離乳食にラフランスを取り入れよう。離乳食中期に作るアレンジレシピ

離乳食にラフランスを取り入れよう。離乳食中期に作るアレンジレシピ

ラフランスの冷凍保存方法

2019.08.26

離乳食中期に食べられるラフランスレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。離乳食の進め方や赤ちゃんに与える量、離乳食中期に作るラフランスレシピと冷凍保存の方法についてご紹介します。

離乳食中期の進め方

離乳食中期になると、調理に使う食材の種類も少しずつ増えていきます。

離乳食を進めるなかで、新しい食材を食べさせようとするとなかなか食べてくれないなど、新たな悩みが出てくることもあるかもしれません。

まずは、基本的な離乳食中期の進め方について、厚生労働省の資料を参考にご紹介します。


離乳食中期はいつから?

厚生労働省の資料によると、生後7カ月から8カ月ごろが離乳食中期とされています。

離乳食を開始して1カ月をすぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくとよいでしょう。

調理形態は舌でつぶせる豆腐くらいの硬さがよいようです。

ラフランスを初めて離乳食に使う場合にも、1度加熱してやわらかくするとよいでしょう。


離乳食の量の目安

離乳食の食器
iStock.com/coco312

離乳食中期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。

穀物:全粥50g~80g

野菜・果物:20g~30g

魚:10g~15g

肉:10g~15g

豆腐:30g~40g

卵:卵黄1個~全卵1/3個

乳製品:50g~70g

目安の量を参考にしながら離乳食を用意しましょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

子どもの離乳食で困ったこと

厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、以下のような内容が挙げられています。

作るのが負担・大変/33.5%

もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%

食べる量が少ない/21.8%

食べさせるのが負担、大変/17.8%

乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%

食べるのをいやがる/15.9%

(回答数:1240)

離乳食を作ることが大変、食べる量が少ないと感じているママは多いようです。編集部でも同じような意見があがることが多々ありました。

離乳食中期になり、食べられる食材が増え、レシピに迷うこともあるようでした。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

離乳食中期に与えられるラフランスのアレンジレシピ

離乳食中期に作るラフランスのレシピをご紹介します。


ラフランスのコンポート

  1. ラフランスの皮を剥いて、芯と種を取り除き、5mm角に切る
  2. 鍋に水200mlを入れて加熱し、てんさい糖小さじ1を加えて煮溶かす
  3. 2に1を加えて、やわらかくなるまで煮る

作る量に合わせててんさい糖の量を調節しましょう。完熟したラフランスで作ると甘味が増しておいしく作れそうですね。


ラフランスとかぼちゃの和え物

ラフランス
iStock.com/Dorin_S
  1. 皮を剥いて適当な大きさに切ったかぼちゃをラップに包み、電子レンジで40秒ほど加熱する
  2. 1をすりつぶす
  3. ラフランスの皮を剥いて芯と種を取り除き、小さく切ってミキサーでペースト状にする
  4. かぼちゃ30gとラフランスペースト小さじ1/2を混ぜ合わせる

なめらかな食感のラフランスとかぼちゃの組み合わせは赤ちゃんも食べやすいかもしれません。

かぼちゃ以外にも、バナナやさつまいもを使ってもよいでしょう。ラフランスペーストはさまざまな食材と合わせられそうです。


ラフランスのパングラタン

  1. ラフランスの皮を剥いて芯と種を取り除き、1/8個をみじん切りにして耐熱容器に入れ、電子レンジでやわらかくなるまで加熱する
  2. 8枚切りの食パン1枚を半分に切り、耳を切り落として小さくりちぎる
  3. 1に2を入れて、具材がひたるくらいの牛乳を加え、カッテージチーズ小さじ1を入れて混ぜる
  4. 3をトースターで焦げ目がつくまで焼く

牛乳以外にも、溶いた粉ミルクを使用してもよいようです。焼き加減を確認しながら加熱時間を調節しましょう。


ラフランスと豆乳プリン

  1. ラフランスの皮を剥いて芯と種を取り除き、小さく切ってミキサーでなめらかにする
  2. 耐熱容器に豆乳大さじ2と、片栗粉小さじ1を入れて混ぜ合わせる
  3. 2を電子レンジで10秒ほど加熱し、再度混ぜる
  4. 3を電子レンジで20秒ほど加熱する
  5. カップに4を流し入れて、上に1をかける

離乳食に使える赤ちゃん用の豆乳もあるようです。初めて豆乳を口にする場合は、赤ちゃんの様子を見ながら進めましょう。

ラフランスペーストをプリンの上にかけてさわやかな味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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離乳食に使うラフランスの保存方法

ラフランスの完熟を早めたい場合は、新聞紙で包み、直射日光を避けて室温で保存するとよいようです。

ペースト状にしたラフランスを製氷皿に入れて冷凍保存します。

調理する際には、皿に移して電子レンジで解凍するとよいようです。離乳食に使う場合は早めに使い切るようにしましょう。

ラフランスを半分に切り、ラップで包んだり、フリーザーバッグに入れて冷凍する方法もあります。

皮を剥き、適当な大きさに切ってから冷凍するのもよいでしょう。

離乳食中期は赤ちゃんの様子を見ながらラフランスを取り入れよう

離乳食を食べる赤ちゃん
© tatsushi - Fotolia

ラフランスは離乳食初期から取り入れられる果物ですが、離乳食中期に初めて与える場合も、加熱調理をすると安心して食べれそうです。

ラフランスは冷凍保存できます。ペースト状にして冷凍した場合は、電子レンジなどで解凍してから調理しましょう。

離乳食中期に食べられる食材を組み合わせながらラフランスの味を楽しめるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年8月22日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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