抱っこ紐を使うときコートやジャケットはどうする?上下どちらに着るかなど着こなしのコツや選び方

抱っこ紐を使うときコートやジャケットはどうする?上下どちらに着るかなど着こなしのコツや選び方

コートやジャケットの上から抱っこ紐をするときは

2020.02.08

冬場や春先など寒い日の赤ちゃんとのお出かけに、コートや厚手のジャケットの上から抱っこ紐をしていると動きづらく、どうするとよいかと考えている保護者もいるのではないでしょうか。今回の記事では、抱っこもしくはおんぶの場合のアウター選びのポイントや、コートやジャケットを着るときに意識したいことなどについて、体験談を交えて紹介します。

抱っこ紐を使うときのアウター事情

寒い日の赤ちゃんとのお出かけでは、抱っこ紐を使いながらコートやジャケットを着ているママやパパもいるのではないでしょうか。

ママたちに聞いてみると、コートやジャケットの中に抱っこ紐をしていると、冬場は赤ちゃんとくっついていて暖かいが、肩が張って腕が動かしづらいのでどうするとよいのか気になると感じている声がありました。

春先は薄手のアウターを着るためコートやジャケットの上から抱っこ紐をつけていると、その都度抱っこ紐のベルトを調節しなくてはならないことが気になるため、どのようなものを選ぶとよいのか知りたいという方もいるようです。

そこで今回は、実際に抱っこ紐とあわせて着るアウター選びについて、保護者の体験談を交えて紹介します。


抱っこ紐はアウターの上下どちらにつける?

上着
leungchopan/Shutterstock.com

抱っこ紐を使うとき、保護者と赤ちゃんが暖かくすごせるようにするには、どのようにコートやジャケットを着たらよいのか考えている方もいるのではないでしょうか。アウターを着ているとき抱っこ紐をどう付けているか、経験者に聞いてみました。

アウターの上から

30代ママ
30代ママ

車に乗り降りする機会が多いのでどうするとよいか考えて、私も娘もコートやジャケットを着てから抱っこ紐を使うようになりました。冬場など車の中が冷えているときは、コートやジャケットを着たまま乗ることもあるので乗り降りのたびに脱ぎ着する手間が省けます。


20代ママ
20代ママ

寒い日は防寒ケープを活用しています。コートの上から抱っこ紐をつけ、その上からケープを羽織ることで、赤ちゃんとの体温調節がしやすくなりました。ケープは着脱が簡単なので、室内に入るときもスムーズです。


車の乗り降りが頻繁にある場合は、コートやジャケットの上から抱っこ紐をつけると楽に移動ができるかもしれませんね。冬の間はアウターが厚くてベルトが留めにくいと感じたため、夫にベルトを留めてもらったり、後ろ向きで鏡を見ながら留めたりしているという声もありました。さっと脱ぎ着ができる防寒ケープは、つねに車に常備しているという保護者もいました。


アウターの中に

20代ママ
20代ママ

息子が生後2、3ヶ月の頃は家の中でも抱っこ紐を使うことがあったので、外出するときはそのままアウターを着て、赤ちゃんを中に入れて出かけていました。赤ちゃんを降ろさずにコートやジャケットを着られるのでその方が楽でした。

30代ママ
30代ママ

急に雨に降られたときに抱っこ紐で赤ちゃんを抱えながら傘をさすと、赤ちゃんが濡れないようにするために自分が濡れてしまうことがあったのですが、フーディブルゾンのなかに抱っこ紐をつけると、雨の日も自分も赤ちゃんも濡れずに歩けてよかったです。


家の中で抱っこ紐を使うことがある方は、抱っこ紐の上からコートやジャケットを着て出かけることもあるようです。赤ちゃんがよく寝る時期であったり脱ぎ着が多かったりする方は、アウターの中に抱っこ紐をつけるとよいかもしれませんね。大きめのフードがついたフーディブルゾンを上から着るという声もありました。



