こちらの記事も読まれています
重曹水を活用しよう。うがいや足湯などシーン別の使い方とは
用途にあわせた方法・作り方
重曹水をうがいや水拭き、足湯などに使おうと考えたとき、どのような作り方や割合にしたらよいか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、重曹水の使い方や作り方、使うときに意識したことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
重曹水を活用しよう
重曹とは、炭酸水素ナトリウムや重炭酸ソーダとも呼ばれ、食品用としてお菓子を作る際にふくらし粉として使われたり、ナチュラルクリーニングとして掃除に用いられたりすることもあるようです。ママたちに聞くと、重曹水の作り方や使い方のアイデアが知りたいという声が聞かれました。実際に、ママたちはどのように重曹水を使っているのでしょうか。
【シーン別】重曹水の使い方
ママたちに、重曹水の使い方についてシーン別に聞いてみました。
うがい用の水にする
「我が家では、家族で重曹水をうがいに取り入れています。水だけでうがいをするときよりも、口の中がすっきりするような気がします」(30代ママ)
重曹水をうがい用の水として使っているママがいるようです。うがいに使っていたママからは、夜寝る前の歯磨きをした後に重曹水でうがいをすると、朝起きたときに口の中の粘つきも少ないように感じたという声も聞かれました。
足湯に使う
「足湯に重曹水を使うことがあります。足首まで15分ほど浸かると、体中がポカポカするだけでなく、足湯後の角質ケアもしやすくなると感じています」(20代ママ)
重曹水を足湯にするといった使い方もあるようです。ママのなかには、重曹水を使うことで、夏場などの足のにおいも気になりにくかったという声がありました。
掃除の水拭きで使う
「掃除をするときに重曹水を使って水拭きをしています。食事をした後のテーブルの上や、ドアノブなどを拭くと雑巾に汚れがついてすっきりしたように感じます」(20代ママ)
重曹水の使い方として、掃除をするときに重曹水で水拭きをしているというママの声がありました。ママたちに聞くと、水拭きをするときは乾燥した重曹の粉が白い拭き跡として残ってしまうことがあるので、水のみで絞った雑巾で拭き上げるようにしているという声もありました。
重曹水の作り方
重曹水を作るときに用意するものや、作り方の手順をママたちに聞きました。
うがいなど少量作る場合
「500mlのペットボトルに100mlの水と小さじ1杯分の重曹を入れ、よく混ざるようペットボトルをよく振ります。でき上がった重曹水をコップに注ぎ、うがいに使っています」(30代ママ)
「テーブルを水拭きするための重曹水を作る場合、水200mlに対して重曹小さじ2の割合でそれぞれスプレーボトルに入れて振るといった作り方をしています。直接テーブルの汚れにスプレーして拭くだけなので簡単です」(20代ママ)
うがいをするときなど重曹水を少量作る場合は、水と重曹をペットボトルやスプレーボトルなどの容器に入れてよく振ることで、簡単に重曹水が作れるようです。口の狭い容器に重曹や水を入れる際は、じょうごを使うと周囲にこぼれにくかったというママの声もありました。
水拭きや足湯に使う場合
「水拭きをするときは、水2Lに対して重曹大さじ6強の割合でバケツに入れよくかき混ぜて作ります。量が多いときは粉が溶け残らないよう、重曹を少しずつ加えていきよく混ぜるようにしています」(30代ママ)
「足湯をするときは、洗面器にお湯と重曹を入れよく混ぜたものを使っています。重曹にアロマオイルを数滴垂らしてからお湯と混ぜると、足湯をしながら香りも楽しめました」(20代ママ)
水拭きや足湯に使うときなど1度に多い量の重曹水を作るときは、バケツや洗面器などの大きめの容器の中で重曹と水を混ぜるだけで作れるようです。水拭き用に多めの重曹水を作るとき、早く溶けやすいよう少量のお湯と重曹を混ぜてから水を足すようにしたというママの声もありました。
重曹水を使うときに意識したこと
重曹水を使うときに意識したことを、ママたちに聞いてみました。
重曹の種類
「重曹には工業用や食用と記載されているものがあり、どれを選んだらよいか迷って違いを調べたところ、純度や粒の大きさに違いがあるようでした。私の場合、重曹水で水拭きをした机を娘が触っても安心なものがよいと思い、食用の重曹を購入しました」(30代ママ)
「重曹の種類を価格で比べたところ、工業用が安いようでした。そこで、頻度や作る量も多めな足湯や水拭きには工業用と記載されている重曹を選んでいます」(20代ママ)
重曹水を使う際、用途によって重曹の種類を使いわけているママがいるようです。ママのなかには、水拭きや足湯に使う際であっても水に溶けやすい方が準備がスムーズなので、比較的粒子が細かい食用の重曹を購入したという声もありました。
使う場所やアイテム
「以前、掃除で畳を重曹水で水拭きをしたときに黄色いシミができてしまったことがありました。それ以来、木や畳など水分がしみ込みやすい素材には使わないよう気をつけています」(20代ママ)
「我が家はキッチンカウンターの素材が大理石なのですが、重曹水で拭いたときに溶け切らなかった重曹があったのか小さい傷がついてしまいました。それ以来、傷がつきやすい家具などは重曹水で拭かないよう注意しています」(30代ママ)
重曹水で拭いた場所が痛んだり傷がついたりしてしまうことがないよう、使う場所やアイテムを意識して使っているママもいるようです。重曹水で水拭きなどの掃除を行う前に、どのようなものに使えるかしっかり調べておくとよいかもしれませんね。
使用する期間
「作った重曹水は、できるだけ7日から10日ほどで使い切るように意識しています。スプレーボトルに作るときは、短期間で使い切れるよう少なめに作るようにしています」(30代ママ)
重曹水を作ったら早めに使い切ることを意識するなど、重曹水の使用期間に気をつけているというママの声もありました。スプレーボトルやペットボトルなどの容器に、重曹水を作った日や使い切る目安の日付を入れておくと、わかりやすいかもしれませんね。
生活のなかで用途に合った使い方を
重曹水は、掃除のほかにうがいや足湯などさまざまな使い方ができるようです。水拭きをするときは、素材が傷まないよう使う場所やアイテムにも気をつけるとよさそうです。作り方の割合や使い方に工夫して、生活のなかで重曹水を活用できるとよいですね。