1歳児の酢飯はいつから？酢飯作りのポイントやレシピ

1歳児を育てている保護者のなかには、子どもにそろそろ酢飯を使ったメニューをあげたいと考えている方もいるのではないでしょうか。1歳児に酢飯をいつからあげているのか、ママたちに聞いてみました。

子どもに酢飯をいつからあげているのかは、1歳になった頃や離乳食から幼児食へ移行したタイミングなど家庭によってさまざまなようです。

厚生労働省の資料によると、新しい食品を始めるときには一さじずつ与え、乳児の様子をみながら量を増やしていくと記載されています。

酢飯に加えるお酢や塩分については、離乳食完了期や幼児食にかけて、食べられる食品が増えてから少しずつ与えていくとよいかもしれません。市販の具を使ったメニューや離乳食レシピなどを参考にしてみましょう。

今回は、1歳児にあげる酢飯についてママたちの体験談をもとにご紹介します。

1歳児でも食べやすい酢飯にするには、どのようなことに気をつけて調理するとよいのでしょうか。ママたちに、1歳児用に酢飯を作るときのポイントを聞きました。

薄味に調理する

1歳児が食べやすい酢飯になるよう、炊いたお米に対して薄味に調理することを心がけているママがいるようです。市販の寿司酢を少量にするなど、量を調整したレシピで酢飯を作っているという声もありました。

酢を煮切る

1歳児に酢飯を作るときに寿司酢の酸味が気になる場合は、お酢を煮切ってからご飯とあわせるのもよいかもしれません。他にも、ご飯を炊く際にお米と水といっしょにお酢を入れて炊き、後から少量の砂糖や塩を足して酢飯を作っているいう声も聞かれました。

ご飯を柔らかめに炊く

子どもが食べやすい硬さになるよう、酢飯にするお米を柔らかめに炊くことも1歳児に酢飯を作るポイントのようです。1歳児の分のみ柔らかいご飯を炊くのが大変に感じる場合は、あらかじめ軟飯をまとめて炊いておき、冷凍保存しておいたものを使って酢飯を作るのもよいかもしれませんね。

1歳児が食べやすい酢飯のレシピが知りたい方もいるかもしれません。ママたちに聞いた、1歳児用の酢飯を使ったレシピをご紹介します。

そぼろご飯寿司

子どもが普段食べているそぼろご飯を、お寿司にアレンジしたメニューです。そぼろご飯寿司は器に盛りつける他にも、具材と酢飯を層になるよう透明なカップへ盛りつけると見た目も華やかになるかもしれません。

巻き寿司

1歳児向けに薄焼き卵を使ったメニューとして巻き寿司を作るのもよいかもしれません。食材を噛み切ることが上手になってきたら、海苔巻きにしてあげるのもよさそうですね。

手まり寿司

1歳児が手づかみで食べやすい、ひと口大の手まり寿司メニューです。手まり寿司を作ったママからは、酢飯に乗せる具材を何種類も使う場合は、まとめて1つの鍋で茹でると時短になるという声も聞かれました。

1歳児に酢飯をあげるときは、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。ママたちに、1歳児に酢飯をあげるときに意識したことを聞きました。

子どもの様子にあわせる

1歳児に酢飯をあげるとき、子どもの様子にあわせて与えることを意識しているママがいるようです。子どもが初めて食べるメニューを与えるときは、体調や機嫌のよいときに少量ずつあげているというママもいました。

食べやすくなる工夫をする

酢飯の味つけや具材を工夫することで、1歳児にとっても食べやすいメニューになるかもしれません。子どもが食べやすい味つけになるよう、酸味がまろやかなタイプの酢を使って酢飯を作ったというママの声もありました。

1歳児に酢飯をいつからあげているのかは、離乳食完了期や幼児食へ移行してからなど子どもの様子によってさまざまなようです。

1歳児が手づかみ食べをしやすいよう、ひと口大の手まり寿司や巻き寿司のレシピを参考にしながら子どもが食べやすいメニューにアレンジしたという声もありました。

砂糖や塩、酢飯の分量から具材の味つけなど、子どもが食べやすくなるような工夫をしながら1歳児が喜ぶお寿司を用意できるとよいですね。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。
新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

※本記事は2020年1月作成、2024年6月7日に内容を更新しています。