に3、4を入れて1、2を盛りつける

エビの風味を味わえる塩ラーメンのレシピです。エビを茹でるときはしっかり火が通っているかを確認しましょう。野菜入りの具で栄養バランスも抜群です。

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保護者がおすすめする離乳食用ラーメンの具

ラーメンの具材は子どもの好みや成長に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、保護者たちがおすすめする離乳食用のラーメンの具を紹介します。

ツナ

30代ママ
30代ママ

1歳の息子はラーメン大好きなのですが、魚や肉をあまり食べないのでツナを具材にしています。柔らかくて食べやすいのでよく食べてくれます。缶詰を使うので手軽に準備できるのも魅力です。

40代ママ
40代ママ

タンパク質がほしいので、良質な、娘のラーメンにツナを必ず入れるようにしています。野菜と一緒に入れると栄養バランスもよくなります。


ツナは柔らかく、子どもが食べやすい食材と言えるでしょう。タンパク質が豊富で栄養価も高いため、成長期の子どもにおすすめの具材という声もありました。缶詰で手軽に使えるのも、忙しい保護者にとっては大きなメリットかもしれませんね。


肉そぼろ

20代ママ
20代ママ

鶏ひき肉で作った肉そぼろは、息子のお気に入りのラーメンの具です。小さく崩れているので、麺と一緒に食べやすいようです。


20代ママ
20代ママ

肉そぼろは作り置きできるので便利です。水溶き片栗粉で少しとろみをつけて娘のラーメンに入れると、よろこんで食べてくれます。


肉そぼろは口あたりがよく、子どもが食べやすいので人気のようです。タンパク質や鉄分が豊富なので、成長期の子どもの栄養補給に適しているのかもしれませんね。また作り置きができるので、忙しい日でも手軽にラーメンの具として使えるのが魅力という声も多くありました。

市販のカット野菜

30代ママ
30代ママ

時間がないときは市販のカット野菜を使っています。小さくカットされているので、そのままラーメンの具として使えて便利です。


20代ママ
20代ママ

カット野菜は種類が豊富なので、息子の好みに合わせて選べるのがよいですね。野菜嫌いの克服にも役立っています。


市販のカット野菜は、忙しい保護者の強い味方と言えます。小さくカットされているので、子どもが食べやすいのも人気の秘訣のようです。さまざまな種類の野菜を簡単に取り入れられるので、栄養バランスのよいラーメンを作るのに役立ちそうです。


外食でラーメンを食べるときに気をつけたこと

外食でラーメンを食べる機会もあるでしょう。ここでは、1歳の子どもと一緒にラーメン屋に行くときに気をつけたことを保護者に聞きました。

キッズメニューがあるラーメン屋を選ぶ

40代ママ
40代ママ

フードコートなどキッズメニューがあるラーメン屋を選ぶようにしています。子ども用の小さな器や薄味のスープなど、子どもに配慮されたメニューがあると安心です。


30代ママ
30代ママ

キッズメニューがあるお店は、子連れに優しい雰囲気のことが多いですね。キッズチェアがあったり、子ども用の食器があったりと、細かい配慮がうれしいです。


ラーメン屋によってはキッズメニューがあるため、1歳の子どもと一緒に食事をするのに適しているお店をえらぶ際の基準にしている方が多いようです。子ども向けの味付けや量、食器などが用意されていることが多く、安心して利用できます。またテーブル席にキッズチェアがあるなど、子連れ客への配慮がある店舗も多いので、食事を楽しめる可能性が高いでしょう。


取り分けてスープを減らす

30代ママ
30代ママ

大人用のラーメンを注文して、麺と具だけを取り分けています。スープは塩分が高いので、少量だけ加えています。


20代ママ
20代ママ

麺をお椀に取り分けて、冷ます意味も兼ねて水で薄めています。子どもの体調や好みに合わせて調整できるので安心です。

外食時のラーメンは、1歳の子どもにとっては味が濃すぎたり、塩分が多すぎたりすることを気にしている保護者が多いようです。麺と具だけを取り分けて、ラーメンスープを薄くして子ども向けの味付けに工夫をしているという声がありました。

うどんなどほかのメニューで代替する

40代ママ
40代ママ

ラーメン屋さんでも、子どもには塩分の少ないうどんを注文することが多いです。麺類に慣れてきたら、少しずつラーメンにも挑戦していけるかなと思っています。


30代ママ
30代ママ

私たち夫婦はラーメン好きなのですが、1歳の息子はうどんが好きなので、ラーメンとうどんも食べられるお蕎麦屋さんに家族で行くことが多いです。それぞれ好きなものを食べられて楽しい外食になっています。


うどんは一般的にラーメンよりも塩分が少なく、柔らかい麺が多いため、同じ麺類でも子どもが食べやすいでしょう。またサイドメニューやトッピングなどの具材に温野菜などを選ぶことで、栄養バランスを整えるようにしているという声もありました。


1歳の子どもに薄味のおいしいラーメンを作ろう

家族で食事
Monkey Business Images/Shutterstock.com

今回は、子どもにラーメンをいつから与えたのか、1歳の子どもにラーメンを作るときの工夫や簡単なレシピを紹介しました。

1歳の子どもにラーメンを作るときはスープの濃さや塩分の量を気をつけているという声がありました。1歳は離乳食から幼児食に移行する時期ですが、ラーメンを作るときも調味料の量を考えて薄味を心がけている保護者は多いようです。

1歳の子どもにラーメンを作る際は、栄養バランスと安全性に配慮することが大切です。麺の長さや硬さ、具材の選び方、スープの味付けなど、細かな点に注意を払うことで、子どもが安心してラーメンの味を楽しめそうです。

また家庭で作るラーメンは、市販や外食のものと比べて、子どもの成長段階に合わせた調整が可能です。野菜入りのスープや、タンパク質が豊富な具材を使用することで、栄養価の高いメニューに仕上げることができます。また、キッチンバサミを活用して麺を切るなど、調理の工夫も重要です。

外食の際も、キッズメニューの利用や取り分けの工夫、うどんなどの代替メニューの選択など、さまざまな方法で楽しみながら子どもの食の幅を広げていけるとよいですね。


2020.02.05

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