マテル・インターナショナルが乳幼児のブロック遊びに関する比較実験を実施
乳幼児が2種類のブロックと積み木で遊ぶ様子を「遊びの持続時間」「遊び方の種類と頻度」「感情表現の種類と頻度」の観点から分析。ミドルサイズのブロックに比べて、遊びの持続時間が1.4倍も長い「1才からのメガブロック」とは。
「マテル・インターナショナル」が、プリスクールブロックカテゴリー(乳幼児向けブロック)において米国売上No.1*のブランド「1才からのメガブロック」を用いた、乳幼児のブロック遊びに関する比較実験を実施しました。
*The NPD Group/JAN-DEC 2021 プリスクールブロックカテゴリー米国No.1
実験では、初めてブロック遊びをする乳幼児1才~3才を対象に、「1才からのメガブロック」「ミドルサイズのブロック」「積み木」の3種類で遊ぶ様子をそれぞれ動画で撮影し、遊び始めから終わりまでを観察。
それぞれ「遊びの持続時間」「遊び方の種類と頻度」「感情表現の種類と頻度」を集計し、3種類のおもちゃで結果を比較したところ、「1才からのメガブロック」が3つ全ての観点で優れていることがわかりました。
被験者の平均遊び時間は、積み木が417.4秒、ミドルサイズのブロックが602.8秒であったのに対し、「メガブロック」は861.6秒と最も長く遊び続ける結果に。
他の玩具に比べて「重ねる」「外す」という思考活動を伴う遊び動作も多くみられました。
感性工学・人間工学の専門家である菅原徹先生は、「組み立てやすく、取り外しやすいストレスフリーな『メガブロック』の設計が、乳幼児の遊びの継続を阻害せず、夢中で遊び続けることができる要因」と解説。
重ね合わせて組み立てたものが接触により崩れてしまう積み木や、結合ブロックの取り外しが難しいミドルサイズブロックは、遊びが継続しにくいことも。
一方の「メガブロック」では、突起上部の円錐台の立体形状をしており、ブロックを斜めから重ね合わせようとした場合にも、垂直の結合へと導いて組み立てをサポート。
ブロックの結合部の突起も大きいため、目につきやすく組み立てを視覚的に誘導。一度結合したブロックの取り外しにも力を要さず、もどかしさに伴うイライラ感やストレスも少ないです。
このような特徴から、子どもの「できた!」という成功体験が重なりやすく、自己肯定感や自信のあるパーソナリティーを育てることにも役立ちそうです。
また、「メガブロック」は各辺を丸く形成してあることから、誤ってブロックを踏みつけたり強く握ったり、接触した場合に痛くないのもポイント。安全性と快適性に配慮した設計となっています。
さらに、ブロック本体だけでなく収納バックにも子どもの感性に訴える工夫を用意。
持ち手がブロックと同様の円錐台の突起で構成され、収納バックが「大きなブロック」や「玉手箱」を想像させる形状に。「おもちゃの玉手箱を開く、ブロックを取り出し組み立てる、玉手箱におもちゃを片付ける」という遊び始めから終わりまでのわくわく感を楽しめます。
子どもの夢中を邪魔する要素を徹底的に排除し、ストレスフリーに楽しく遊び続けられる工夫がたくさん詰まった「1才からのメガブロック」。コロナ禍でのおうち時間にぜひ、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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