抱っこ紐とあわせるアウター選びのポイント

抱っこ紐を使いながら着るコートやジャケットを選ぶときに、保護者がポイントにしていることを聞いてみました。


抱っこやおんぶの頻度

30代ママ
30代ママ

うちは兄の保育園の送迎で自転車を使っていて、下の子が生まれてからは送迎をどうするか悩んでいました。法令上はおんぶであれば抱っこ紐で自転車に乗せてもよいとわかったのでおんぶのときでも使えるよう、春用にケープタイプのジャケットを購入しました。


40代ママ
40代ママ

おんぶの頻度が高いので、背中のファスナーが開閉できるママコートを選びました。おんぶ時は背中のファスナーを開けて赤ちゃんを入れ、抱っこ時は通常のコートとして使えるので、1着でさまざまな状況に対応できて重宝しています。


抱っこ紐は主に抱っことおんぶ、どちらで使う機会が多いかを考えてコートやジャケットを選んだママがいるようです。なかには、抱っこやおんぶした状態で着られるダッカーつきのママコートを購入したという声も聞かれました。


体が動かしやすいか

上着選び
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20代ママ
20代ママ

もともと肩こりがひどくコートを着ると痛みが増すこともあったので、どうするか考えていたところ、軽くて肩や腕が動かしやすいキルティングジャケットにするとよいのではと友だちに言われました。それから軽くて薄手のジャケットを選ぶようにしています。

30代ママ
30代ママ

デザインと機能性を両立させたジャケットを選びました。抱っこ紐のストラップについているバックルが高めの位置にくるので、すぐ外したいときなどタイトなものより脇にあそびのあるコートが私には向いていました。腕の動きやすさも考慮して、ストレッチ素材のものを選んでいます。


30代ママ
30代ママ

アウトドア系のブランドのアウターは機能的で体も動かしやすく体温調節機能も優秀なので、抱っこ紐と併用するのにもってこいです。値段が高めなのがネックですね。


保護者のへの負担や体の動かしやすさを考えて、軽めのコートやキルティングジャケットを選んでいるという保護者や、バックルが高めの位置にくるので腕を動かしやすいアウターを選んでいるといった声もありました。肩こりを抱える保護者には軽い素材でできたダウンジャケットは肩に負担があまりない上に暖かいので、冬にはよいかもしれませんね。



長く使えるか

30代ママ
30代ママ

妊娠中のお腹が大きくなってきた頃に、コートやジャケットをどうするかと悩んでいて、産前から産後あたりまで長く使えるAラインのコートを見つけました。お腹周りが広い作りだったので、11月の出産でしたが、10月から2月頃まで着られました。


30代ママ
30代ママ

肩を落としたデザインのドロップショルダータイプのアウターを、3月から6月の産前産後の期間によく着ていました。


妊娠中から産後まで長く使えるような、胴回りが広めのコートを選んだというママもいるようです。また、肩の位置が高めのジャケットより、ドロップショルダーの方がゆとりがあり、抱っこ紐をつけたままでも動きやすいという声もありました。

なかには、夫のコートやジャケットはサイズが大きく、抱っこ紐をしてもジッパーが上の方まで閉められたので、新しいアウターは購入せずに夫のものを着ていたという声も聞かれました。


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抱っこ紐でアウターを着るときに意識したいこと

抱っこ紐をしてコートやジャケットを着るとき、保護者はどのようなことを意識しているのでしょうか。


大人も赤ちゃんも温かくする

20代ママ
20代ママ

私の住む地域では、春先でも寒くてダウンコートが必要なくらいの日があります。コートやジャケットの上から抱っこ紐をつけるときは、赤ちゃんも寒くないよう、コートやジャケットを着せたり足元にはレッグウォーマーをつけたりして、お互い冷えないような対策をしています。


20代ママ
20代ママ

冬は重ね着を工夫しています。薄手のジャケットを着て抱っこ紐をつけ、その上から羽織りタイプのコートを着用します。室内に入ったときはコートだけ外せるので、赤ちゃんとの体温調節がしやすくなりました。


