ベビーベッドに使う蚊帳の選び方。遮光など蚊帳の種類や手作り方法

ベビーベッドに使う蚊帳の選び方。遮光など蚊帳の種類や手作り方法

2018.09.08

室内で猫などのペットを飼っている場合や虫が多い夏の時期、昼間に遮光したいと考える場合、赤ちゃんをベビーベッドで寝かせるときに蚊帳を使いたいと考えるママもいるかもしれません。今回の記事では、蚊帳付きのミニベビーベッドなど蚊帳の種類や選び方、手作りの方法などをママたちの体験談を交えてご紹介します。

ベビーベッドに蚊帳を使っていた?

実際に、ベビーベッドに蚊帳を使っていたのかママたちに聞いてみました。

「子どもの虫刺されを防止したり、昼寝のときには遮光して日差しをやわらげたりしたいと思い、子どもが寝るときにはベビーベッド用の蚊帳を使っていました」(20代ママ)

「里帰り出産でしたが、実家では猫を飼っていたので、猫が子どもにいたずらしないか心配でした。出産前にミニタイプの蚊帳付きベビーベッドを購入し、子どもを寝かせるときは蚊帳をして寝かせていました」(30代ママ)

虫除けや遮光のため、猫などのペット対策として赤ちゃんをベビーベッドに寝かせる際に、蚊帳を使っていたというママもいるようです。赤ちゃん用に蚊帳の購入を考えたとき、さまざまな種類があるなかで、どのように選べばよいか悩んでしまうママもいるかもしれません。

蚊帳の種類

ベビーベッドに使える蚊帳にはどのような種類があるのでしょうか。実際に、蚊帳を使ったことがあるママに、種類別の使い心地を聞いてみました。


かぶせるタイプ

「寝ている子どもの上からすっぽりかぶせられるタイプの蚊帳を使っていました。蚊帳の中に入るタイプのものだと子どもが嫌がって泣いてしまうことがあったので、寝たあとにかぶせる蚊帳がうちの子にはあっているようでした」(30代ママ)

「飼っている猫が赤ちゃんの上に乗らないよう、かぶせるタイプの蚊帳を使っていました。子どもが寝たときにかぶせておくと猫も寄ってこず、昼間は遮光もできたのでよかったです」(30代ママ)

上からかぶせるタイプは蚊帳を嫌がる子どもにも手軽に使えたというママもいるようです。ママのなかには、音に敏感な子どもでも、寝たあとにそっとかぶせればよいだけだったので使いやすかったという声もありました。


底があるタイプ

「下にマットレスがついたタイプの蚊帳を使っていました。ベビーベッドの上だけでなく、それごと持ち運べるミニベッドのような蚊帳だったので、どこでも使えて便利でした」(30代ママ)

「底にも網があるドーム型の蚊帳を使っていました。古い家に住んでおりムカデなどに噛まれる心配がありましたが、底があるおかげで下からの侵入も防げて安心できました」(30代ママ)

底の部分は、そのまま寝かせることのできるマットがついているものや、全体が網目になっているものがあるようです。昼寝させるときには、蚊帳付きのおかげで遮光できているのか、子どもがよく眠ってくれたというママの声もありました。


ベビーベッド全体を覆うタイプ

「ベビーベッド全体をすっぽり覆うネットタイプの蚊帳を使っていました。ワイヤーが入っていないので、使わなくなったら簡単に処分できるのがよかったです」(30代ママ)

「ベビーベッドの柵に支柱を固定し、高さをだして全体を覆える蚊帳を使っていました。広い空間のおかげで風通りもよく、子どもは快適なようでした」(20代ママ)

ベビーベッド全体を覆うタイプの蚊帳は、目的にあわせていろいろ選べるようです。ママのなかには、天井からカーテンを吊るしてベビーベッドを覆い天蓋のようにして虫除けをしていたという声もありました。

こちらの記事も読まれています

蚊帳を選ぶときのポイント

ベビーベッドに使う蚊帳を選ぶときにはどのようなことに気をつけるとよいのでしょう。選ぶときに意識していたポイントをママたちに聞いてみました。


丈夫さ

ベビーベッドに蚊帳
iStock.com/venusphoto

「母から、蚊帳はナイロンやポリエステルで作られたものが丈夫でよいと聞きました。家で猫を飼っていたこともあり、すぐに破かれて壊れないよう、丈夫なナイロンの蚊帳を買いました」(20代ママ)

網の丈夫さを意識していたママもいるようです。肌触りを考えて綿素材の質のよい丈夫なものを選んだというママの声もありました。


サイズ

「うちではミニベビーベッドを使っていました。蚊帳を購入するときには、ベビーベッドにすっぽり収まるかサイズをきっちり確認しました」(30代ママ)

ベビーベッドと蚊帳のサイズがあわず困ることがないよう、蚊帳を購入する際には、蚊帳の高さや幅をきちんと確認し、ベッドサイズにあうものを選ぶとよいでしょう。


収納のしやすさ

「蚊帳は蚊の多い夏シーズンだけ使う予定だったので、使わない時期にはコンパクトに収納できるものがよいと思い、選ぶポイントにしていました」(20代ママ)

収納のしやすさも蚊帳を選ぶ際のポイントかもしれません。収納するときには開閉がしやすいかや、閉じたときにどの程度コンパクトになるかなども確認しておくとよいかもしれません。


子どもの世話のしやすさ

「子どもが小さいうちは、オムツ替えなど子どもの世話が頻繁にあったので、カーテンのように開け閉めできるタイプの蚊帳を選びました」(30代ママ)

子どもの身の回りの世話のしやすさを選ぶポイントにしたというママもいました。また、蚊帳は遮光して日差しをやわらげてくれると考えるママもいるようで、蚊帳にはいろいろな使い方があるようです。

蚊帳を手作りしよう

蚊帳は身近な材料で手作りすることもできるようです。基本的な材料と作り方をみてみましょう。


材料

・刺繍枠
・レースカーテン
・天井に吊るすためのひもとフック

レースカーテンは、蚊帳の網の代わりとなるものなので薄い素材で風通しのよさそうなものを選ぶとよいかもしれません。長さは天井からベビーベッドを覆える程度のものにするとよいでしょう。レースカーテンは好きな柄を組みあわせたり、部屋の雰囲気にあわせて選んだという声もありました。


作り方

1.刺繍枠の内輪に、ひも4本を均等な幅で結びつけてひとつにまとめ、フックに吊るすための輪っかを作っておきます。

2.刺繍枠の外輪にレースカーテンを通します。

3.刺繍枠の内輪を外輪にはめ込み、天井に取りつけたフックにひもを吊り下げたら完成です。

刺繍枠がない場合には、丸い形のピンチハンガーを使い、洗濯バサミにカーテンをはさんで作ったというママもいました。手作りなら、自分好みの柄やサイズのものが作れるのではないでしょうか。

蚊帳を使って赤ちゃんがすごしやすい環境に

蚊帳
Simone Resca/Shutterstock.com


赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるとき、虫や猫などのペットが気になったり、昼寝のときに遮光したいと考え、蚊帳を使いたいと考えるママもいるようです。蚊帳の種類は、蚊帳付きのミニベッドやかぶせるタイプのものなどさまざまなタイプがあるようで、購入する以外にも、手作りする方法があるようです。ママや赤ちゃんが安心してすごせる蚊帳を使えるとよいですね。

2018.09.08

インテリアカテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。