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断熱性能のよい家とは?窓や断熱材を比較して感じたこと
グラスウールなどの断熱材やガラスの種類
住宅の断熱性能を比較したときにどのような違いがあるのか気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、窓ガラスやサッシ、グラスウールなどの外壁の断熱材を比較して感じたことや、光熱費などを考えた断熱性能のよい家をつくるポイントについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。
断熱性能のよい住宅とは?
断熱性能のよい住宅とはどのような家なのでしょう。ママやパパが断熱性が高いと考える家について聞いてみました。
「断熱性能のよい住宅とは、夏涼しく冬暖かい家のことではないかと考えています。年々気温が高くなってきているので、特に夏涼しくすごせる住宅は断熱性がよいのではないかと思います」(40代パパ)
断熱性能のよい住宅とは、夏涼しく冬暖かい家と考えるママやパパがいました。断熱性の高い住宅では、夏の冷房や冬の暖房などの光熱費があまりかからないかもしれません。では、断熱性能がよいかどうかはどのような点で比較するのでしょう。
【体験談】窓の断熱性能についての比較
窓の断熱性能はガラスやサッシによってどのように違うのでしょう。種類を比較して感じたことをママやパパに聞いてみました。
ガラスの種類による比較
「私の実家は1枚のガラスを使った昔からの窓ガラスなので、最近の窓ガラスと比較すると断熱性能はあまり高くないように感じています。冬場は窓ガラスに触ると外の寒さがそのまま伝わってくることがあります」(30代ママ)
「我が家の窓にはペアガラスを使っています。2枚のガラスの間に空気が入っているためか、単層のフロートガラスと比較すると結露もなく断熱性が高いように思います」(40代パパ)
「家を新築することになり、窓ガラスにはトリプルガラスを選びました。今まで住んでいた家の窓ガラスと比較するとトリプルガラスは重量がありますが、断熱性能や防音性能などのよさを感じています」(30代ママ)
住宅用の窓ガラスには一般的な1枚のガラスやペアガラス、トリプルガラスなどの複層ガラスがあるようです。断熱性能を比較して複層ガラスが断熱性が高いと感じているママやパパがいました。寒暖差の大きな地域では窓ガラスの種類によって光熱費も変わってくるかもしれません。
サッシの種類による比較
「家を新築するときに業者から樹脂サッシを勧められました。気密性や断熱性がよいと言われて使うことにしたところ、以前に住んでいた住宅と比較すると夏の暑さが緩和されたように感じています」(40代ママ)
「我が家は一戸建ての賃貸に住んでいますが、窓は昔ながらのアルミサッシを使っています。兄が新築した家と比較すると、断熱性能は少し低いように感じています」(20代ママ)
「私の実家ではリフォームをして木製サッシの窓に換えました。以前に比べて冬でも家のなかが冷えづらくなったように感じます」(40代パパ)
窓のサッシの種類を比較して断熱性能の違いを感じたママやパパもいるようです。他には、サッシの窓枠を広くすることで断熱性能がさらによくなったという声もありました。
【体験談】外壁の断熱性能についての比較
外壁の断熱性能は断熱材があるかどうかによって比較することもできるかもしれません。断熱材を使っている住宅と使っていない住宅の違いを、ママやパパに聞いてみました。
断熱材を使っていない家
「私の実家の外壁は土壁になっているので、断熱材は使っていません。断熱性能がよいかどうかはわかりませんが、私たちが住んでいるアパートと比較すると夏の室温が上がりにくいように感じています」(40代パパ)
断熱材を使っていない土壁の家と住んでいるアパートの夏の室温を比較したパパがいました。土壁は夏の暑い時間帯に触ると、ひんやりと感じることもあるようです。家づくりでは土壁を使った外壁に木製のサッシをあわせるなどの工夫をしてもよいかもしれません。
グラスウールなどの断熱材を使った家
「住宅を新築する際に断熱材としてグラスウールを入れることにしました。グラスウールは厚みを調整して断熱性能を高めることができると聞き、業者と相談して暑い時期に冷房が効きやすい厚さにしてもらいました」(30代ママ)
「我が家は充填断熱と外張り断熱の両方の断熱方法を使ってつくりました。2つを比較してみたところどちらにもよい面があるように感じたので、業者と相談して外壁にはグラスウールの充填断熱を採用し、基礎や屋根には外張り断熱を採用することにしました」(40代パパ)
断熱工法にはグラスウールやロックウールを使う充填断熱や、硬質ウレタンフォームなどを使う外張り断熱があり、比較するとそれぞれによさがあるようです。建築資材やコストなどを業者と相談して、よりよい断熱材や工法を選べるとよいですね。
断熱性能の高い家をつくるポイント
断熱性能の高い住宅をつくるために、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパに気をつけたポイントを聞いてみました。
複数の住宅メーカーの断熱性能を確認する
「住宅メーカーによって使う断熱材や断熱工法に違いがあるようなので、複数のメーカーを回って断熱性能とコストを確認するようにしました。それぞれの住宅の予想される光熱費や音の聞こえ方なども比較して、私たちにあう家づくりをしようと思いました」(30代ママ)
家づくりを考えるときには複数の住宅メーカーを見学し、さまざまな面から検討するとよいかもしれません。使用する断熱材も住宅メーカーによって異なるようなので、断熱性能の他にかかるコストや住んでからの光熱費などについても比較して決めたというパパの声もありました。
住宅を建てる地域の気候も考える
「断熱性能は住宅を建てる地域の気候によっても変わってくるようなので、気温がどのように変化するかなどを考えて断熱材や断熱工法を業者と相談しました。私の住む地域は夏場は蒸し暑くなるため、暑い外気をできるだけ避けることができるようにしたいと思いました」(30代パパ)
断熱性能は地域の気候によって違ってくることもあるようです。夏と比較して冬の寒さの方が気になる場合は、冬暖かく結露を防げるような家づくりができるとよいかもしれませんね。
窓や断熱材を比較して住みよい住宅をつくろう
断熱性能を比較して窓ガラスの種類やグラスウールなどの断熱材について考えているママやパパがいました。外壁や床、屋根の断熱材の入れ方によって光熱費などが変わることもあるようです。
家づくりをする際は断熱性能のよい材料や工法を選んで、住みやすい住宅をつくることができるとよいですね。
「我が家は寒冷地にあるので、冬暖かい住宅が断熱性の高い家ではないかと思います。今住んでいる住宅は暖房費などの光熱費があまりかからないので、断熱性能のよい家だと感じています」(30代ママ)