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生後11カ月のおやつ。ママたちが選んだおやつや簡単レシピ、あげる量やタイミング
生後11カ月の赤ちゃんのおやつの量や種類、タイミングに悩むママもいるのではないでしょうか。今回は、生後11カ月の赤ちゃんにおやつをあげるときの工夫や、ママたちが選んだおやつ、手作りおやつの簡単なレシピをご紹介します。
生後11カ月のおやつ
厚生労働省の資料によると、生後11カ月は離乳食後期とされています。この時期は、授乳やミルクがメインでなくなる子が増え、1日3回食に進めていくなど、大人に近い食生活が始まる時期のようです。
おやつは食事のひとつとして考え、素材を活用し、3回の食事で取りきれないものをプラスするとよいとされています。
生後11カ月にママたちが選んだおやつ
生後11カ月のおやつに、どのようなものを選んであげたらよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。実際にママたちが選んだおやつについて聞いてみました。
おにぎり
「おにぎりを作っておやつとして食べさせていました。子どもは1回の離乳食の量をあまり食べなかったので、補食としておやつでお腹にたまるものをあげようと考えていました」(30代ママ)
離乳食で1日の食事量の目安を摂取できないときは、おにぎりなどの主食となるものをおやつに考えるママもいるようです。おにぎり以外に、蒸かしたさつまいもをおやつにあげていたというママの声もありました。
果物
「子どもが好きなりんごをおやつに出すと、喜んで食べていました」(30代ママ)
「いちごをおやつに食べさせていました。離乳食では野菜を多く摂り、果物はおやつであげるようにしていました」(20代ママ)
生後11カ月の赤ちゃんのおやつに、甘みのある果物をあげていたママがいました。果物は準備の手間も少ないのでおやつに取り入れやすいのではないでしょうか。ママのなかには、りんごなど歯ごたえのある果物は少し過熱し、やわらかくして子どもにあげていたという声もありました。
赤ちゃん用のおかし
「赤ちゃん用のおせんべいをあげていました。できるだけ薄味のものを選ぶようにしていました」(40代ママ)
「外出先のおやつに、赤ちゃん用のボーロをあげていました。赤ちゃんがひとくちで食べやすく、周りが汚れにくいので助かっていました」(30代ママ)
外出時のおやつに、赤ちゃん用のおかしを購入しているママがいるようでした。市販のおやつは、赤ちゃんが手に持ちやすいサイズもあるようで、手づかみ食べの練習をさせるため選んでいるというママの声もありました。
生後11カ月に作ったおやつレシピ
焼きもろこしおにぎり
「とうもろこしを茹でて粒状にし、軟飯に混ぜて食べやすい大きさに握ります。フライパンに並べて加熱し、表面が固くなってきたら裏返してしょうゆを塗り焼き色をつけ、仕上げにバターを入れ絡めて完成です」(20代ママ)
生後11カ月のおやつを補食と考えておにぎりをあげる場合、とうもろこしなどの野菜を加えると、野菜の栄養もいっしょに摂ることができそうですね。
プルーンとバナナのパンケーキ
「ドライフルーツのプルーンを、お湯で戻してやわらかくしてから細かく刻み、バナナも食べやすい大きさに刻みます。薄力粉と水といっしょに混ぜて成形し、フライパンで両面を焼いてできあがりです」(30代ママ)
パンケーキは、子どもが手で持ちやすいので、手づかみ食べの練習もできそうです。子どもの好きな果物などを入れると、喜んで食べてくれるのではないでしょうか。
にんじんとりんごのゼリー
「にんじんとりんごは皮を剥きすりおろします。鍋に水と粉寒天と砂糖を入れてよく混ぜながら沸騰させ、にんじんとりんごを混ぜて加熱し、型に流してあら熱をとってから冷蔵庫で冷やし固めます」(30代ママ)
ゼリーは喉ごしがよいので、子どもは食べやすいようです。なかに入れる食材を変えると、いろいろなアレンジレシピが楽しめそうですね。
おやつをあげるときの工夫
ママたちは、生後11カ月の赤ちゃんにおやつをあげるとき、どのような工夫をしているのでしょう。
おやつのタイミング
「おやつは、お昼と夕方の離乳食の間に食べさせていました。おやつの後の離乳食をしっかり食べて欲しかったので、おやつから離乳食までを3時間は空けるように意識していました」(30代ママ)
「おやつは1日1回、15時頃にあげていました。毎日決まった時間帯であげるようにして、お昼寝などでタイミングがずれた場合は、量を調節していました」(40代ママ)
ママたちは、おやつのタイミングを、次の離乳食に差し支えない時間と考えているようです。生活リズムを整えるためにも、決まった時間におやつをあげるとよいかもしれません。
おやつの量
「まずは、1日3回の離乳食をきちんと食べられるように考えて、おやつの量は少なめにしていました」(20代ママ)
「うちの子は食が細かったので、子どもの様子を見ながらおやつの量を変えていました。離乳食があまり食べれなかったときは、おやつをおにぎりなど食事に近いものにして、量を少し増やしてあげるようにしていました」(30代ママ)
おやつは、赤ちゃんの様子を見ながら、離乳食がしっかり食べられるように量を意識しているようです。他には、赤ちゃんの行動量が少なかった日は、おやつも少なめにしていたというママの声もありました。
生後11カ月のおやつは様子をみながら
生後11カ月のおやつの量やタイミングは、離乳食がしっかり食べられるように調整しているようでした。ママたちは、おやつを捕食として考えることもあるようで、おやつの作り方にも工夫しているのかもしれません。
今回ご紹介したママたちの声やレシピを参考に、生後11カ月のおやつは、子どもの様子をみながら考えてあげるとよいかもしれませんね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年4月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。