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入学式に着物で出席するときのメイク。和装メイクのポイントについて
ベースメイクとポイントメイクのコツ
子どもの入学式にママが着物を着ていくとき、いつも通りのメイクでよいのか悩むこともあるかもしれません。入学式に合わせて、派手すぎず上品に見えるメイクが知りたい場合もあるでしょう。今回は、着物に合うベースメイクとポイントメイクのコツについてご紹介します。
入学式に着物を着ていくときのメイクはどうする?
子どもの入学式を控えるママは、着物を着て出席したいと考えることもるのではないでしょうか。
お店で着つけの予約をしたものの、メイクは自分でしなければいけない場合もあるかもしれません。メイクの仕方をいつもと変えるべきか悩んだり、着物が映えるメイクをしたいと考えるママもいるでしょう。
今回は、着物に合うメイクのコツを、ベースメイクとポイントメイクにわけてご紹介します。
着物に合うベースメイクのポイント
着物が映えるベースメイクのポイントについてご紹介します。
平面的な顔に仕上げる
着物を着るときは、平面的な顔になるように意識するとよいでしょう。着物は、体のおうとつがなくなるように補正して着るため、顔も平面的にしたほうが、バランスがよく見えるようです。
普段は、ハイライトやシェーディングを入れて立体的な顔に仕上げているというママも、着物を着て入学式に出席するときは、控えたほうがよいかもしれません。
陶器のような肌に仕上げる
マットかセミマットに仕上がるファンデーションを使って、しっかりとベースメイクをすることが、着物に合うメイクを作るポイントのようです。陶器のようなきめ細やかな肌をイメージしてメイクをするとよいかもしれません。
コンシーラーやコントロールカラー、肌を少し明るく見せる色のファンデーションを使うと、着物が映えるムラのない肌に仕上がるでしょう。
着物は首元がよく見えるので、ファンデーションを塗った顔と首の境目が目立たないように、しっかりとぼかすか、首にも薄くつけるとよいかもしれません。
艶がほしい場合は、パール感の控えめな下地を使って艶感を調整するとよいでしょう。パール入りのパウダーもありますが、下地に仕込んだほうがより自然で上品な艶ができるかもしれません。
着物がきれいに見えるように、肌の質感にこだわってメイクしてみるとよさそうですね。
着物に合うポイントメイクのコツ
着物を着るときにするポイントメイクのコツについてご紹介します。
眉
顔の印象を大きく変える眉は、和装メイクでも重要でしょう。
着物には、アーチ型の眉が合うようです。なだらかな曲線を描く眉は、上品で落ち着いた印象を与えるため、入学式にもぴったりかもしれません。
細すぎたり、眉頭が上がっている眉は、きつい印象を与えるようです。眉を描くときは、「太すぎず、細すぎず」「濃いめ」「短め」を意識するとよいでしょう。
ただし、眉頭が濃いと眉毛が目立ってしまい、顔全体のバランスが悪くなるため、パウダーでぼかす程度にするとよいかもしれません。
アイメイク
アイメイクをするときは、使う色の数を抑え、切れ長の目元を意識しましょう。アイシャドウは、淡い色か帯や着物に使われている色を薄く入れる程度にすると、着物と顔に一体感が生まれるようです。
アイライナーは、黒のリキッドアイライナーで目尻を長めに引くとよいでしょう。まつ毛はビューラーでカールさせることが多いかもしれませんが、カールさせずにすだれまつ毛にすると落ち着いた印象になり、着物に合う目元を作れるようです。
切れ長の目元をさらに強調したい場合は、目の際に締め色のアイシャドウを入れるとよいかもしれません。
リップ
口紅は、はっきりとした色を選びましょう。着物は華やかなものが多いので、淡い色合いの口紅だとバランスが悪くなってしまうこともあるようです。
直に口紅を塗るよりも、リップライナーで輪郭を取ってから色をのせると、唇の印象がはっきりして顔全体が華やかになりそうですね。よりきれいに仕上げたいときは、コンシーラーやファンデーションで唇の地の色を消してから口紅を塗るとよいようです。
口紅を指でポンポンと塗ったり、輪郭をぼかすようなリップメイクもありますが、着物を着て正式な式典に行くときは控えたほうがよいかもしれません。
チーク
チークは血色がよく見える程度に、薄くつけるとよいようです。チークを濃くすると、口紅とのバランスが悪くなるだけでなく、幼い印象を与えるため、気をつけましょう。
頬に自然な血色がほしいときは、ローズや肌に馴染む色を選ぶとよいかもしれません。メイク全体の統一感を意識する場合は、口紅と同系色のチークがよいでしょう。
チークの位置は、頬の高い位置からこめかみに向かって入れると自然に色づいているように見えるかもしれません。パウダーチークを使うと派手になりすぎず、上品に仕上がるでしょう。
着物に合わせたメイクをして入学式に出席しよう
ベースメイクをするときは、マットできめの細かい肌になるように意識し、ハイライトやシェーディングをせず、平面的な顔になるように仕上げるとよいようです。
上品で落ち着いた印象に見えるアーチ型の眉や、切れ長の目元になるようにアイメイクをすると着物に合うでしょう。アイシャドウは派手にならないように色数を抑え、同系色の口紅とチークを選ぶと、顔に統一感が出るかもしれません。
着物に合わせた落ち着きのあるメイクをして、子どもの入学式に出席できるとよいですね。