離乳食に作るチキンライスのレシピ。ポイントや時期別のアレンジなど

離乳食に作るチキンライスのレシピ。ポイントや時期別のアレンジなど

ママたちにきく、作るときの工夫

2019.01.22

離乳食にチキンライスを作るとき、いつから食べられるのかといった時期のことや、作り方や味つけなどのレシピが気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、離乳食にチキンライスを作るときのポイントや、時期別のアレンジレシピ、子どもが喜ぶ工夫についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

離乳食のチキンライスはいつから?

離乳食を作るとき、お肉や野菜などを入れたチキンライスを作りたいと考えることもあるかもしれません。初めて離乳食にチキンライスを作る場合、いつ頃の月齢から食べられるか気になるママもいるようです。ママたちはいつから離乳食にチキンライスを取り入れていたのでしょうか。

「離乳食中期頃に、離乳食のレシピのバリエーションを増やしたいと思ったときに、柔らかめに炊いたご飯でチキンライスを作りました」(生後7カ月赤ちゃんのママ)

「鶏肉や苦手な野菜をなかなか食べてくれず悩んでいるときに、ご飯に混ぜあわせてチキンライス風にすると、子どもが食べてくれてほっとした思い出があります」(1歳児のママ)

離乳食のチキンライスを作る時期は、中期や野菜を食べないタイミングなどさまざまなようです。

厚生労働省の資料によると、チキンライスに混ぜる鶏肉は、離乳食が少し進んだ生後7カ月から8カ月の中期頃から少しずつ取り入れられるようなので、離乳食の献立のバリエーションを増やしたいときなどに作ってみるのもよいかもしれませんね。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

離乳食にチキンライスを作るときのポイント

チキンライス
iStock.com/karinsasaki

チキンライスを離乳食に作るとき、何か気をつけるとよいことなどはあるのでしょうか。材料や調理方法、味つけなどのポイントにわけてママたちに聞いてみました。


材料

「離乳食の中期にチキンライスを作るときは、鶏肉はささみを使うようにしていました。混ぜる野菜やご飯なども、子どもの離乳食の進み具合にあわせて大きさや硬さを調節するようにしています」(生後8カ月赤ちゃんのママ)

チキンライスを作るときは、子どもにあわせた固さのご飯の他にも、細かく刻んだ野菜やささみなどの鶏肉を用意するとよいようです。チキンライスに混ぜる具材に特に決まりはないようですが、食べ慣れた食材を選ぶようにしていたというママの声もありました。


調理方法

「油脂が気になる月齢の頃は、炊飯器を使って油で炒めないチキンライスを作ったこともあります。我が家では子どもの離乳食がある程度進んだタイミングで、少量のバターをフライパンで熱して炒めて作っていました」(生後9カ月赤ちゃんのママ)

チキンライスの調理方法には、炊飯器で炊いたりフライパンで炒めたりするなどさまざまな方法があるようなので子どもにあわせた調理方法を選ぶとよいかもしれません。

他にも、炒めた鶏肉と茹でた野菜を用意して、混ぜご飯のように作っていたというママの声もありました。


味つけ

「離乳食の中期の頃は、あまり調味料を使わず野菜だしなどを使って風味を出すようにしていました。後期くらいから少量のしょうゆやケチャップなどを使い、味つけのバリエーションを増やすようにしました」(生後11カ月赤ちゃんのママ)

子どもの離乳食にチキンライスを作るときに、味つけに悩むこともあるかもしれません。薄味で風味を出したいときには、野菜や和風だしなどを活用してみるのもよさそうですね。子どもの月齢や食べ進みにあわせて工夫してみてはいかがでしょうか。

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チキンライスのアレンジレシピ

離乳食の回数が増えてくると、チキンライスをアレンジしてメニューのバリエーションを増やしたいと思うこともあるのではないでしょうか。時期別のアレンジレシピについてママたちに聞いてみました。


【中期】チキンライス風トマト粥

「下ごしらえしたささみと湯剥きしたトマトを細かく刻みます。鍋に野菜スープとご飯、刻んだ具材を入れて煮込むとチキンライス風のトマト粥の完成です。水分を多めにすると、ささみも食べやすそうでした」(生後8カ月赤ちゃんのママ)

脂肪の少ないささみを使っておかゆ風にすると、離乳食中期に取り入れやすいかもしれませんね。トマトは酸味があるので、使う量を子どもにあわせて調節するようにしていたというママの声もありました。


【後期】チキンライスのおやき

「ボールに、茹でて細かくしたささみと野菜、おかゆを入れ、片栗粉を加えて混ぜます。スプーンですくってフライパンで両面焼くと完成です。隠し味に少量のバターで風味をつけると、子どもの反応がよかったです」(生後10カ月赤ちゃんのママ)

離乳食後期には、手づかみ食べできるおやきのレシピを取り入れてみるのもよいかもしれません。子どもの反応を見ながら、焼き加減や固さ、混ぜる具材を工夫できるとよさそうです。


【完了期】オムライス

オムライス
iStock.com/Rich Legg

「1歳をすぎたくらいから、うちの子は割と何でも食べれるようになってきたので、チキンライスに薄焼き卵を巻いてオムライスにしています。オムライスは、大きくなった今でも作るととても喜びます」(1歳5カ月児のママ)

離乳食完了期には、オムライスの他にも、カレーやシチューライスなどにアレンジしたというママの声もありました。離乳食の卒業に向けて、さまざまな献立を楽しめるようにレシピを広げていけるとよいですね。

チキンライスを作るときに工夫したこと

離乳食にチキンライスを作ったときに、好き嫌いや遊び食べなどで子どもが食べてくれないこともあるかもしれません。ママたちは、どのような工夫をしているのでしょうか。


食べやすさ

「チキンライスをお皿に盛ってもなかなか食べないときに、一口サイズのおにぎりにしてみました。おにぎりにするとうちの子は食べやすいのか、気に入ってくれました」(生後10カ月赤ちゃんのママ)

子どもの様子にあわせて、一口サイズのおにぎりにしてみるなど食べやすいように工夫することもできるようです。スプーンを使ってうまくすくえない場合は、ママがさり気なくサポートできるとよいかもしれませんね。


盛りつけ方

「チキンライスの周りに茹でたにんじんなど野菜の半月切りを並べ、顔をつけてライオンプレートを作りました。『ご飯がライオンさんになってる』と嬉しそうにしながら完食してくれました」(1歳6カ月児のママ)

チキンライスを作るときに、盛りつけ方を工夫していたママもいるようです。お皿にワンプレートに盛りつけたり、野菜を使って顔を作るなどちょっとした遊び心を加えれば、子どもが喜んでくれることもあるかもしれませんね。

チキンライスのレシピを工夫しよう

食事する子ども
iStock.com/Yuji_Karaki

離乳食にチキンライスを作るとき、子どもの離乳食の進み具合を考えながら、食べ慣れた食材を使うなど、調理方法や味つけを工夫していたママがいるようです。レシピのバリエーションを増やしたいときは、子どもの食べやすいレシピにアレンジしてみるのもよいかもしれません。

使う食材や盛りつけ方なども工夫しながら、子どもが喜ぶ離乳食用のチキンライスが作れるとよいですね。

離乳食に子どもの好きなメニューを。カレーやサンドイッチ、オムライスやチャーハン

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※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年1月21日時点で作成した記事になります。

2019.01.22

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