創元社から、賢く明るく親しめるSDGsアクションが分かる本が発売中
日常生活で使う100以上の品物を取り上げて、「物の使い方」をどう変えれば地球環境にポジティブな影響を与えられるか、専門用語を使わずわかりやすい内容で解説。テーマごとに興味のあるページから読めるほか、各国の取り組みや最新事情が分かるコラムも豊富に紹介
「創元社」から、今日からできるSDGsアクションが分かる本 「SDGsな生活のヒント―あなたの物の使い方が地球を救う(以下、SDGsな生活のヒント)」が発売中。
著者は、気候変動と持続可能な開発に関する国際レベルの活動に20年以上携わり、複数の国の政府、世界の指導者たち、企業や国際機関のアドバイザーを務めた経験を持つ環境科学者 タラ・シャイン氏。
気候変動対策をテーマとした国際会議が開かれるなど、私たちの身近で聞かれるようになった「SDGs」。
メディアでも取り上げられ、企業の取り組みなども伝えられているが、私たち一人ひとりはどのようなことから始めればよいのか。
「SDGsな生活のヒント」では、私たちが日常生活で使う100以上の品物を取り上げて、「物の使い方」をどう変えれば地球環境にポジティブな影響を与えられるかを一つひとつ解説。
専門用語を使わず、親しみやすい内容になっており、家庭から職場まで毎日の暮らしの中で使う物、する作業、日頃の習慣について、科学的裏付けがある賢い選択をするためのヒントが満載だ。
環境学者で、地球規模の気候変動の専門家であるタラ氏らしい、以下のようなポジティブで読みやすい語り口で、サステイナブル(持続可能)な生活の楽しさや便利さを教えてくれる。
・たとえば…コーヒーのテイクアウト用カップ
外出先で気軽にコーヒーを飲むときに便利な飲料カップ。
使い捨て飲料カップの多くは紙製ですが、防水性を与えるためにプラスチックでコーティングされています。
したがってリサイクルできず、埋め立てか焼却するしかありません。
飲料カップがごみになると、紙の部分は分解されますが、プラスチックのコーティングは細かく千切れてマイクロプラスチックになり、環境へのリスクになります。
→私たちにできること
・マイカップを持ちましょう。外で飲むときに愛用したいと思うお気に入りのコップを選ぶことが大切です。
・使い捨てカップの場合、プラスチックの蓋だけは洗ってリサイクルすることも意識しましょう。
そのほかにも、“ストッキングとタイツ”、“コンピューター“などテーマごとに簡潔にまとまっており、興味のあるページから読むことが可能。
また、各国の取り組みや最新事情が分かるコラムも豊富に紹介している。
SDGsを自分ごととして考えることができるガイド本。この機会にぜひ、家庭でも取り入れてみては。
SDGsな生活のヒント―あなたの物の使い方が地球を救う
著/タラ・シャイン
訳/武井 摩利
創元社刊 3,630円(税込)
※環境配慮型書籍(FSC認証、植物性インキ使用)
問い合わせ先/創元社
tel.06-6231-9010