地域によっては春になっても、寒い日が続くことや昼夜で寒暖差が大きいこともあるかもしれません。ママやパパだけでなく赤ちゃんも寒さを感じないよう、特に足元や首元に気をつけているというパパの声もありました。防寒ケープのような羽織りタイプのものも根強い人気がありそうです。



抱っこ紐のベルトをつける

30代ママ
30代ママ

ダウンジャケットの上から抱っこ紐をつけていたら、肩ひもがすべって片側が落ち、赤ちゃんが不安定になってしまうことがありました。背中のベルトがゆるかったようで、それ以来ベルトの調節やベルトがきちんとついているか確認するようになりました。

40代ママ
40代ママ

抱っこ紐のベルトを外したいときがあるので、マジックテープ式のベルトカバーを使っています。コートの上からでもベルトの着脱が簡単にできるので、急な状況変化にも対応できて便利です。

抱っこ紐をつけたときに、全てのベルトがついているか確認を忘れずにすることで、安心して赤ちゃんとの外出ができそうです。


他にも、なで肩のママはコートやジャケットの上から抱っこ紐をつけると下がってきてしまうことがあったため、コートやジャケットの中でつけるようにするなどベルトが正しい位置でつけられるように工夫しているそうです。ベルトやストラップを外したいときに動きを阻害しないアウター選びも大事なようです。


おんぶの場合のアウターの着方

おんぶで赤ちゃんを抱っこ紐で運ぶ際のアウターの着方には、いくつかのポイントがあります。赤ちゃんの快適さと保護者の動きやすさを両立させるため、保護者はさまざまな工夫をしているようです。


30代ママ
30代ママ

おんぶの際は、まず薄手のインナージャケットを着て抱っこ紐をつけ、赤ちゃんをおんぶします。その後、大きめサイズのコートを羽織ります。この方法だと、赤ちゃんの体温調節がしやすく、私自身も動きやすいです。


30代ママ
30代ママ

おんぶ専用のケープを使っています。抱っこ紐でおんぶした後、このケープを被せるだけで赤ちゃんを寒さから守れます。軽量で持ち運びも楽なので、急な天候の変化にも対応できて重宝しています。


40代パパ
40代パパ

私は背が高いので、おんぶの際は背中開きのコートを使っています。ファスナーを開けて赤ちゃんを入れ、閉めれば赤ちゃんも私も暖かく過ごせます。動きやすさも確保できるので、長時間の外出でも快適です。


20代ママ
20代ママ

おんぶの際に、うっかりフーディブルゾンを着てしまったためフードが赤ちゃんのじゃまになり、結局おんぶができなかったことがありました。


おんぶの場合、赤ちゃんの体温管理と保護者の動きやすさのバランスが大事なようです。背中開きのコートや専用ケープの使用、フーディブルゾンなどフード付きのジャケットを避けるなどアウター選びもポイントになるといった声が多く聞かれました。

また、季節や外出時間によっても着方を変えるなど、柔軟な対応が求められるでしょう。


赤ちゃんが暖かくすごせるようにしよう

赤ちゃん
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抱っこ紐をしながらコートやジャケットを着るとき、抱っこ紐をコートやジャケットの上からつけたらよいか、コートやジャケットの中につけたらよいかと考える方の参考になるような体験談を紹介しました。


車の乗り降りやコートやジャケットの脱ぎ着、主に抱っこかおんぶかなど、頻繁にあることや生活のシーンを考えると、どうするとよいかは家庭によってさまざまなようです。羽織りタイプの防寒ケープやフーディブルゾン、ママコートなど、用途によって使い分けている方も多く見られました。また、サイズや機能性、デザインなども重要なポイントであることも見えてきましたね。


冬から春にかけても寒さが続くことがあるかもしれません。赤ちゃんとママやパパどちらも暖かくできるようなコートやジャケットが選べるとよいですね。


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