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幼児食のしらすレシピを紹介。子どもに人気のパスタやチャーハン
幼児食でしらすを使うときのポイント
離乳食初期から食べ慣れているしらすは、1歳半以降の幼児食で取り入れるとき、どのようなアレンジレシピがあるのでしょう。子どもに人気のパスタ、うどん、チャーハンなどしらすを使ったアレンジレシピやしらすを使うときのポイントをご紹介します。
幼児食にしらすを使いたい
離乳食初期から取り入れることができる食材で、さまざまな栄養素が含まれているようです。
栄養素の豊富なしらすは、やわらかい食感で子どもも食べやすいので魚が苦手な子どもでも、しらすだと食べてくれるかもしれません。
幼児食のしらすはどのように取り入れるとよいのでしょう。
幼児食でしらすを使うときのポイント
幼児食にしらすを取り入れるとき、どのようなことをポイントにすればよいのでしょうか。
塩抜きをする
しらすは大人にとっては丁度よい塩加減かもしれませんが、子どもにとっては塩気が強いと感じることもあるでしょう。
沸騰したお湯にしらすを入れ、1分ほど茹でて水気を切るとしらすの塩抜きの完成です。しらすが少量の場合は、茶こしで塩抜きすることもできるようです。
塩抜きをしない場合は、他の味付けを薄くして取り入れましょう。
新鮮なしらすを選ぶ
しらすは水分量の多い釜揚げしらすなどがやわらかく、水分量の少ないちりめんじゃこは食感が硬くなります。
幼児初期の子どもにとってはやわらかいしらすの方が食べやすいかもしれませんが、水分量の多いしらすは傷みやすいという難点があります。賞味期限内であってもなるべく早く食べ切りましょう。
変色していたり、形が崩れているしらすは避け、しらすを選ぶときは、白くて張りのあるしらすを選ぶとよいでしょう。
冷凍保存をする
買ったしらすをすぐに調理しない場合は、塩抜きをしてから冷凍保存するとよさそうです。
氷を作るためのフリージングトレイなどで小分けに冷凍すると使う分だけ取り出すことができるので便利でしょう。
しらすの種類を年齢に合わせて選ぶ
一般的に釜茹でしてものをしらすといい、釜揚げしたあとに少し干したものをしらす干しというようです。しらす干しよりしっかり乾燥させたものをちりめんじゃこといい、乾燥の程度によって呼び名が変わります。
しらすは食感が柔らかく、小さい子どもも食べやすいでしょう。しっかり噛めるようになったらしらすより歯ごたえのあるしらす干しやちりめんじやこをチャーハンなどに入れるとよいかもしれません。
幼児に人気のしらすアレンジレシピ
しらすは、さまざまな料理と相性のよい食材といえるでしょう。幼児に人気のしらすのアレンジレシピをご紹介します。
しらすと納豆のバター醤油パスタ
1.茹でたパスタをザルに上げ、水を切る
2.鍋に戻したらバターと醤油で軽く炒める
3.皿に移したらしらすと納豆、刻みのりをのせ完成
いろいろな食材に合うしらすは、バター醤油と絡めると子どもが好きな味付けになるかもしれません。
しらすと玉子のあんかけうどん
1.にんじんを食べやすい大きさの角切りにする
2.鍋に1と枝豆を入れて茹で、あとからしらすを加える
3.別鍋でうどんを茹でておく
4.2に水溶き片栗粉を入れ混ぜる
5.溶いた玉子を回し入れ、うどんにかけ完成
うどんが好きな子どもは多いでしょう。しらす入りの玉子あんかけはあまり食欲がないときでも食べやすそうですね。
しらすチャーハン
1.フライパンにごま油を敷き、溶き卵をくるくると混ぜる
2.玉子に火が通ったら、ごはん・しらす・ネギを加えて炒める
3.塩コショウ、醤油で味付けをし完成
シンプルなしらすチャーハンは、しらすやネギのほかにも冷蔵庫のある野菜を追加すると栄養たっぷりのしらすチャーハンになるでしょう。
しらすの和風ピザ
1.ピザ生地にトマトソース、チーズ、しらすを載せる
2.のりや、鰹節を載せオリーブオイルをひと回しする
3.220℃のオーブンで6分ほど焼き完成
しらすはピザの具材にも合うでしょう。ピザ生地がないときは、餃子の皮を使いハンディサイズのピザを作ることもできます。
わかめとしらすの和え物
1.輪切りにしたきゅうりを軽く塩を振ってもみこみ、水気を切る
2.わかめとひじきは水に戻す
3.1と2にしらすを混ぜる
4.酢、白だし、砂糖、いりごまを混ぜ3に加え完成
塩もみするきゅうりは、子どもが食べることを意識して少なめの塩でもみこむとよいでしょう。薄味になるよう、塩抜きしたしらすを使うとよさそうです。
幼児食にしらすを取り入れよう
今回は幼児食でしらすを取り入れるときのポイントや、幼児食に作るしらすのアレンジレシピをご紹介しました。
しらすはさまざまな食材に合うため、アレンジ方法がたくさんありそうです。新鮮なしらすの見極め方を知り、しっかり塩抜きをしたしらすを幼児食のメニューに上手に取り入れて、子どもが食事を楽しめるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。